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本郷奏多の整理ルール モノに順位、手放すのは最下位

若手個性派俳優が語る買い物&整理術

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NIKKEI STYLE

話題の映画、ドラマへの出演が相次いでいる本郷奏多さん。「エレベーターのボタンはスマホの角で押す」「家に来た友達には、玄関先で部屋着に着替えてもらう」など、数々の潔癖症エピソードをバラエティー番組で披露し、話題になった。モノの買い方も本郷さんならではのスタイルがあるという。

長く悩んだら高いモノを買ったのと同じ

「モノを買うときに悩むことはほとんどありません。モノ選びに時間をかけたくないんです。時間もお金みたいなものじゃないですか。悩んでいる時間がもったいない。長く悩んだら高いものを買ったのと同じだと思うんです。だから何か買う時は、まとめサイトで要点を調べて、『僕はこの機能が欲しいから、これかな』という感じで選びます。買うモノが決まったら『じゃあ、この商品の最安はどこだ?』と価格サイトを開いて、それで購入。

服を買う時も、お店で悩むことはないですね。いいなと思ったら軽く羽織って、サイズ感が合えば、すぐに買います。

本当にそのモノが必要か、といったことは、僕にとってたぶんそこまで重要じゃないんだと思います。『欲しい!』と本能的に思ったら、たぶんそれは自分に必要なものなのかなという感じなんです」

モノを買うときに悩むことはないという本郷さん。モノの管理についても確固たるルールがある。

「僕は、部屋にモノがあふれるのが嫌なんです。しっかり整頓しておきたいタイプ。だから何か買って、家にモノが増えたら、それと同じ質量分、整理します。整理するものに迷うこともありません。自分の中のランキングで一番下だったものが、捨てられたり、売られたりしていく感じです。

趣味でガンプラ(ガンダムのプラモデル)を作っているのですが、部屋にあるショーケースには50体まで飾れる。だから、新しいガンプラを作ったら、一番気に入ってないガンプラがショーケースから外れます。さすがにガンプラには愛着が強いので、捨てられません(笑)。箱にしまって残しています。ただ……もし本当に収納スペースがなくなったら、やっぱりランキングの一番下から捨てることになるんでしょうね。

モノを増やしたら、その分減らす。モノ選びに時間をかけない。僕に当てはまる言葉をひとつ選ぶとしたら、『合理的』だと思っています(笑)」

昔の気持ちがよみがえるブレスレット

そんな本郷さんが「決して捨てない大切な品」として持ってきてくれたのが、1つのブレスレッドだった。

「2003年公開の『MOON CHILD』という映画で、GACKTさん演じるショウの幼少期を演じました。その際にGACKTさんが映画をイメージした曲を作り、ライブツアーで演奏することになって。そこで幼少期の自分の役と動きをリンクさせたいということで、『一緒に回れる?』と聞かれて、ツアーに連れていってもらったんです」

このオニキスのブレスレットは、その時、GACKTさんがクルーにプレゼントしていたもの。僕は当時、小6か中1くらいでまだ子どもでしたけど、これをいただいた時は、『僕もチームの一員なんだ』と思えてうれしかった。今でもこれを見ると、当時の気持ちを思い出す。僕にとっては大切な思い出の品です」

自身の買い物で最近「買って良かった」と思ったのは、アップルのタッチペン「Apple Pencil」だという。

「iPad Proの10.5インチが出たタイミングで、前から気になっていたApple Pencilを一緒に買いました。普通のタッチペンは、液晶に書いた時に一瞬、タイムラグがあるんですよ。0.0何秒の世界だと思うんですけど、線が出るまでに時間差がある。でもApple Pencilは、本当に鉛筆で書いているような書き味。そのへんの高級電子ペンよりも使いやすいです。デバイスとしてはそこまで注目されているわけじゃないけど、これは今までのものとは一線を画するアイテムだと思います。

Apple Pencilを使って何をしているかというと、僕は絵を描いています。一番良く使うアプリは『Procreate』。どんな絵を描くか、ですか。いや、ヘタクソなので、本当に落書き帳に描くような感じなので、誰にも見せたことがないです(笑)」

