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なやみのとびら、著名人が解決!

話題を独占したがる友人、うんざりです 脚本家、中園ミホさん

NIKKEIプラス1

2018/1/11

 なかぞの・みほ 脚本家。東京都生まれ。TVドラマ「Doctor-X 外科医・大門未知子」「花子とアン」や「ハケンの品格」を執筆。NHK大河ドラマ「西郷どん」の脚本を担当

 会社の飲み会で、一人で話題を独占したがる同僚がいます。それも自分のことばかり、同じような話を言う。周囲が話題を変えても、すぐに自分のことに引き戻す。うんざりしていますが、飲み会に参加しないわけにはいかず、困っています。(神奈川県・60代・男性)

 確かにこういう人、いますよね。私だったらこの人とは飲みに行かないなあ。一緒に飲んでもつまらないし、疲れるだけですからね。

 毎回、この人の話に、うんうんとあいづちを打って聞いてあげる人が、周囲にいるのが良くないのかもしれません。

 でもあなたや同僚のみなさんは、この人を仲間はずれにはしないのでしょう? 優しい人たちが集まった、雰囲気のよい職場なのでしょうね。そんなみなさんが我慢しているんだということが、うまく本人に伝わるといいのですが。

 あなたが一人で立ち向かうのはなかなか難しいと思います。みんなで相談して、明るく気づかせてあげてはどうでしょう。

 たとえば同じ話を2回しようとしたら「また出ました! 同じ話が」と明るく言ってみる。角が立たないように本人をしらけさせるには「出ました、自分語り!」と言うのも手でしょうか。あるいは、あえてメンバーの誰かが自慢話などをして「自分のことばっかりしゃべっちゃった。ごめんごめん」と謝ってみるとか。

 みんなで打ち合わせて、突っ込みを入れる順番を決めてしまってもよいかもしれませんね。

 自分の話ばかりすることが、どれだけ周囲に迷惑をかけ、不快にさせているか。そこをどうにかしてこの人にわかってもらわないと、まわりのストレスはたまる一方でしょう。

 この手のタイプと運悪く、飲み会で一緒になってしまったことがあります。自分の娘さんの自慢話をしはじめて、全く止まらないんです。

 確かに、自慢したくなるような立派なお嬢さんなんです。それはわかる。でも、いくらなんでも話が長すぎる。他の話に振っても、また娘の話に引き戻す。人の話に乗っかってきて、娘の自慢にすり替えていく。お酒が大好きな私ですら、文字通り、酒がまずくなりました。

 どんな組織にもこういう人はいます。同僚ならまだマシかもしれません。これが組織で力のある人や自分の上司だったら、本当に最悪ですよね。

 もしいろんな方法を試して、それでも直らなかったら? 本当にこの人と飲みたいのか、じっくり考えてみてください。私はやっぱり飲みたくないなあ。

 あなたの悩みをサイトにお寄せください。サイト「なやみのとびら」(https://www2.entryform.jp/tobira/)から投稿できます。

[NIKKEIプラス1 2018年1月6日付]

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