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『地球征服するなんて』 カメラ回しっぱなしの面白さ

日経エンタテインメント!

2018/1/23

 『陸海空  地球征服するなんて』(テレビ朝日系)は様々な視点で地球1周を目指すリアル冒険バラエティー。破天荒な取材を続けるディレクターが「ナスD」として脚光を浴び、認知度が急上昇した。過酷なロケに実績があるスタッフだが、それでも「海外ロケは全然、思い通りにいかない」のが現実。予測不能の展開を「回しっぱなし」のカメラでとらえた驚きの映像が、番組の面白さにつながっている。

『陸海空 地球征服するなんて』 破天荒な取材を続けるナスDと、現地ガイド兼通訳のホルヘ(土曜21時58分/テレビ朝日系)

 『地球征服~』は2017年4月から火曜23時台でスタートし、10月からは土曜22時台に放送枠が移動。U字工事がアマゾンを旅して、原始的な生活をする人々を取材する「部族アース」は、放送が始まったときから続いていた企画。火曜時代には、CIAに内定した経歴を持つというタレントのREINAが、セレブな乗客たちと交流し、上位階級のスイートルームを見せてもらうなどのミッションに挑戦した「豪華客船アース」や、サンシャイン池崎が怪魚や巨大魚を求めて世界を巡る「釣りまアース」などがあった。

 そして、MCのバイきんぐ・小峠英二の相方である西村瑞樹が、インスタグラムの写真についた「いいね!」の数で旅の生活費を稼ぐ「激安!いいね!アース」が17年9月から進行中。新企画「ラブアース」は10月から始まった。

 『地球征服~』と言えば、部族アースの現地ディレクターだった「ナスD」こと友寄隆英氏がアイコン的存在。美容にいいと言われたウィトという果実を塗り、全身がナス色になった件で、番組の認知度が急上昇した。

 思わぬ展開で注目の的となったが、放送開始から半年がたって痛感しているのは「全然思い通りにいかない」ことだと、総合演出を務めるテレビ朝日総合編成局の米田裕一氏は語る。「僕たちは『いきなり!黄金伝説。』や『無人島0円生活』をやってきたチームで、過酷なロケに対してはノウハウがあったつもりだったんです。でも海外に行く番組は初めてで、正直、何も知らなかったっていうのが大きい。僕らの力量ではコントロールできないことばかりで(笑)」(米田氏、以下同)

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