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「シワ改善」で大ヒット ポーラ化成・末延氏に大賞

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018 全受賞者を紹介

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NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン

女性のキャリアとライフスタイルを支援する女性誌「日経WOMAN」(日経BP社、東京都港区、編集長:安原ゆかり)は、日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」の大賞者、末延則子さんを含む今年の受賞者8人を決定いたしました。

「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」大賞に選ばれたのは、日本で初めて、「シワの改善効果がある」と厚生労働省に承認された医薬部外品化粧品を開発した、ポーラ化成工業 研究企画担当 執行役員の末延則子さん(51歳)です。

「発見。世界でひとつのシワ改善メカニズム」――2017年1月1日、印象的なコピーと共に発売されたポーラの「リンクルショット メディカル セラム」は、発売から9カ月で売上累計80万個、売上総額約112億円を達成し、2017年最大のヒットコスメとなりました。この商品を企画し、研究チームを率いたのが末延則子さん。「シワ改善の医薬部外品コスメで、お客様を笑顔にしたい」というミッションを掲げたのが2002年。しかし、研究開発に7年、さらに厚生労働省から医薬部外品として承認されるまでに8年、計15年もの歳月がかかりました。

研究者として地道に研究に従事し、日本初となる「抗シワ」の医薬部外品を開発、15年かけて、2017年最大のヒットコスメをつくりあげた仕事人魂。逆境でも諦めずに、部下のモチベーションを維持しながら、成果をあげる強いチームをつくったリーダーシップを評価して、2018年の大賞となりました。

「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018」受賞者は、常識に縛られずに行動し、新しい価値を創造した女性たちが選ばれました。末延さんのほかに、特別賞受賞者の国連事務次長・軍縮担当上級代表の中満泉さん、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんの2人を含め、8人に共通するのは、自分の中に「やりたいことの種」を見つけたら、迷わず走り出す勇気があること。その上で、チームや賛同者など、周囲を巻き込みながら、社会全体を幸せにするミッションを掲げ、達成していました。

「人生100年時代」に、仕事でも、人生でも輝き続けるヒントを、受賞者たちから学ぶことができます。

【ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018受賞者】

大賞 末延則子(すえのぶ・のりこ)さん(51歳)

 ポーラ化成工業 研究企画担当 執行役員

15年間、「どん底」に負けず、日本初となるシワを改善する薬用化粧品を開発 2017年最大のヒットコスメを生み出したチームリーダー

1966年生まれ。91年に研究職としてポーラ化成工業に入社。2002年に皮膚薬剤研究所配属となり、「シワに効く」と効果を伝えることができる医薬部外品を目指して、研究開発をスタートする。

約5400種類もの中から、シワ改善効果につながる有効成分を発見。しかし、医薬部外品申請に必要な、成分の安定性を確保し、製品化が可能な状態になるまで7年かかった。

医薬部外品として販売するため、09年に厚生労働省に承認申請。可能性が見えてきた矢先の13年、他社の医薬部外品の美白化粧品で、肌がまだらに白くなる症状が出る「白斑問題」が起こり、医薬部外品の審査が厳格化する。しかし末延さんは諦めず、「審査で重要になるのは安全性」と、次の行動を判断。改めて、大規模で長期に渡る安全性の実証試験を行なった。その努力が実り、16年7月に、日本初となる「シワ改善」の医薬部外品が承認された。

ポーラの「リンクルショット メディカル セラム」(20g 1万5000円・税別)は、2017年1月1日に発売開始。9カ月で売上累計80万個、売上総額約112億円を達成した。

人生100年時代のロールモデル賞

60歳からパソコンを独学で始め、81歳で世界最高齢のアプリ開発者に!

若宮 正子(わかみや・まさこ)さん(82歳) アプリ開発者

銀行を定年退職後、60歳から独学でパソコンを始め、スキルを習得。81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発する。2017年6月に、米アップル社主催の世界開発者会議(WWDC2017)に招待され、ティム・クックCEOに「世界最高齢のプログラマー」として紹介された。定年退職後も、新しいスキルや知識を学び続け、挑戦を止めない若宮さんの生き方は、まさに「人生100年時代」のロールモデル。私たちを大いに勇気づけてくれる存在。

働き方改革サポート賞

「家事の助けが必要な人」と「家事を仕事にしたい人」をマッチング!

