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サクッと完了 仕事納めにパソコン&スマホ掃除

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NIKKEI STYLE

仕事納めの日、デスク周りを片付けたら、最後に1年間お世話になったパソコンやスマートフォン(スマホ)もきれいにしておこう。家電量販店で実際にパソコンの修理やクリーニングを請け負っているプロ、ビックカメラ新宿西口店のサービス・サポートカウンター エリアの渡辺和也マネージャーに、パソコンやスマホを短時間かつ手軽に掃除するためのポイントについて教えてもらった。

◇  ◇  ◇

掃除の前に、これだけ用意しておこう

まずは掃除に使うモノから説明します。今回使うのは4点。自宅や職場にあるというケースも多いのではないでしょうか。手元にない場合も、家電量販店や100円ショップなどで簡単に手に入ります。

●液晶用クリーナー●エアダスターまたはブロワー●メガネクリーナー●付箋紙

これらを使ってパソコンを掃除します。掃除する場所は以下の4つです。

●通気口●キーボード●液晶ディスプレー●マウス

特に順番は決まっていないので、どこから始めてもかまいませんが、掃除を始める前に電源を切っておくことは忘れずに。電源をつけたままだと、パソコンが誤作動してしまう危険性があります。

掃除をするときは通気口を必ずきれいに

今回は通気口の掃除から始めます。

冬はそうでもありませんが、夏になるとパソコンの熱暴走トラブル(フリーズしたり急に電源が落ちたりするなどパソコンの動作が不安定になること)が増えます。原因はいろいろありますが、通気口にたまったホコリが排熱を妨げて、パソコン内部の温度が上がるのも原因の一つ。夏に限らず、パソコンを掃除するときは必ずきれいにするようにしましょう。

パソコンには必ず通気口がありますが、通気口の場所はパソコンによって違います。今回、掃除するパソコンの場合は、底面とヒンジ部に通気口があります。

通気口についたホコリは、風を吹き付けて飛ばしていきます。この場合、ノズルから気体を吹き出すエアダスターや、風船の中の空気を手の力で押し出すブロワーを使います。

エアダスターを使う場合、風の勢いが強いため周辺一帯にホコリが飛び散らないように注意が必要。使用するときは、少し距離をおき、風の勢いを調整しながら作業してください。調整が難しい場合は、エアダスターではなくブロワーを使うことをおすすめします。ブロワーであれば、手元で勢いを調整できます。もしブロワーを持っていなくて新しく購入するなら、できるだけ大きなブロワーを買うのがお勧め。小さいと、何度も空気を押し出さなくてはいけないので手が疲れます。

キーボード掃除は液晶用クリーナーで

次に、キーボードを掃除します。キーボードを掃除する目的は2つ。1つは、見た目をきれいにするため。もう1つは、キーボードの接触不良を防ぐためです。

まず、キーボードの隙間に入り込んでいるホコリをとります。隙間は掃除しにくいので、エアダスターやブロアーを使って風で吹き飛ばしましょう。

次に、液晶用クリーナーを使ってキーを拭きます。このとき、複数のキーをまとめてグリグリこするのではなく、キーを1つずつ、円を描くようにていねいに拭いてください。

アルコールティッシュ(ウエットティッシュ)でキーボードを拭く人がいますが、お薦めしません。基本的に、パソコンのような電子機器を扱う際、あまり湿っているものを使うのは好ましくないからです。代わりにお薦めするのが、市販されている液晶用クリーナー。触って比べてみると、液晶用クリーナーのほうが、あまり湿っていないことがわかるはず。

液晶用クリーナーで拭いた後は、メガネクリーナーでから拭きします。このとき、ティッシュを使う人がいますが、キーボードの表面を傷つけてしまうことになりかねません。表面が柔らかいメガネクリーナーを使って、そっと拭いていってください。

キーボードがきれいになったら、次は、キーボードの接触不良を防ぐための掃除を始めます。キーボードの隙間には、お菓子のカスなど様々なゴミが入り込んでいる場合があります。このゴミをそのままにしておくと、キーボード脇の切り込みから内部に入り込み、接触不良の原因となる危険性があります。そうならないためには、こまめに掃除するか、キーボードカバーをつけて保護しておきましょう。

キーボードの隙間を掃除するときに役に立つのが付箋紙です。付箋紙の接着面をそっと押し当てるだけで、キーボードの隙間に入り込んだゴミをしっかりとキャッチします。最近は同じ役割を果たす、専用のジェル状クリーニング剤も出ています。

昔、キーボードを分解して掃除する人もいましたが、ノートパソコンの場合、私はお勧めしません。分解するとメーカーの保証がきかなくなってしまう可能性もありますので、注意しましょう。

液晶は強くこすらない

液晶ディスプレーもきれいにしておきましょう。液晶の場合も、手順は同じ。基本的にエアダスターかブロワーで表面のゴミを飛ばした後、液晶用クリーナーでていねいに拭くという作業になります。ここでもアルコールティッシュを使うとコーティングをはがすなどディスプレーを傷めてしまう可能性があります。

目立つ汚れは、決して強くこすらないように気をつけながら、ていねいにゆっくり拭きましょう。クリーナーで拭いた後は、メガネクリーナーでから拭きすることも忘れずに。

マウスはメガネクリーナーで拭くだけ

最後に、マウスもきれいにしておきましょう。昔はボールマウスでしたから、マウスを掃除するには分解しなければならず、大変でした。しかし、最近はレーザーマウスなので、レーザーの部分だけメガネクリーナーで軽く拭きましょう。これだけで、カーソルの動きがぐっとよくなります。

最後に全体の仕上げです。トラックパッドやキーボード周り、縁の周りなどを液晶用クリーナーできれいに拭きあげておくと、見た目もすっきりして、きれいに仕上がります。

パソコンの掃除は、これだけやっておけば大丈夫。できれば、年末だけでなく、夏季休暇の前にも掃除することをお勧めします。年に2回のクリーニングを心がければ、パソコンのトラブルが起きる可能性が低くなります。

スマホ掃除でも液晶用クリーナーが活躍

パソコンをきれいにしたら、スマホもきれいにしておきましょう。

スマホには、パソコンほど壊れやすい場所がないので、それほど掃除をする部分はありません。スピーカー部分を軽くブロアーで吹いたあと、液晶用クリーナーで拭く程度で十分です。このとき、あまり強くこすらないように注意してください。

クリーナーで拭いたあとは、必ずメガネクリーナーでから拭きしましょう。パソコンと同様、ティッシュで拭くのはお勧めしません。

スマホを新しくしたときは、保護フィルムを貼ることをお勧めします。保護フィルムには液晶の劣化を防ぐ効果もあります。また、フィルムが貼ってあれば、掃除するときも液晶に直接触ることがないため、安心です。

最近は防水性能を売りにしたスマホもありますが、だからといって水洗いはあまり薦めません。実際、スマホのなかには「水洗いできる」とうたう製品もありますが、基本的には雨にぬれても壊れない程度の防水性能と心得ておいたほうが無難でしょう。

パソコンの掃除にかかった時間は8分弱

取材の後、オフィスに帰り、教えてもらった手順でパソコンを掃除してみた。

かかった時間は、8分弱。これなら年末だけでなく、定期的に掃除できそうだ。一点、失敗だったのは、キーボードを拭くときに電源スイッチを押してしまい、電源が入ってしまったこと。キーボードの一部に電源スイッチがあるタイプのノートPCを使っている人は、注意されたし。

(文 井上真花=マイカ)

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