東京・新宿・品川 駅ナカで買えるお薦めXマスケーキ

新宿駅、東京駅、品川駅の駅ナカで購入できるお薦めクリスマスケーキを紹介
新宿駅、東京駅、品川駅の駅ナカで購入できるお薦めクリスマスケーキを紹介

2017年のクリスマスはイブが日曜日。そのため、週末にパーティーを計画している人も多いだろう。パーティー用や家庭用にどんなケーキを買おうかまだ決めていない人に向けて、首都圏をつなぐターミナル駅の代表といえる新宿駅、東京駅、品川駅の駅ナカで購入できるお薦めクリスマスケーキを紹介する。

新宿駅 小さめな大人仕様のケーキ

最初に取り上げるのは、1日平均約70万人の人たちが行き交うJR新宿駅。その新南口改札内には商業施設NEWoMan(ニュウマン)がある。

「ニュウマンでは、2~3人でお召し上がりいただける少し小さめサイズを中心にクリスマスケーキをご用意しています」というのは、ニュウマンを運営するルミネ(東京都渋谷区)販売促進グループの吉田尊さん。普段とはちょっと違ったぜいたく感や華やかさを味わえる「味も見た目も満足できる大人仕様のケーキ」を豊富に取りそろえているという。

ニュウマンは「一生、輝く。」をストアビジョンに掲げ、新しい生き方をする女性たちが輝き続けるための館づくりを目指している商業施設。駅ナカでも女性の心をくすぐるクリスマスケーキをセレクトしている。17年はコンセプトに「HALF&HALF」を掲げ、1つで2つの見た目と味わいが楽しめる演出を加えている。

駅ナカのニュウマンで購入できるのは、8店舗20商品のクリスマスケーキ。そのなかからお薦めの3品をピックアップしてもらった。いずれもクリスマス期間(12月22~25日)販売の限定商品。当日販売分は予約状態次第のため、詳細はショップまで確認を。

「シュガーフリー・ショコラ&ベリー」

レディベアの「シュガーフリー・ショコラ&ベリー」(直径約15cm)。 5000円(税別)

1931年創業の天然甘味料専門メーカーによる自然派スイーツショップ「レディベア」は、昨今はやりの「ギルトフリー」(罪悪感のない)スイーツを扱う。砂糖の代わりにはちみつ・メープルシロップ・アガベシロップなどを使い、カロリー控えめながらも満足のいく甘さのあるスイーツをそろえている。

「砂糖不使用とは思えないラグジュアリーな味わいに仕上げた今回のみのスペシャリテです。重厚なカカオの風味とベリーの酸味が絶妙。はちみつ、メープルシロップ、アガベシロップの魅力をたっぷり詰め込みました」(吉田さん)

「クリスマス スペシャル デコレーション ショートケーキ」

ガーデンハウスクラフツ「クリスマス スペシャル デコレーション ショートケーキ」(直径約15cm)。5093円(税別)

代官山や丸の内などに店舗がある「ガーデンハウス クラフツ」。素材にこだわった焼きたてのパンや季節の食材を使った新鮮なデリやサンドイッチ、スイーツなどを提供するお店のクリスマスケーキは、月桂樹の冠のようなデザイン。

「すべて国産の小麦粉・卵など、オーガニックな素材を厳選。カステラのようなスポンジに自家製のバニライチゴシロップを含ませ、北海道産純生クリームで国産イチゴをサンドしたぜいたくなストロベリーショートケーキです。ホリデー限定のデコレーションでどうぞ」(吉田さん)

「クリスマスショート」

アラボンヌー「クリスマスショート」(直径約12cm)。2750円(税別)

東京・赤坂とニュウマン内に店舗がある「アラボンヌー」のショートケーキタイプのクリスマスケーキ。クリームの部分をベルギー産チョコレートのムースにしたデザインのケーキも用意されている。

「ふわふわのスポンジ生地に国産イチゴをたっぷりサンド。甘さ控えめのクリームでさっぱりとした仕上がり。安心な素材を使用し幅広い世代が共に楽しめる、やさしいお味のケーキです」(吉田さん)

次に紹介するのは、東京駅で買えるクリスマスケーキだ。

東京駅・グランスタ 写真に撮って楽しさが伝わる

東京の玄関口である東京駅は、山手線のほか、東海道線・京浜東北線・京葉線など、都心から郊外へと広がる路線に加え、各地と結ぶ新幹線のターミナル駅でもある。そのため、駅ナカと呼ばれるエリアは都心で最大級。JR東日本の東京駅構内には複数の商業施設名が並ぶ。今回は「グランスタ」(東京駅改札内地下1階にある駅ナカ商業施設「グランスタ」および改札外地下1階の「グランスタ丸の内」)と、同じく駅ナカ商業施設である「エキュート」で購入できるクリスマスケーキをピックアップした。

