青木裕子さん 2人目が生まれて、夫が育児に協力的に

日経DUAL

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2016年1月に第二子を出産。現在は、3歳と1歳の男の子を育てるフリーアナウンサーの青木裕子さん。男の子2人の子育てエピソードや育児と仕事の両立、今後の子どもの教育について、自然体で語ってもらいました。夫のナインティナインの矢部浩之さんのパパぶりも紹介します。

青木裕子さん

夫が休みの日になるべく仕事を入れる

――TBSテレビでは局アナとして多忙な日々を送られていたと思うのですが、お子さんが生まれてから生活は変わりましたか。

まさに180度というか、生活がガラリと変わりました。

――いまはどれくらいの頻度でお仕事をされているのですか。

基本的には、子育て中心の生活をしています。そこに週1~2日程度仕事が入るかな、という感じです。今は定期的なお仕事はしていないので、その都度相談しながら、決めています。結婚してからは今のようなペースで働いていて、子どもが生まれてからもあまり変わっていません。

――お仕事のときは、2人のお子さんはどうされているのですか。

夫が休みの日になるべく仕事を入れるようにしています。夫が難しいときは、実家の母の手を借りて、それで対応できるくらいのペースにしていますね。一時保育の託児所を利用していたときもあったのですが、小さい子が多いので、もうお兄ちゃんが嫌がってしまって。だから、なるべく夫か母にお願いしています。

今日は夫が休みなので、夫が面倒を見ています。下の子を連れて上の子の幼稚園のお迎えに行き、それから上の子の習い事に連れていっていますよ。

――矢部さん1人でもお子さんの面倒を見ることはできますか。

大丈夫です。ここに行く、など予定が決まっていればその通りにしてくれます。食事を用意するなど、もう1個期待を乗せると難しいですが……。

もともと夫はたくさんの人に会うことはあまり得意ではなく、子どもが生まれる前は、区役所に行く用事などは私がしていました。けれど、子どもが生まれてからは幼稚園や習い事の送り迎えも積極的にしてくれるようになりました。ママ友とも普通に話をしていますね。皆さん、パパにはやさしいから(笑)。

―― ママ友はどんな方が多いですか。

上の子の幼稚園のお友達や、下の子が週に1回通っているプレスクールのお友達、ご近所にも同級生が多いので、色々なママたちとお付き合いをしています。周りに情報通なママが多いので、いろいろ教えてもらえるのもありがたいです。

子ども2人になってからが、気持ち的にラク

――男の子2人の子育てはどうですか。

2人だとケンカが多くなるので、忙しいときはイライラすることもあります。お兄ちゃんが何でもルールを決めて教えたがるんです。弟に「そっちに立ってね、僕はここに立つからボール投げっこしよう」と言っても、弟は動いちゃうじゃないですか。それで上の子が怒る、というのを繰り返すので、「言っても(弟は)分からないから!」みたいなことが時々あります。

でも、私は子どもが2人になってからのほうが気持ち的にラク。1人だけ見ているときは、大丈夫かなと心配する気持ちが強かったので、精神的に分散されました。

夫も子どもが1人のときよりも手伝ってくれるようになりました。1人のときは、ちょっと無理して頑張ると私だけでもできる、みたいな感じだったのですが、2人になると頑張ってもやりようがない。夫に「やって」と言うようになったら、意外と夫もできるんだな、と。

夫は仕事柄、平日午前中が空いていたり、夕方から夜まで仕事だったり、平日に急に休みになったりなど、時間が不規則です。何日か後の運動会に必ず来ることができる確証はいつもないのですが、平日休みには積極的に育児にかかわってくれます。

――男の子2人が生まれると想像していましたか。

最初に妊娠したときは、絶対女の子だと思っていました。というのも、私は3姉妹なので女系なのかなと。そうしたら、男の子だったのでびっくり。でも、夫は3兄弟なんです。だから、2人目のときは男の子かなと思いました。

――母親からすると、男の子の気持ちが分からない、という人もいます。

「サッカーは、パパが好きだから一緒にできたら楽しいな、という理由で習っています」

私は子育てが初めてなので、こんなものかな、と思って育てていますが、うちの母はびっくりしていますね。何でずっと走り続けているの?みたいな(笑)。

でも、男の子は面白いです。自分が子どものころに触れてこなかった遊びをしていますね。消防署に行ってこんなに楽しめるんだとか。上の子はいまストライダーに乗っていて、ストライダーのレースに親子揃って出たり、BMXも乗るので、スケートパークみたいなところに行ったりとか。子どもがいなかったら絶対に踏み込んでいなかったところに行けるので、新鮮で面白いです。

――上と下のお子さんはタイプが違いますか。

既にもう全然違います。長男と次男の違いだと思いますが、下の子は愛嬌にあふれています。上の子は場所見知りや人見知りが強くて笑顔が出るまで時間がかかるタイプだったのですが、下の子は笑顔でいることがかわいがってもらえるコツだと分かっているので、すぐに笑顔。何なら初めての人にこそ笑顔みたいな。

上の子はおとなしいと言われるのですが、はまるところにははまるタイプ。運動神経がものすごくいいタイプではないですが、乗り物は大好きですね。

最初は運動系の習い事

――幼稚園は楽しく通われていますか。習い事などはしていますか。

楽しく通っています。体を動かす習い事で、サッカーと体操とスイミングをやっています。毎日公園とかに行って、思いっきり遊べればいいのですが、なかなか時間も付き合う体力もなく……。習い事で体力を使ってくれるので、ありがたいです。

お友達と毎日約束して外に行って、というのもなかなか難しいですよね。幼稚園のお友達も習い事をしている子が多いので。受験を考えている家庭では、入りたい小学校を意識して、習い事を選ぶ場合も多いようです。

サッカーは、パパが好きだから一緒にできたら楽しいな、という理由です。子どもが外で走り回っている姿は見ていてとてもいいですよね。

体操は、私も運動神経が良くなかったので分かるのですが、小学校に入って縄跳びや鉄棒ができないと体育が大嫌いになっちゃうじゃないですか。小学校にあがる前にできることが増えていると心が折れないで済むかなと。

スイミングは下の子もやっています。親も一緒にプールに入らないといけないため、下の子が入っているときに上の子を見ている人が必要で、大人が2人いないとダメなんです。そのため、下の子とプールに入るのはパパの係。でも、うちのパパはすぐに風邪をひくので、パパの係と言いながら、私がプールに入ってパパが上の子を迎えにいくことが多いです。

夫は、子どもの病気を何でももらうんです。手足口病、はやり目、とびひもうつりました。私は大丈夫なのに。むしろ倒れて看病してもらいたいな、と思うくらいです(笑)。

青木裕子
フリーアナウンサー。1983年1月7日生まれ、慶応義塾大学・経済学部を卒業し、2005年TBSテレビにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』『News23x』をはじめ、報道やスポーツなど多くの番組を担当、その天真爛漫な人柄で注目を集めた。2012年12月末にTBSテレビを退職し、フリーアナウンサーとして活動をスタートした。2児の母として充実した毎日を送っている。

(ライター 平野友紀子)

[日経DUAL 2017年11月20日付記事を再構成]