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パンダの家族にほっこり 温泉と動物ふれあいの旅

水津陽子のちょっとディープ旅

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NIKKEI STYLE

2017年6月に東京・上野動物園で誕生したジャイアントパンダのシャンシャンが、12月に公開されました。でも、かわいいパンダをもっとじっくり見たい! という方も多いのでは。愛らしい動物たちとのふれあいと、由緒ある名湯でほっこり温まる旅はいかがですか。

5頭の家族パンダが暮らすアドベンチャーワールド

和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」は南紀白浜空港から約2.5km。紀伊水道に面した丘の上、約80万平方メートル(東京ドーム約17個分)の敷地に動物園と水族館、遊園地が一体となったテーマパークです。ここに、現在1歳のメスの子パンダ結浜(ゆいひん)、2歳年上のメスの双子パンダ桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)、お父さんパンダの永明(えいめい)、お母さんパンダの良浜(らうひん)と、5頭の家族パンダが暮らしています。

ジャイアントパンダの同園での飼育実績は1994年から18頭を数え、うち15頭がアドベンチャーワールド生まれ。お父さんパンダの永明は2歳の時に来園し、現在25歳。アドベンチャーワールドで生まれた14頭のパンダの父親であり、飼育下で自然交配し繁殖した世界最高齢のパンダです。

アドベンチャーワールドでパンダが見られる施設は「ブリーディングセンター」と希少動物繁殖センター「PANDA LOVE(パンダラブ)」の2つ。それぞれにガラスの囲いのない屋外運動場があり、パンダがより身近に感じられます。

パンダは1歳になると体重30~40kg。永久歯が生えそろい、竹を食べるようになりますが、その姿はまだまだ子どもでコロコロしています。パンダが大人になるのは、メスが4~5歳で体重約100kg、オスは6~7歳で約120kgです。3歳の桜浜・桃浜はだんだん大人の姿に近づいてきています。

ゲートをくぐって少し歩くと結浜、桜浜・桃浜たちが暮らすパンダラブの屋外運動場が見えてきます。芝生の上で遊ぶパンダはとにかく愛くるしく、竹をムシャムシャ食べたり、お昼寝したり、木の枝の上を歩いて足を踏み外して落っこちそうになったり。しぐさのひとつひとつがかわいくて目がくぎ付けになります。屋内施設では高い木の上で遊んだり、ユーモラスな寝姿のパンダたちを見られることも。

一方、父・永明と母・良浜が暮らすのは「ブリーディングセンター」。ここには歴代のパンダたちの系譜も展示されています。屋内施設は完全にガラスで仕切られており、赤ちゃんパンダが生まれるとここで過ごします。屋外運動場にはガラスの仕切りはありません。25歳と高齢の永明は、芝生の上でのんびりくつろぐ姿がよく見られます。

間近でパンダを見られる「パンダラブツアー」、パンダの生態や繁殖研究を学ぶ「パンダ塾」などバックヤードツアーや各種アトラクションも充実。約2カ月前からネット予約もできます。

サファリと水族館でお気に入り動物と存分にふれあい

アドベンチャーワールドでは、さまざまな動物とふれあえるのが魅力。餌やり体験などができる各種施設やサービスがあります。

サファリワールドの草食動物エリアは、ゆっくり歩いて回れるほか、列車タイプの専用車「ケニア号」で一周できます(所要時間25分、無料)。キリンやアフリカゾウ、シロサイへの餌やり体験は餌代100円から。2階建てバス(有料)の2階席は天井やガラスの仕切りがなく、特に肉食動物エリアでトラやチーターをより身近に感じられます。動物にさらに接近できる「ジープサファリ体験ツアー」や、来園者がライオンに肉を与えられる「ライオンフィーディング」などの有料アトラクションも。

園内にはリスザルやコツメカワウソなどの小動物や鳥と出合う「ふれあい広場」、ワンちゃんたちとふれあえる「わんわんガーデン」、ミニチュアホースとのお散歩や乗馬体験ができる「ホースキャンプ」などが点在します(一部有料)。

一方、海の生き物と出合える「マリンワールド」には、ホッキョクグマや8種類のペンギンが暮らす「海獣館」、「イルカふれあいプール」などのほか、イルカやクジラのマリンライブ「Smiles」が見られる「ビッグオーシャン」などのアトラクション施設(すべて無料)があります。ビッグオーシャンは白浜の美しい海を背景にした開放的な施設で、自然と一体になったマリンライブはダイナミックでフォトジェニックです。

園内にはパンダやサファリなどをテーマとしたメニューがあるレストランやショップも多く、小さな子どもも楽しめる全天候型の「エンジョイドーム」、観覧車やジェットコースターのあるプレイゾーンなど盛りだくさんです。

海との一体感、開放的な温泉三昧

アドベンチャーワールドのある白浜町には、自然がつくり出した迫力満点の景勝地が点在しています。

総延長620メートルの遠浅の美しい白砂の浜「白良浜」、太平洋に向けて突き出した岩盤が打ち寄せる荒波に浸食されてできた「千畳敷」、その南側の海岸にそそり立つ高さ50~60メートルの大断崖「三段壁」、そして島の中央に海蝕洞がぽっかり空いた小島「円月島」など。「日本の夕陽100選」にも選ばれた円月島は、春秋の彼岸のときには海食洞に夕日がぴったりはまって見えます。見どころを船で巡るなら、「白浜クルージング」などのアクティビティーがあります。

南紀白浜温泉は、環境省や観光庁が後援する温泉の人気投票イベント「温泉総選挙2017」のリフレッシュ部門とファミリー部門で1位にランクインしました。動物とふれあった後は、日本三古湯の一つに数えられてきた温泉にゆっくりつかってリフレッシュしては。

景勝地・三段壁から約1.2km、岬と一体となった宿「浜千鳥の湯 海舟」は、客室や岬の突端にある「見晴台望陽亭」などから望む美しい夕日や海の景色、開放感たっぷりの露天風呂などが魅力の宿です。

海を望む客室は、露天風呂付きのタイプや、別荘気分を味わえる離れタイプなど。食事は豪華な舟盛り付き会席料理や、熊野産黒毛和牛が味わえる季節の趣向会席、秋冬は高級魚のクエを食す鍋会席も人気です。

一番の魅力はやはり温泉。海舟には2つの源泉があります。大浴場のヒノキづくりの内風呂は眺めも抜群。露天風呂は、梅干しを漬けるのに使われる梅だるを湯船にしたお風呂と岩風呂があります。さらに、湯巡りの小道に点在する3カ所の貸切露天風呂があり、いずれも無料で利用できます。予約不要なので空いていれば夜は午前0時まで、朝は5時から入れます。

湯巡りの小道を下りていくほどに水平線は低くなり、海に近づきます。特筆すべきは混浴露天風呂の「浜千鳥の湯」。ここは海舟の温泉の中では海岸に一番近く、岬の突端から空と海と温泉が一体となるかのような瞬間を味わえるでしょう。混浴露天風呂では専用の湯あみ着も用意されています。

水津陽子
 合同会社フォーティR&C代表。経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究などを行う。

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