買って良かったものとしてiPad Proではなく、iPad Proの周辺機器であるApple Pencilをあげるところに本郷さんの趣向が感じられる。

「ガジェットが好きなんですよ。子どもの頃からメカ系のものが好きで、ゲーム機は発売日に新しいものを買っていましたし、パソコンやタブレットも好き。最近はVRゴーグルを買ってゲームをしたり、ジェットコースターもので遊んだりもしています。

ゲーム機といえば、家には全自動のマージャン卓も持っています。2年前に『アカギ』というドラマで雀士を演じたのですが、それ以来、すっかりハマってしまいまして(笑)。マージャン卓はメカメカしくてかっこいいですよね。今も友達と楽しんでいます」

クランクイン前の衣装合わせが5回以上

12月1日公開の出演映画は、累計7000万部超えの人気マンガを実写化した『鋼の錬金術師』。本郷さんは、主人公の前に立ち塞がる謎多きホムンクルス(人造人間)・エンヴィーを演じる。

「もともと原作マンガが好きだったので、話をいただいた時は純粋にうれしかったです。『ぜひやりたい!』と思いました。

エンヴィーは、ちょっと小生意気な感じで、でも、そんなに強くなくて。絶妙に小物感があるところが、なんか僕らしいなと思いながら演じていました(笑)。

役作りで一番時間をかけたのは、髪です。原作のエンヴィーの髪形を、どういうふうに実写で表現するのか……。監督が非常にこだわってくださいまして、結局、ヘアメイクや衣装合わせを、クランクイン前に5回か6回やりました。1つの作品で、そんなにするのは珍しい。特殊メイクにするのか、CGにするのか。髪の毛の束感は出すのか、出さないのか。いろいろ考えて、こだわってカツラを作ってくださいました。

困ったのは、その髪がすごく長くて、お腹や足にまでハサフサと当たること。肌の露出が多い衣装だったので、髪の毛が当たるとかゆくて、非常に不愉快(笑)。そういう面では、けっこう大変な撮影だったかもしれないです。かゆいし寒いし(笑)」

完成した映画は、作り込んだ世界観とアクションが見どころのエンターテインメント作品に。世界190カ国以上で公開も決まっている。

「CG技術が数年前とは比べものにならないほど上がっていて、完成した作品を見て、日本映画もついにここまで来たんだなあと思いました。日本人が横文字のキャラクターを演じているので、最初は違和感を覚えたり……原作ファンはいろいろ思うところはあると思います。僕も不安はありましたけど、見終わった時は完全に映画の世界観に引き込まれていたので、出来栄えには満足しています。

ただ撮影現場にはけっこう行っていたと思うんですけど、実際に映画を見たら、そんなに出てなかった(笑)。『本郷くんが出てるから見に行こう』と思ってくれる方も何人かはいらっしゃると思うんですが、そこは頭に入れたうえで見てほしいですね(笑)」

本郷奏多
 1990年生まれ、宮城県出身。2002年に映画『リターナー』でデビュー。05年の『HINOKIO』で初主演を務めた。主な出演映画に『NANA2』(06年)、『GANTZ』(11年)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(15年)、『氷菓』(17年)などがあり、ドラマには『なぞの転校生』(14年/テレビ東京)、『ちゃんぽん食べたか』(15年/NHK)『ラブホの上野さん』(17年/フジテレビ)などがある。18年は映画『いぬやしき』が公開。

『鋼の錬金術師』

幼き日に最愛の母を生き返らせようと、禁忌を犯したエドは手脚を失い、弟アルは魂だけのヨロイの身体になった。必ず弟の身体を取り戻す――そう決心し、鋼の義肢を身に着けたエドは、国家錬金術師となる。身体を取り戻す唯一の手がかり「賢者の石」を求めて旅をする兄弟の前に、美しき最強の敵ホムンクルスが立ち塞がる。監督・曽利文彦 脚本・曽利文彦、宮本武史 原作・荒川弘(『鋼の錬金術師』スクウェア・エニックス刊) 出演・山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、松雪泰子 (C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会 12月1日(金)全国ロードショー

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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