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出川哲朗 嫌いが一転、「愛され芸人」になった心境

日経エンタテインメント!

2018/1/4

 かつて「嫌いな男」の代表格だった出川哲朗。レギュラー出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気もあり、近年は好感度が急上昇。2017年4月からは、自身初となるゴールデンタイムの冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)がスタート。ロケ先では子どもから年配層までが出川の傍に集まってくる。CM起用も急増し、17年は契約社数が7社。「愛され芸人」の筆頭株となった今の心境を語ってくれた。

1964年2月13日生まれ、神奈川県出身。85年にデビューし、劇団や俳優活動などを経て芸人に。(写真:中村嘉昭 )

 『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』は、約2時間のフル充電で20キロ走れる電動バイクで目的地を目指すバラエティー番組。出川と地元の人とのふれあいが楽しい。

 「自分の冠番組が欲しいっていうのは、20年前からずっと言い続けていたんですよ。だから、こんなに幸せなことはないです。

 もちろん楽しいんだけど、体はめちゃめちゃハード。冬のロケが寒くて本当に辛いんですよ。気候が良くて、景色がいい所を走っているときは最高に気持ちいいんですけどね。最悪なのは雨のとき。痛いし、目もしょぼしょぼしちゃうし。寒い日と雨の日はバイクなんて乗るもんじゃないですよ(笑)。

 それで1時間以上頑張って走っても、オンエアで使われるのなんて数分。土砂降りの雨の中走って、2分しか使われていなかったときは、悲しくなりました、はい。ダチョウ倶楽部の(上島)竜兵さんには、カメラが回っていないところで『哲ちゃんの番組だから言うけどさ、本当に勘弁してくれ』って1回ブチ切れられました。あははは! だからゲストで来てくれる方には本当に感謝してます」

■10年前には考えられなかった

 番組の醍醐味である、一般の人とのふれあいも辛いロケに耐える原動力になる。

 「沿道とかでみんな声援を送ってくれるんですよ。小さい子どもが来て、『出川さん頑張ってね』なんて言われたら、『よしっ、ゴールしなきゃ』って思いますよね。追い抜いていく車の人たちも応援してくれて。番組がだんだん浸透してきたのか、スイカのヘルメットで『充電』だって分かってもらえて、対向車線のトラックとかも、ブッブーってよく鳴らしてくれます。

 あとはね、手作り感がすごい。普通の番組と全然違うんです。だって、ゴールデンの番組なのにカメラ1台で撮ってるんですよ。この間福岡に行ったときなんて、ライトも用意してなくて。仕方ないからって、プロデューサーがスマートフォンで照らしてるんだもん。スタッフたちは『そんなに変わってる?』って言うけど、いやいや、他の番組じゃありえない。仮にもゴールデンなのにすごいなーと思って。そんな感じも楽しいです」

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