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リーダーはスポーツに学ぶ

異国でも折れない心鍛えたサッカー ビズリーチ社長 ビズリーチの南壮一郎社長(上)

2017/11/29

体を鍛える、新しい技を磨く。戦術だってそんなに大きく変わるわけではない。自分で決めた目標から逆算して、地道に努力を続ける。そこにある「本質」には、国が違っても何も変わりはない。それは、サッカーが教えてくれたことで、僕の大きな支えになりました。

■「むかついた」。大学4年の後半、16年続けてはじめてレギュラーから落ち、ベンチから試合を見た。

米タフツ大時代。試合への出場機会が減った4年生のシーズン後半には、サポートの大切さを学んだ=南氏提供

僕は16年間サッカーを続けてきて、一度もレギュラーから落ちたことがありませんでした。ポジションはフォワードです。ところが、大学4年のシーズン後半、僕は初めて「ベンチ」になった。レギュラーじゃなくなったんです。ケガもあったし、何より、若い世代が次々に入部してきて、体が衰えてきた僕は外されてしまった。初めてベンチから試合を見たのです。

そのときの心境を、言葉を選ばずにいえば、「むかつく」。本当に悔しかった。そこで初めて、僕は主役じゃなかった。だけど、いい経験でした。二度と味わいたくはないけど、自己責任ですよ。実力不足だからね。トレーニングを怠ってはならない、とも思いました。

ベンチに座っている人の気持ちがわかったことは、大きな学びになりました。どうすれば、ベンチからチームに貢献できるのか。どこに行ってもレギュラーだったから、そんなこと考えたこともなかった。16年を振り返って、いろんな国の、それぞれの学年で、ベンチに座っていたたくさんの仲間の顔を思い出しました。彼らが僕にどんな声をかけてくれていたのか。やっぱり、いいサポートメンバーがいるチームは強いんです。

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