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津田大介が試した スマートスピーカー3機種の会話力

2018/1/11

3台のスマートスピーカーを試用した津田大介氏。現時点で使いやすいと感じたのはGoogle Homeだったという

 日本語音声を認識するAI(人工知能)アシスタント内蔵の「スマートスピーカー」が次々と登場している。今回はLINE、Google、Amazon(発売順)という主要3機種をまとめて試用することができた。僕にとって現時点で一番使いやすいのはGoogle Homeだった。

■音楽好きにうれしいSpotify連携

 2017年後半、LINE「Clova WAVE」を皮切りに、Googleの「Google Home」、そしてAmazonの「Amazon Echo」と、スマートスピーカーが続々と登場している。どれが使いやすいのか、気になる人も多いのではないか。

 僕が考える「使いやすさ」とは、具体的には音声認識の精度と速度だ。何かを呼びかけたときに反応する速度、サクサク感と言い換えてもいい。そこはGoogle Homeが一番だった。

 以下、実際に3機種を使いながら主な機能を紹介しよう。

 基本的な使い方はどの機種でも同じだ。音声コマンドで話しかけるとAIアシスタントが起動する。Google Homeは「OK、グーグル」か「ねえ、グーグル」、Amazon Echoは「Alexa(アレクサ)」、Clova WAVEは「Clove(クローバ)」だ。

Google Home。上面のタッチパネルでボリューム操作ができる。直径96.4×高さ142.8mm、実売価格1万4000円(税抜き)

 Google Homeは音楽ストリーミングサービス「Spotify」と連携させられるので、こんな使い方ができる。

津田「OK、グーグル、Beyonceの音楽をかけて」
Google Home「……SpotifyでBeyonceを再生します」(と答え、Beyonceの「Mi Gente」を再生)

 滑舌が悪いとエラーが出ることもある。例えば「Beyonceの音楽をかけて」と話しかけたつもりが「ジョアン4世」と聞き取られてしまい、「……すみません、エラーが起きました。もう一度試してください」と答えたことがあった。だがAIがユーザーの話し方の癖を機械学習するので、この辺りは実際に使い込んでいけば解決するだろう。

 音楽用スピーカーとして、Google Homeは可もなく不可もなくという印象だ。本格的に音楽を聴きたい人はBluetooth対応のスピーカーをつなげることになるだろう。その点、Amazon Echoには外部出力用の3.5mmステレオジャックが付いている。外部スピーカーを有線で接続するニーズがどれだけあるかは別として、拡張性という意味では優れている。

Amazon Echo。直径88×高さ148mm。直販価格1万1980円。購入には招待が必要だ

 Amazon EchoはAmazon Musicと連携する。試してみよう。

津田「アレクサ、音楽をかけて」
Amazon Echo「Amazon Music邦楽ステーション」(と答え、広瀬香美の「ロマンスの神様」を再生)

 Clova WAVEならLINE MUSICと連携する。「Clova、何か音楽をかけて」と話しかけたらClariSの「Irony」という曲を再生した。音楽を聴くスピーカーとして考えれば、きょう体の大きいClova WAVEは他の2機種と比べて有利だ。

Clova WAVE。上辺直径86.25×下辺直径139.84×高さ201.05mm。「LINE MUSIC」12カ月聴き放題付きで1万1280円

■家電やテレビとの連動が便利

 スマートスピーカーが便利なのは、声で家電を操作できるようになることだ。例えばGoogle Homeは、フィリップスのスマートLED「Philips Hue(ヒュー)」をオン・オフできる。使うコマンドは「OK、グーグル、電気をつけて(消して)」だ。

 また、Google Homeはメディアストリーミング端末の「Google Chromecast」を経由してネット動画を操作できる。YouTubeや動画配信サービスのNetflixとも連動するので、こんな使い方ができる。

津田「OK、グーグル、『ハウス・オブ・カード(Netflixオリジナルの人気ドラマシリーズ)』を再生して」
Google Home「Netflixの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』ですね。リビングルームで再生します」

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