和田 幸子(わだ・さちこ)さん(42歳) タスカジ 代表取締役

自身が出産後の家事と仕事との両立に悩んでいたことをきっかけに、起業。家事代行マッチングサービス「タスカジ」を、2014年にスタートする。通常1時間2500円程度の家事代行を、1時間1500円から利用できたり、オンラインで依頼できたりするなど、手軽なものにする。17年には、タスカジに登録するハイスキルなハウスキーパーを、メディア出演や出版を通じ、「伝説の家政婦」としてスター化することに成功。「タスカジ=プロ集団」という認知を高めた。

超高齢化社会の希望賞

過疎化が進む地方で「コミュニティナース」という未来の日本に必要な仕事を創出

矢田 明子(やた・あきこ)さん(37歳) Community Nurse Company 代表取締役

過疎化が進む地域で「コミュニティナース」という日本に前例のない仕事を確立。地域に根を下ろし、その地域の住民の健康に気を配ることで病気の予防に努めたり、医療機関への橋渡しをしたりする仕事で、全国の自治体や国からの視察も相次ぐ。2017年4月にCommunity Nurse Companyを設立し、コミュニティナースの育成にも注力。現在、全国6地域で矢田さんが育成した68人のナース達が活躍中。厚生労働省や、全国の自治体からも注目を集めている。

共感型プロモーション賞

「見に行きたくなる」広告で、多くの人々の防災意識を呼び起こした

和気 洋子(わけ・ようこ)さん(42歳) ヤフー コーポレートコミュニケーション本部 ブランドマネジメント室リーダー

2017年3月6日、東京・銀座のソニービルに、東日本大震災時に観測された津波の高さを示した、防災啓発のための屋外広告を企画、実行。60媒体以上の、テレビや新聞、ネットニュースなどのメディアで取り上げられた。また、SNSでも広く拡散され、「目で見て、高さを体験したい」と、わざわざ訪れる人も続出。インパクトのある表現を、不特定多数の目に触れる場所に屋外広告として掲げ、ネットを通じて拡散させる戦略により、震災から6年目、記憶の風化を防止し、多くの人の防災意識を高めることに成功した。

「アストロウーマン」の道開拓賞

「宇宙ゴミ」除去という壮大なスケールの事業に挑む!

伊藤 美樹(いとう・みき)さん(35歳) アストロスケール 代表取締役社長

宇宙には、使い終わった人工衛星やロケットの残骸など、無数のゴミが存在する。アストロスケールはこの「宇宙ゴミ」の除去に取り組む世界で唯一の民間企業。伊藤さんは超小型衛星「ほどよし」の開発に携わった経験が評価され、2015年、32歳の若さで同社の日本法人の社長に抜擢された。研究開発部門トップとして、20~70代のエンジニア集団を統括している。11月28日には宇宙ゴミの量を観測する衛星を打ち上げ、世界で大きなニュースとなった。

特別賞

中満 泉(なかみつ・いずみ)さん 国際連合事務次長・軍縮担当上級代表

女性初の国連の軍縮部門トップに就任

1989年に国連難民高等弁務官事務所に入り、緒方貞子氏のもと、多くの紛争現場で働くなど、長年、平和と軍縮の実現に関与。今年5月、国連で日本人女性として最高位である、軍縮部門トップに就任。核兵器廃絶を目指し、各国の対話推進に挑む。

伊達 公子(だて・きみこ)さん 元プロテニスプレーヤー

37歳で現役復帰。果敢に挑戦した生き方に感動!

プロテニスプレーヤーとして26歳でいったん引退したものの、約11年半のブランクを経て2008年に現役復帰。09年にはWTAツアーシングルスの歴代2位となる年長記録で優勝するなど活躍した。今年9月、46歳で2度目の現役引退を発表。30代後半から9年半、再挑戦し続けた姿は、働く女性にも勇気と元気を与えてくれた。

 「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、(1)働く女性のロールモデルを掲示、(2)組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当てる、(3)活躍した女性たちを通して時代の変化の矛先をとらえるという趣旨のもと、1999年から毎年実施するアワード、本年が19回目となります。『日経WOMAN』は、1988年の創刊以来、「働く女性」をバックアップしてきました。今後も「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を通じ、社会で活躍する女性を表彰することで、時代を担う女性たちを応援していきたいと考えています。なお、2017年12月7日発売の『日経WOMAN』1月号では、受賞者の紹介と審査結果の詳細を掲載いたします。

[nikkei WOMAN Online 2017年12月1日付記事を再構成]

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