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「豪華すぎる駅弁店」が東京駅に 高級肉の三段重ねも

日経トレンディネット

2018/1/26

駅弁激戦区の東京駅に新登場した「格之進TSB」と「TSUKADA FARM TOKYO」。素材にこだわり「さすが東京駅」と感心される駅弁を届けたいという

駅構内にある「駅弁屋 祭」だけでも約200種類の弁当がひしめき、「駅弁の戦場」といわれる東京駅。同じくエキナカにある商業施設「京葉ストリート」に2017年12月13日、「地方生産者とお客さまをつなぐ」ことをテーマにした駅弁やおむすびを提供する3店舗が新たにオープンした(うち1店はリニューアル)。

京葉ストリートを運営するJR東日本リテールネットは「見ていて飽きず、食べてみたくなる。『さすが東京駅』といわれるような弁当を提供して、地方生産者の思いを東京駅から全国に届けていきたい」と抱負を語る。「さすが東京駅」と感心されるような駅弁とは、どんな弁当なのだろうか。リニューアルオープンの「おむすび 百千(ももち)」以外のニューオープン2店の駅弁を実際に食べてみた。

■肉が多すぎて、ご飯が足りなくなる

「格之進(かくのしん)」初の駅弁専売店舗「格之進TSB(ティー・エス・ビー)」。地元・岩手県の食材を使い、熟成肉や人気商品のハンバーグを入れた4種類の肉弁当を販売している

ニューオープンのうち1店は、牛肉卸売業・飲食業の門崎(岩手県一関市)が展開する飲食店「格之進(かくのしん)」初の駅弁専売店舗となる「格之進TSB(ティー・エス・ビー)」。熟成肉の仕掛け人と呼ばれる同社代表取締役の千葉祐士氏がプロデュースした4種類の弁当は、いずれも牛肉ずくめだ。

実は格之進のネットショップなどで人気なのが冷凍ハンバーグ。ハンバーグは一般的に肉を成形した際に出た余りを使うことが多いが、格之進ではハンバーグのためだけに選んだ牛肉と豚肉を使っている。さらに、味付けに三陸野田産の天然塩「のだ塩」、黒メダカが生息する清らかな水で栽培した「神崎めだか米」、酒用麹(こうじ)菌「黎明平泉」と、全て岩手県産の素材で作った自家製塩麹(こうじ)を使用し、うまみを引き出しているという。筆者も何度か注文したことがあるが、焼きたてにナイフを入れると肉汁が噴出する、専門店レベルのハンバーグだ。しかし駅弁のおかずとして冷めた状態だとどうなのか、一抹の不安があった。

格之進TSBの「段違いハンバーグ」(1404円)は、ソースがかかったハンバーグ、熟成肉特製そぼろ付きごはんという非常にシンプルな弁当。

「いわて南牛」と「白金豚」を使ったハンバーグと熟成肉特製そぼろご飯がセットになった「段違いハンバーグ」(税込み1404円。以下、価格は全て税込み)

ハンバーグは洋食店で出てくるようなサイズと厚みで、口に入れると軟らかくほどけ、肉汁があふれ出す。焼きたてよりも締まってはいるが、一般的な弁当に入っている硬めのハンバーグとはまるで違う食感だ。

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