クリスマスケーキの傾向は、昨年から続く「インスタ映え」のトレンドを反映。写真に撮って楽しさが伝わるケーキをイメージしている。また、両者ともクリスマスケーキ以外に、チキンの丸焼きやサラダなど、クリスマスらしさを演出できる特別な料理も用意。インスタ映えのトレンドが、料理単品から、周辺のテーブルコーディネートなどにまで広がっていることを反映して、同じ施設内にある店舗でクリスマスの料理一式をそろえられるようにしているのだ。

グランスタを運営する鉄道会館の森下大輔さんによると「写真映えするデザインとして、今年は全体に赤や白といった色合いを基調としたケーキが多い」という。「王道のショートケーキやチョコレートケーキももちろん人気はありますが、はっきりとした色合いのものが、フォトジェニックでおすすめです」

駅ナカの施設のためグランスタでは多くのケーキが19日までと早めの予約締め切りを設定。予約しなくても購入できるが、専用の受け取りカウンターが用意されるため、予約したほうが確実かつスムーズに目的のクリスマスケーキが購入できる。

「セデクション de Suica」

ダロワイヨ「セデクション de Suica」(直径約14cm)。予約は12月21日までだが、当日の店頭販売あり。限定160台で、価格は7560円(税込)

フランスのパティスリー「ダロワイヨ」によるSuicaのペンギンをドレスアップしたクリスマスケーキ。ベースにはピンク色のマカロン生地を使い、バニラ風味のクリームの間にフランボワーズやフランボワーズのコンポートを挟み込んでいる。さらに周囲を緑色のジョコンド生地で囲み、バタークリームでふたをした上に吹き付けを施し、チョコレートで作ったペンギンを飾っている。カットするとクリスマスカラーが現れるというお楽しみも。

「Suicaのペンギンがベリーの首飾りをした丸いケーキ。色鮮やかなデコレーションのケーキです」(森下さん)

「あまおうのX’masケーキ」

アルデュール「あまおうのX’masケーキ」(4号・直径約12cm、5号・直径約15cm)。予約は12月22日まで、店頭販売もあり。価格は4号サイズが3780円、5号サイズが4320円(いずれも税込)

3段重ねのスポンジケーキにたっぷりと純生クリームを使って、中と上に大きなあまおうイチゴを使用した「アルデュール」のクリスマスケーキ。

「クリスマスショートケーキの王道のデザインに大きなあまおうのイチゴを使用。隣にはかわいい新幹線がついています」と森下さん。新幹線はメレンゲで作られている。鉄道好きの子どもがいる家庭で喜ばれそうだ。

次に東京駅のもう一つの駅ナカ店、「エキュート東京」に話を聞く。

東京駅・エキュート プチぜいたくなホームパーティーを提案

エキュート8駅で掲げるクリスマスキャンペーン「ecute GLAM CHRISTMAS」では、駅ナカで手軽にそろえられる「プチぜいたく」な料理を使ったホームパーティーを提案。クリスマスイブが日曜日にあたることを考慮し、週末のクリスマスをより充実して過ごせるラインアップをそろえたという。

「主なターゲットは、ターミナル駅を利用するビジネスパーソン。グランピングのようなぜいたく感や洗練さのなかにも適度なゆるさが同居する世界観をキーフレーズに、オリジナル商品の開発などに取り組みました」(エキュートを運営するJR東日本ステーションリテイリングの神崎聖子さん)

エキュート東京に出店しているパティスリーは、東京を代表する老舗や幅広い層に愛される人気店が選ばれているため、デザインも比較的オーソドックスなものが多い。そのなかで、手土産としても使える東京駅限定のクリスマスケーキをピックアップした。

「ブッシュ・ド・ノエル モカ」

資生堂パーラー「ブッシュ・ド・ノエル モカ」(7.5×23cm)。3996円(税込)

東京・銀座に店舗を構える資生堂パーラーのちょっと大人のコーヒー味のバタークリームをたっぷり使ったブッシュ・ド・ノエル。一般的なクリスマスケーキと味がかぶりにくいので、パーティーの手土産にもおすすめ。

「国産バターをメインに、コーヒーをブレンドした軽い口どけのモカバタークリームで伝統的な薪の形に仕上げています」(神崎さん)

「タルト・アンリシ」

ル ビエ~プロデュイ パー ア ラ カンパーニュ~「タルト・アンリシ」直径約15cm)5076円(税込)

神戸発祥のパティスリー「ア ラ カンパーニュ」のエキナカ店舗「ル ビエ~プロデュイ パー ア ラ カンパーニュ~」によるオリジナルの生地に、イチゴ・ブルーベリー・オレンジ・ピスタチオ・ブランデー漬けのグリオットで飾り付けたタルトで作られたクリスマスケーキ。

