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格安スマホがキッズ携帯に 「スマモリ」で見守り

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日経トレンディネット

子供にスマートフォン(スマホ)を持たせる際、いわゆる「キッズスマホ」が有力な候補となる。しかし、キッズスマホは大手携帯電話会社やごく一部のMVNO(仮想移動体通信事業者)しか提供しておらず、料金コースや端末の選択肢が少ない。「格安スマホ」でコストを削減したい親にとってはネックだった。その解決策の一つになるのが、見守りサービス「スマモリ」(ジランソフト・ジャパン)。今回はスマモリを使って、格安スマホをキッズスマホに仕立てる方法を紹介しよう。

Android用の見守りサービス

スマモリとはAndroid専用の見守りサービスだ。利用料は見守るスマホ1台につき月額400円(税込み)。これで「スマホの利用制限」「ウェブサイトのフィルタリング」「位置情報の検索」のほか、親子間専用のメッセージ機能や、子供がどのようにスマホを利用しているのか確認できるレポート機能などを利用できる。

スマモリを使うには、まず、子供のスマホに子供用アプリ(フィルタリング対応ブラウザーを兼ねる)をインストールして、スマモリのアカウントでログイン。見守り機能は、親のスマホに保護者用アプリをインストールするか、パソコンのブラウザーからスマモリのユーザーページにログインして、設定すればいい。

各機能の設定や利用方法についてチェックしてみよう。

スマホの利用制限を設定する

最初に紹介する機能が利用制限。利用制限とは、スマホを使える時間帯や使ってもいいアプリをあらかじめ決めておき、スマホの使用を制限する機能。例えば、スマホを使っていい時間帯は朝8時から夜10時まで、使えるアプリは連絡に必要なLINEと電話だけ、といった具合だ。

時間帯の制限は、「平日」と「土日」それぞれ1時間単位で指定できる。授業のある日と週末、平日でも塾がある日とない日とで異なる生活パターンにも対応できるわけだ。

アプリの制限では、「アダルト」や「出会い系」といったカテゴリーごとに一括で遮断する自動設定と、アプリを個別に許可・禁止する手動設定が利用できる。大まかな禁止ジャンルを自動設定で決めておき、特定のアプリについては手動で設定するといいだろう。

また、アプリ内課金をブロックする設定もあるので、適宜設定するといい。

ウェブサイトのフィルタリングを設定する

2つ目に紹介するのが、子供が見るには不適切なウェブサイトの閲覧を制限する「フィルタリング」。トラブルにつながる可能性がある掲示板やSNS、暴力や性的な内容が記されたウェブサイトなどをジャンルごと指定したり、特定のウェブサイトをピンポイントで指定したりできる。

スマモリのフィルタリング機能は、先に触れたアプリの利用制限と同様に、独自のカテゴリー分類による自動設定と、個々のサイトごとに許可・禁止を決められる手動設定が利用できる。

ただし、フィルタリングが確実に働くのはスマモリの子供用アプリでウェブサイトを閲覧する場合のみだ。Chromeなど他のブラウザーではフィルタリングが効かない場合があったり、スマモリのフィルタリング機能が対応していなかったりする。子供用アプリをインストールするとデフォルトのブラウザーとして設定されるが、念のため、アプリの利用制限を使い、スマモリ以外のブラウザーを禁止しておきたい。

位置情報の検索機能を利用する

3つ目が位置情報。位置情報を使えば、スマホの現在地から子供の居場所を把握できる。塾通いの子供がちゃんと通学しているか、帰りが遅いときにどこにいるのかなどをチェックするのに役立つ。

ただし、調べられるのは今いる場所のみ。移動経路を追跡して、過去の時間帯にどこに立ち寄ったかなどをチェックすることはできない。

最後が、子供がどのようにスマホを利用しているのかモニタリングする機能だ。スマホ全体の利用時間や、アプリごとの利用時間・回数、閲覧したウェブサイトのURLなどをチェックできる。

モニタリングレポートの画面から使いすぎているアプリの利用を禁止したり、安全なウェブサイトの表示を許可したりすることも可能だ。

どんな機種がいい?

では、キッズスマホにする格安スマホは、どんな機種がいいのだろうか。

スマモリを入れるなら、Android端末であることが必須。スマモリには、iOS版がない。

中でも、防水防じん性能や耐衝撃性能を備えたスマホ端末がお薦めだ。子供は活動的に外出する機会が多く、携帯端末を地面に落としたり水に濡らしたりして破損するリスクが高い。防水防じんに対応するシャープの「AQUOS SH-M04」や、耐衝撃性能を備える富士通の「arrows M04」のように、落下や水没に強い端末が適しているだろう。

また、スマモリの見守りアプリは常にバックグラウンドで動作し続けるので、子供用とはいえ処理能力が高い機種がいい。例えば、ファーウェイの「P10 lite」は処理性能の割にスマホ端末代が安く、コストパフォーマンスに優れている。P10 liteは人気が高いことから取り扱う通信会社も多く、選択の幅が広いのも一つのメリットだ。

デメリットは手間と付加サービス

格安スマホをキッズスマホにするメリットの一つは、大人が使う場合と同じように、大手携帯電話会社よりもコストを抑えられること。月3GBまで1600円の標準的なプランにスマモリの月額料金を合わせても、毎月2000円程度のコストで済む。家族間で通信容量をシェアできるプランを利用すれば、さらにコストを抑えることも可能だ。

また、限られた機種しかない大手携帯電話会社のキッズスマホに比べて、格安スマホはスマホ端末の選択肢が多いのもメリットだ。気に入った機種を選び、スマモリをセッティングすれば、自分だけのキッズスマホが出来上がる。

デメリットは、保護者が自身で見守りサービスを導入し、設定まで行う必要がある点だ。大手携帯電話会社の子供向け端末では見守りサービスがセットになっているので、年齢に合わせたフィルタリングや利用制限の設定をするだけでいいので手軽だ。

また、auのキッズスマホには防犯ブザー機能が備わっており、セコムと連携した急行サービスも契約できるなど、サービス面では大手携帯電話会社に一日の長がある。

子供用のスマホに格安スマホを選ぶ前に、大手携帯電話会社のキッズスマホとの違いや、安心して使うための見守りサービスについてもチェックしておきたい。

(ライター 松村武宏)

[日経トレンディネット 2017年11月1日付の記事を再構成]

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