紙幣は2つ折りにして、奥まで差し込めば落ちる心配もない。このフリーポケットは2辺が開いているので紙幣を出し入れしやすい。2カ所あるのでもう一方は領収証やカードを分けて入れたりと、極薄設計にも関わらず使い勝手に優れている。

フリーポケット2カ所、その両面にそれぞれカードポケットとコインポケットを備える

片マチのコインポケットには、YKKの高級ファスナー「エクセラ」を使用しているため、小さいながら開閉がスムーズ。フランスの老舗タンナー、アルランの型押しゴートレザーを使い、イタリアの革職人が仕立てた上品なルックスも魅力だ。

「発売から約2年近くたちますが、2017年秋冬の売り上げは前年比約3倍。カラーバリエーションが豊富な上に、コンパクトなので、男女問わず、ビジネスパーソンを中心に支持されています。ギフト需要も高く、ご夫婦で色違いをご購入いただくケースも多いです」(ラルコバレーノを販売するエンメ営業 葦田美沙氏)

世界最小クラスのジップウォレット

イッチの「CRISTY VERY COMPACT WLT/shrunken」(2万3000円) サイズ:幅8.5×高さ10×厚さ2cm

2017年秋冬シーズンにデビューしたブランド、イッチを代表するコンパクト財布。1万円札も折りたたまず入る最小サイズを目指し、ミニマルな印象を崩すことなく、いかに負荷なくカードやコインなどを収納できるかに挑戦したという。

この手のジップ式コンパクト財布は、2辺のみが開くL字構造のものが多いが、本モデルは2つ折り構造になっているのが特徴。サイズはコンパクトだが、2つ折りウォレットの使いやすさと収納性を備えているというわけだ。

コンパクトながら2つ折り財布と同様の使い勝手を誇る。コインポケットも使いやすい

内側にカードポケットとコインポケットがあり、コインポケットはクランプのコンパクト財布と同じように大きく開く。ひと目で小銭を見分けられ取り出しやすく大容量と、抜群の使い勝手を誇る。

ファスナーはYKKのエクセラ、革はペリンガー社のシュランケンカーフと、部材にもこだわる。発色もよく、ラフに使えるコンパクト財布ながら高級素材の魅力も存分に味わえる。

「2017年の秋冬はほぼ完売しました。2018春夏シーズンも、12月販売のお店が多いため、ギフト需要もあり、売れ行きは非常に好調です。世間的にもコンパクトな財布が流行していることもあって、前季発注数の3倍近くの注文をいただいております。お客様はファッション業界の方が多く、店頭では女性からもご好評いただいております」(ITTIデザイナー 青木渉氏)

新年に買いたい、最新人気ビジネスアイテム
上 カードも小銭も紙幣もきちんと入るコンパクト財布3選
中 シュリンクレザーの長財布 傷が目立たず長く使える
下 収納付きiPhoneケース カード6枚、IDケース合体も

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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