2018/1/14

何でもランキング

西1位 別府ラクテンチ 680ポイント
花の形 てんびんも回る(大分県別府市)

別府市の小高い丘の上にそびえ立つ。不思議な形をした塔は国内唯一の二重観覧車だ。てんびんの軸の両端がそれぞれ観覧車になっている。左右の観覧車だけでなく、てんびんの軸自体も回転する。花が咲いたような形に「こんな観覧車があったのかと、見ているだけでワクワクする」(吉村さん)。2003年に閉園した兵庫県の宝塚ファミリーランドにあったものを部分的に移設。園内に入るために乗る急勾配のケーブルカーや昭和の香り漂う遊具や遠くに見える別府湾のキラキラと光り輝く水面なども魅力で「大分に来たら遠回りしてでも行きたい」(鈴木康之さん)。

(1)600円(2)40メートル(15分)(3)2004年(4)JR別府駅からタクシーで8分

西2位 エキスポシティ 540ポイント
高さ日本一 VIPルームも(大阪府吹田市)

高さ日本一の観覧車。72台のゴンドラが全て床面が透けるシースルー構造で「スリル満点」(雨宮健一さん)。岡本太郎が制作した太陽の塔や高速道路を走る車のライトを「高所から鳥の目線で見下ろすような楽しみ方がお薦め」(大下さん)。世界で初めて免震構造を採用。ネットからの事前予約システムや、シャンパン(別途料金)も飲めるVIPルームを導入するなどサービス面でも「観覧車の概念を打ち破った」(酒井昭宏さん)。

(1)1000円(2)123メートル(18分)(3)2016年(4)大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩2分



西3位 京都市動物園 530ポイント
郷愁覚えるたたずまい(京都市)

国内で稼働する観覧車としては2番目に古い。2015年に動物園は全面改装、観覧車や古い遊具を集めた一角は「ここだけ時間が止まったよう」(鈴木さん)。「ノスタルジーあふれるたたずまいに中高年世代は郷愁を覚えるはず」(直嶋さん)だ。「パステルカラーのゴンドラは歴史的な京都の街並みに意外とマッチする」(大嶋さん)。

(1)200円(2)12メートル(2分半)(3)1956年(4)地下鉄東西線蹴上駅から徒歩5分



西4位 姫路市立動物園 520ポイント
桜の上に姫路城(兵庫県姫路市)

小さなゴンドラで「2人で乗るとぎりぎりの狭さもひそかな魅力」(大嶋さん)で、上半分が覆われていないため「春は満開の桜の上にぽっかり出た瞬間、姫路城が見える」(内池秀人さん)。観覧車と同じ年に開業した東海道新幹線を模したミニ列車が周囲をぐるっと囲むのもかわいらしい。「城目当ての観光客は通り過ぎてしまうが、一緒に訪れてみてほしい」(鈴木さん)。

(1)150円(2)13.8メートル(2分)(3)1964年(4)JR姫路駅から徒歩15分



西5位 HEP FIVE 460ポイント
夜は照らされ赤映える(大阪市)

真っ赤な塗装が特徴の、商業ビルを貫く観覧車。「ビルから観覧車が生えているかと目を疑った」(酒井さん)。「大阪を動かす歯車のよう。高層ビルに囲まれるようになった今も存在感は変わらない」(福井さん)。「ライトアップされた車体が映える夜がおすすめ」(大嶋さん)で「360度のパノラマが絶景」(内池さん)。「上から見たJR大阪駅はダイナミックだ」(鈴木さん)。

(1)500円(2)106メートル(15分)(3)1998年(4)梅田駅から徒歩3分



西6位 ハウステンボス 420ポイント
幻想的な光の世界(長崎県佐世保市)

ハウステンボスの世界観を壊さない白一色が美しい。ゴンドラの下には風車や運河などヨーロッパのような景色が広がり「本当にオランダに来た雰囲気が味わえる」(酒井さん)。夜間には青い海のようなイルミネーションもあり「園内の川に観覧車の光が揺れ、船が水面を進む光景は幻想的」(直嶋さん)。「光の世界の主人公になれる」(大畠さん)。

(1)700円(2)48メートル(11分)(3)2011年(4)JRハウステンボス駅から徒歩5分

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は選者の評価を点数化。観覧車のあるテーマパーク名、所在地。(1)大人1人の利用料金(一部施設は別途入園料が必要)(2)高さ(1回の所要時間)(3)開業年(4)行き方。写真は東日本1、4、6位、西日本1~5位瀬口蔵弘、東日本2位内池秀人、東日本5位小山隆史、ほかは各施設提供。

調査の方法 観覧車専門サイトの主宰者や写真家、旅行会社が全国に約150ある観覧車の中から形状や大きさ、サービス、歴史などに特徴がある37カ所を選出。独自性や観光スポットとしての魅力などの観点から順位を付けてもらい、集計した。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。

▽雨宮健一(KNT―CTホールディングス国内旅行部)▽内池秀人(写真家)▽大下孝枝(いこレポ・いこーよ編集部)▽大嶋晴子(観覧車専門サイト運営)▽大畠大介(遊園地ドットコム編集長)▽酒井昭宏(JTB九州CSR推進室)▽鈴木康之(観覧車専門サイト運営)▽直嶋航(「観覧写」真家)▽福井優子(観覧車通信日本支局長)▽吉村和敏(写真家)

[NIKKEIプラス1 2018年1月13日付]

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