「香ばしさが出るまでじっくり焼いたオリジナルタルトに、甘さ控えめのカスタードクリームを敷き、色とりどりのフレッシュなフルーツを飾り付けていてパーティーテーブルを華やかにしてくれます」(神崎さん)

東京駅にあるエキュート東京に続き、品川駅にある2つのエキュートをたずねてみよう。

品川駅 駅ナカに2つのエキュート

品川駅の駅ナカ商業施設には、エキュート品川とエキュート品川 サウスがある。中央改札を入って左側にある2階建てのエリアがエキュート品川。一方、エキュート品川 サウスは、品川駅中央改札正面の在来線からの乗り換えエリアの一角にある。

クリスマスのキャンペーンは、エキュート東京と同じく、いずれも「ecute GLAM CHRISTMAS」を実施。「GLAM」はグラマラスやグランピングなどを意味し、華やかなクリスマスのテーブルを演出する商品をそろえている。

品川駅に出店している店舗の中には、同じエキュート立川やエキュート赤羽などにも出店しているショップもある。いずれもほかのエキナカ店舗に比べ、ファミリー層を意識した大きめのものが購入できる。仕事で品川駅を利用していても立川駅や赤羽駅が自宅の最寄り駅の場合は、クリスマスケーキをきれいな状態で運ぶためにも近いほうの駅の店舗で購入するのが得策だ。

「システムソレール」

ダロワイヨ「システムソレール」(直径約14cm)。4860円(税込)

フランスのパティスリー「ダロワイヨ」のエキュート品川のほか、日暮里・大宮・立川・赤羽の店舗限定で購入できるケーキ。デコレーションも美しいが、層になっているだけではない、複雑な構造が見られる断面もぜひ食べる前に見てほしいクリスマスケーキ。

「フランボワーズとカシスのシロップをしみ込ませたスポンジ生地とバニラのクリーム、ポワール、カシスの味わいが楽しめるケーキです。太陽系のようなデコレーションで華やかに仕上げました」(神崎さん)

「ノエル ヌヌルス」

ダロワイヨ「ノエル ヌヌルス」(長さ約18cm)。5670円(税込)

ダロワイヨの人気のケーキ「ノエル ヌヌルス」は、こぐまのぬいぐるみをモチーフにしたケーキ。通常はブラウンのチョコレートケーキを、クリスマス限定のクリーム色に仕上げている。エキュート品川のほか、大宮・立川・日暮里の店舗でも購入可能。

「チョコレートムースとスポンジ生地の絶妙なハーモニーを味わえます」(神崎さん)

「オレンジチョコムース」

京橋千疋屋「オレンジチョコムース」(長さ約17cm)。4104円(税込)

エキュート品川 サウスの京橋千疋屋限定のクリスマスケーキは、ムースケーキタイプのチョコレートケーキ。奇数人数でも等分に切り分けやすいロングタイプで、厳選されたフルーツで彩っている。

「オレンジ果肉入りジュレとオレンジのババロアを特製のチョコムースで包み込んだチョコケーキ。なめらかな口当たりです」(エキュート品川 サウスを運営するJR東日本リテールネット)

定番スタイルへの回帰も

以上、新宿・東京・品川のエキナカ施設で買えるクリスマスケーキを紹介した。

「インスタ映え」を意識して、カラフルなケーキが多いのは16年から続くトレンド。ただ近年、人気が高かったブッシュ・ド・ノエル(丸太型のケーキ)が、今年は比較的少ない傾向にあった。その一方で増えているのが、イチゴのショートケーキタイプ。大きなイチゴをどっしりと飾ったり、みっしりと詰めて並べるなどタイプはさまざまだが、日本で誕生日ケーキなどでも親しまれている定番スタイルに回帰する傾向があった。

またショートケーキだけでなく、ホールケーキでも小さなものが増えている。いずれの施設でも、中心となっているのは直径14cm以下の小さめのクリスマスケーキ。16年は15cmのものも多かったが、2017年はさらに小さめなものが目立った。これなら混みあったターミナル駅を利用する通勤客や、出張などで利用する遠隔地の人でも持ち帰りやすいだろう。より個性を強調する傾向もあるので、パーティーを盛り上げる2個目のケーキとしてセレクトしても楽しい。

どの店も力を入れていたのが、ネット予約。エキナカの店舗はスペースに限りがあるので、クリスマス時期はどうしても混雑する。「その点、サイト利用していいただければ、ご家族やパートナーとご自宅でゆっくりと選ぶことができます」(吉田さん)。クリスマスケーキを駆け込みで購入している人も、18年はサイトからの予約を考えてみてはどうだろう。家族や友人たちと一緒に選べば、よりクリスマスが楽しくなるに違いない。

(ライター 北本祐子)

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