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冬の屋外で淹れたてコーヒー 温かく楽しむ道具5選

日経トレンディネット

2017/12/18

PIXTA
日経トレンディネット

これからの寒い時期、キャンプやアウトドアといえば、たき火やストーブで暖を取りながら家族や仲間と夜を過ごしたり、気持ちの良い朝を迎えるのも楽しみの一つだ。そこでこだわりたいのが、おいしいコーヒーをいれること。そこで今回は、キャンプやアウトドアで本格的な淹れたてコーヒーを楽しむための道具をピックアップした。

■素早く沸騰、氷点下6度でも使える

ジェットボイル「PCSフラッシュ」「コーヒープレス」

ジェットボイル「PCSフラッシュ」(1万4300円)

寒い時期にアウトドアでコーヒーや調理を楽しむのに湯沸かしは必須なのだが、そのためにはケトルやバーナーなど、かさばる道具を持って行かなければならない。

この問題に着目し、簡単な器具だけで素早く調理できるクッカーを開発したのが、米ニューハンプシャー州を拠点とするブランド、ジェットボイル(JETBOIL)だ。同社のアウトドアクッカーは小さな炎でも効率的に湯を沸かしたり、調理したりできるのが特徴。氷点下6度でも安定した火力を発揮するなど過酷な環境でも使えるのに加え、クッカーとバーナーが一体で持ち運びやすいといったポイントが受け、アウトドア好きが愛用している。

なかでもクッキングシステムとして最もスタンダードなのが「PCSフラッシュ」だ。バーナーの熱損失を最小限に抑えられる「フラックスリング」というフィン状のリングがクッカーの底に取り付けられており、これが非常に高い効率で熱を吸収し、クッカー内に伝達。小さな火力でも中の水を素早く沸騰させることができる。よって一般的なクッカーと比べてガスの消費量が少なく、また自動点火装置や、グローブのままでも扱いやすい大型の火力調節つまみ、沸騰を色の変化で知らせるインジケータ機能も付いているなど、使いやすさが追求されているモデルだ。

もちろんバーナー、ガスカートリッジ、スタビライザー(ガスカートリッジを安定させる脚)、折りたたみ式ゴトクなど、すべてのパーツをクッカー本体に収納できるオールインワン設計。クッカーはハンドル付きカーゴコジー(カバー)が付いているので、調理中でも素手で扱える。

ジェットボイル「コーヒープレス」(1400円)
コーヒープレスはPCSフラッシュのクッカーにはめてそのまま使用できるので、無駄な器具を増やさずに済む

このPCSフラッシュを使い、フレンチプレス方式でコーヒーをいれられる道具が同ブランドの「コーヒープレス」だ。いれ方は簡単で、まずはPCSフラッシュで湯を沸かしたら火を止め、あらかじめひいてあるコーヒー豆をクッカーに入れて軽くかき混ぜ、上からコーヒープレスを蓋にセットして4分待つ。あとはプレスをゆっくり下げて細かい豆が沈殿すれば、おいしいコーヒーが楽しめる。

■淹れたてを持ち歩く断熱ボトル

スタンレー「真空コーヒーシステム0.5L」「真空スイッチバック0.47L」

スタンレー「真空コーヒーシステム0.5L」(7000円)

1913年に米国で生まれ、創業100年以上の歴史を持つサーマルウエアブランド、スタンレー(STANLEY)。そのアイテムは、保温・保冷力、そして米陸軍にも採用されるほどの耐久性を持つ。特に真空断熱ボトルやフードジャー、マグ、クッカーなどは、場所やシーンを限定しない日用品としても世界各地で愛用されている。

淹れたてコーヒーを時間がたってからでもおいしく味わえるアイテムを求めるなら、同社の「真空コーヒーシステム」がお薦めだ。このアイテムは500mlの液体が入る真空断熱ボトルのほかに、コーヒーをいれられる「フレンチプレス」と、ハンドル付きで湯を沸かせる「マルチポット」が1つに収納できるのもポイントだ。小鍋として料理にも使用できるマルチポットの中に、フレンチプレス方式のコーヒーフィルターや真空断熱ボトル、コーヒーの粉などが入る内蓋、2重構造のカップなどを入れて収納し、1つのボトルのようにして持ち歩くこともできる。

「真空コーヒーシステム」は真空断熱ボトルとクッカー類、カップがセットになっている。写真は0.5Lタイプだが1.0Lタイプもある
スタンレー「真空スイッチバック0.47L」(3800円)

ただ、飲みやすさを重視するなら「真空スイッチバック」のほうがよりお薦めだ。持ちやすいハンドルが付いた真空マグで、サイドのボタンを押すと飲み口が開き、口部分には透明の蓋が付いていてホコリが入ったり汚れたりするのを防ぐ。また上ふたは片手でも簡単に開閉でき、かつ分解できるので、洗いやすくて衛生的。ハンドル部分にはカラビナなどのフックを付けることもできるので、バックパックにぶら下げることも可能だ。カラーは無垢のシルバーとマットブラックの2色で、サイズは0.47Lと0.35Lの2種類。本格的なアウトドアシーンだけでなく、オフィスにもマッチするデザインだ。

■最高峰のハンドグラインダー

コマンダンテ「C40」

コマンダンテ「C40 バンブー」(左)と「C40 ウェンジ」(右)

本格的な淹れたてコーヒーを楽しむのであれば、豆を直前にひいたほうが香りや味わいをより楽しめるだろう。そこで活用したいのが、キャンプなどアウトドアで豆をひくのにぴったりなハンドグラインダーだ。

特に今、世界のコーヒー好きが注目するハンドグラインダーがコマンダンテの「C40」。ドイツの職人が作るこのハンドグラインダーは、ニトロブレードと呼ばれる摩耗耐久性能の高い高硬度高耐食のステンレス鋼素材を刃に採用。切れ味が非常に良く、ハンドグラインダーでひいたとは思えないほど均一な粒になるという。調節ネジでひき目を調節すれば、フレンチプレスに最適な粗びきからエスプレッソ用の極細びきまで、正確な粒度で豆をひける。また回転軸にはベアリングを採用しているので、ハンドルを回すときに無駄な力が入らず、軸ぶれも抑えられる。

本体は木製(オーク材、バンブー、アメリカンチェリー、ゼブラ材)とステンレス製のものがあり、粉受け部分はガラスと黒(プラスチック)の2タイプが付属。本体、ハンドル、粉受けを分解して持ち運べば、コンパクトにもなる。ハンドグラインダーとしての機能が高いので、キャンプやアウトドアに持っていかないときは自宅やオフィスなどで使用してもいいだろう。

日本でもコーヒーショップのオンラインショップのほか、楽天市場などのECサイトでも販売しているところがあるので(約3万円~)、気になる方は検索してみるといいだろう。

(ライター 安東渉、中澤範龍)

[日経トレンディネット 2017年11月9日付の記事を再構成]

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