ゴルフコースでは、寒い日や雨の日こそあなたの装いが見られています! 保温や防水対策をきちんとしながら、天候に左右されず洒脱かつ快適にラウンドするコツを学びましょう。ファッションディレクター森岡 弘さんがレクチャーしてくれました。
当日の天候を常にイメージして備えましょう
冬晴れでも底冷えする早朝スタートや雨天でもやむなしの接待ゴルフなど、寒さや雨の中でラウンドしなければならないことはままあります。そんなときは自分に合った機能性ウェアがあれば、気分もスコアも天候に左右されることはありません。
ポイントは自分のスタイルに合った色柄・デザインの防寒ウェアやレインウェアを、天候によって使い分けること。寒いからといって服をやみくもに重ねては見た目がチグハグな上に動きづらいですし、雨だからといって間に合わせの適当な雨具では気分が上がりません。ゴルフは唯一ファッションを楽しめるスポーツなのですから、機能性と見た目のバランスは意識したいところ。そのためにはラウンドする日の天候をイメージして、状況に適ったウェアをあらかじめ準備しておくことがポジティブに楽しむ秘訣です。
「自分らしい機能性ウェアがあれば天候に振り回されません」
【教える人】
ファッションディレクター 森岡 弘さん
8年前に手掛けた雑誌のゴルフ特集でゴルフに開眼。エグゼクティブのみならずプロゴルファーに装いをアドバイスするなど、ゴルフの「装い方改革」を推進。
■case 1 冬晴れの寒い日
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見た目はスマートでも、実はしっかり暖かい
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