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大原櫻子が語る「舞台愛」 念願のミュージカルに出演

日経エンタテインメント!

2017/12/15

歌手としても女優としても成長著しい大原櫻子が、2018年2月、ミュージカル『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』(以下、『FUN HOME』)の舞台に立つ。米国ペンシルベニア州の片田舎で葬儀社(FUNERAL HOME)を営む家族を、長女アリソンの視点から描くホームドラマだ。アリソンの大学生時代を演じる大原は、幼いころからミュージカルが大好きで、今回は念願の舞台出演となる。その「舞台愛」を語ってくれた。

大原は13年公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のオーディションで、約5000人の応募者の中からヒロイン役を勝ち取り、劇中ではバンドのボーカルとしてその歌声を披露。スクリーン&CD同時デビューを果たした。以来、女優や歌手、ラジオパーソナリティーなどさまざまな分野で活躍。16年には初の日本武道館公演を行い、17年には自身4回目となる全国ツアーを大好評のうちに終えている。

歌も芝居もこなす大原だけに、ミュージカル出演は自然の流れといっていいかもしれない。実際、彼女が「歌うこと」「演じること」に興味を持ったのは、子どものときに見たミュージカル映画『アニー』がきっかけだった。

「歌声に圧倒されました。あんなに歌えたらすてきだろうなって、意味がわからない英語をカタカナに書きかえて、いつも歌っていました。いつかブロードウェイに行きたい、なんて言いながら」

舞台への出演は4回目となる。

「お芝居はよく見に行っていて、子どもの頃から劇場に足を運んでいました。最近も気になる俳優さんや演出家さんの作品は見るようにしています。多いときで月に4回くらいかな」

『FUN HOME』は、15年に米国演劇界最高の栄誉となるトニー賞のミュージカル作品賞を含む主要5部門(脚本賞・オリジナル楽曲賞・主演男優賞・演出賞)を獲得した名作で、日本での上演は今回が初めて。

「テレビをつけたら、偶然トニー賞の授賞式が流れてきたんです。音楽の素晴らしさに一瞬にして引き込まれ、思わず録画したのが、この『FUN HOME』のパフォーマンスでした。(出演の)お話をいただいて、不思議な縁を感じています」

父親の死の原因は自分のせい?

原作者は米国のマンガ家、アリソン・ベクダル。彼女の自伝的作品をミュージカル化したものだ。ペンシルベニア州の片田舎で葬儀社を営む家庭の長女として生まれたアリソンは、父親が亡くなった年齢と同じ43歳になった。自殺のようにしてこの世を去った父の死の原因はどこにあるのか、もしかしたら自分がレズビアンであることをカミングアウトしたせいではないかと、自分と同じ同性愛者だった父と自分との関係を軸に、家族の過去へと思いをめぐらせていく。

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