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人生を変えるマネーハック

生きがいなき時代 ちょっとしたお金で日常は変わる お金と幸せをマネーハック(2)

2017/12/11

PIXTA

今月のマネーハックのテーマは「お金と幸せ」です。この永遠のテーマを改めて考えようという試みですが、今回は「生きがい」について述べたいと思います。

公益財団法人・年金シニアプラン総合研究機構の「サラリーマンの生活と生きがいに関する調査」によると、第6回の最新結果(2016年12月実施、厚生年金に加入する会社員や配偶者など計5000人が対象)では生きがいについて「持っている」と答えたのは全体の半分以下(44.5%)だそうです。この数字は1991年実施の第1回から調査回数を重ねるごとに低下傾向で、ついに50%を割ったと話題となりました。

この調査はなかなか興味深いものです。かつては仕事や家庭に生きがいを見いだす人が多かったように思います。しかし、今は社会が複雑化し、個人の価値観も多様化したため、誰もが共感する生きがいを見つけるのが難しい時代になりました。例えば、趣味にしても「ビールを飲みつつテレビで見る巨人戦」とか「同僚と2カ月に1度行くゴルフ」のような定番はなくなりつつあります。ひとりで気ままに過ごす人が増えているのです。

■生きがいにはお金の問題がついて回る

とはいえ、生きがいは日々を暮らす活力であり、人生にとって大切なものです。生きがいがないと幸福感は得られません。それでは人は何に対して生きがいを感じるのでしょう。

先の調査では具体的な生きがいについても尋ねていますが、「趣味」が44.2%、「子ども・孫・親などの家族・家庭」が39.4%、「配偶者・結婚生活」が28.0%で上位でした。これらはお金と無縁ではありません。むしろ満足な形で維持していくためにはお金が極めて重要といえるでしょう。つまり、生きがいにはお金の問題がついて回るのです。調査では今どきの会社員には経済的余裕がないことも指摘されており、予算の制約が生きがいの実現を難しくしている可能性もあります。

もし、経済的余裕がないために生きがいを感じられないのなら、お金の使い方を見直してみるべきだと思います。といっても、たくさんお金をかければいいというわけでありません。それにはちょっとした工夫が必要です。

子どもを見ていると、毎日が「初めて」と「変化」にあふれています。季節が移り変わることも新鮮な感動ですし、進級進学でも「変化」が次々訪れます。知らないこともたくさんあり、毎日が驚きの連続です。

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