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チェックポイントは6項目 お薦めモバイルノート5選

特集 2017年冬、本当に使えるパソコンの選び方

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

年末商戦に向けて大手PCメーカー各社から登場したパソコンの新製品。魅力的なニューモデルが登場したスタンダードノートに比べると、モバイルノートは春・夏モデルの継続販売が中心で新モデルが少ない。だが、登場時に比べると価格が落ち着いているモデルも多く、買い時という見方もできる。軽さ、コンパクトさ、駆動時間、拡張性、価格など、自分が重視するポイントに注目し、用途に合った1台を選びたい。チェックすべき項目を解説した後、お薦めの5機種を紹介する。

モバイルノートには3タイプある

ひと口にモバイルノート(モバイルパソコン)といっても、一般的なノートパソコン型のほかに、マイクロソフト「Surface Pro」のような「タブレット型」や、タブレットとしてもノートとしても使える「2in1タイプ」がある。タブレットや2in1タイプは、スマートフォンのように画面に直接触れて操作できるタッチ操作に対応する。タブレットは薄型なのも特徴だ。

モバイルノートを選ぶポイントは、軽さ、コンパクトさ、バッテリー駆動時間といった携帯性を左右する要素だ。これに周辺機器を接続するための拡張性、セキュリティーを高める生体認証機能、パソコンとしての基本スペックも加味して考えよう。

軽さ:液晶ディスプレーの大きさが13型クラスの製品が多いが、重さは700g台から1.3kg台までと幅広い。

コンパクトさ:コンパクトさは、液晶周囲のフレームを狭くする狭額縁デザインを取り入れた製品が有利。コンパクトだとかばんからの出し入れもやりやすくなる。

バッテリー駆動時間:バッテリー駆動時間は使い方によって変化するが、仕事などで使うなら、カタログ値で10時間以上は欲しいところ。カタログ値の6割前後が実際に使える時間の目安になる。

拡張性:USBや有線LANなど多くの端子を備える拡張性重視の製品がある一方で、端子を極端に減らしてデザインや薄さを重視した製品もある。プロジェクター、USBメモリー、有線LANなど、モバイルノートに色々な周辺機器を接続して使いたい人はここに注意したい。

生体認証機能:外出先で使用するとき、パスワードを盗み見られることを防止したり、紛失した場合の安全性を高めるために、指紋認証や顔認証などの生体認証機能があると安心だ。

基本スペック:処理性能を決めるCPUなどの基本スペックも確認しよう。ネットやメールチェックができれば十分なら、5~6万円の激安モバイルノートを選ぶのもアリだろう。しかし快適に長く使いたいなら、CPUはCore i5以上、メモリーは8GB以上、ストレージのSSDは容量256GB以上のものがお薦めだ。

この記事で取り上げるモバイルノート
・世界最軽量の13型「FMV LIFEBOOK UH」
・LTE通信モデルも選べる「VAIO Sシリーズ」
・薄型軽量で手書きに強い「Surface Pro」
・携帯性の高い2in1「LAVIE Hybrid ZERO」
・光学ドライブ搭載の超定番「レッツノートSZ」

世界最軽量の13型「FMV LIFEBOOK UH」

富士通「FMV LIFEBOOK UH」シリーズは、13.3型モバイルノートでは世界最軽量となる軽さが特徴だ。店頭販売モデルは3モデルあるが、最軽量モデルとなるUH75/B3は748g、一番重いモデルでも916gと1kgを切る。液晶ディスプレーの左右の枠を狭くしたデザインで、コンパクトさはまずまずだ。

バッテリー駆動時間は重さとのトレードオフになる。最軽量モデルは8.3時間と短めだが、その他の2モデルは17時間で、モバイルノートの中でもトップクラスの長さだ。さらに全モデルが指紋センサーを装備する。

拡張性も高く、標準タイプのUSBポート×2に、USB3.1 Type-C(Gen1)、有線LANポート、HDMI出力、SDカードスロットを備える。携帯性、拡張性ともに非常に優れた製品だ。

店頭販売モデルのうち、お薦めは8GBのメモリーと256GBのSSDを搭載する最上位モデルのUH90/B3(実売価格22万円前後)。重さは899g、駆動時間は17時間、CPUはCore i7となる。モバイルノートながらWindows Mixed Reality(Windows MR)にも対応するハイスペック機品だ。

LTE通信モデルも選べる「VAIO Sシリーズ」

バイオの「VAIO S」シリーズは、高い拡張性、長いバッテリー駆動時間、格安SIMカードを使って通信できるSIMロックフリーのLTE通信モデルを選べるのが特徴だ。店頭販売モデルもあるが、自分でスペックを選んで購入できる直販モデル(カスタマイズモデル)をおすすめしたい。

11.6型のS11と13.3型のS13があるが拡張性は共通で、いずれも標準サイズのUSBポート×3、HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、有線LAN、メモリーカードスロットなどを備える。重さとバッテリー駆動時間は、S11が840~860gで14.5~16時間駆動、S13が約1060gで11.5~12.5時間駆動となっている。狭額縁デザインは導入していない。携帯性優先ならS11、画面の見やすさ優先ならS13だ。

薄型軽量で手書きに強い「Surface Pro」

モバイルパソコンの新定番となりつつあるのがマイクロソフト「Surface Pro」だ。12.3型のWindowsタブレットで、別売のキーボード兼カバーを取り付けるとモバイルノートのように使える。

解像度が2736×1824ドットと高いディスプレーは、タッチ操作対応で、別売のペンを使って筆圧を生かした繊細な手書き入力ができる。購入するなら、キーボードとペンをセットで購入するのがおすすめだ。

タブレットなので薄く軽く、街中や電車の中などですばやく取り出し、手持ちで操作できる。重さはモデルによって異なり768g~782g。ただキーボード兼カバーは310gなので、これをつけて持ち歩く場合は1.1kg程度になる。

バッテリー駆動時間は13.5時間。生体認証機能はカメラを使った顔認証に対応する。

注意点は拡張性が低いこと。標準サイズのUSB3.0×1、映像出力端子にMini DisplayPort、メモリーカードスロットはmicroSDカードスロットとなっている。

スペックの違いで5モデルあるが、おすすめはCore i5と8GBメモリー、256GBのSSDを搭載するモデル(直販価格 税別14万6800円)だ。キャッシュバックなどのキャンペーンがよく行われているので、上手に利用したい。

携帯性の高い2in1「LAVIE Hybrid ZERO」

NECのモバイルノート「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの13.3型モデルは、ディスプレーを360度回転させるとノートパソコン型からタブレット型に変形する2in1パソコンだ。ディスプレー部分はタッチ操作に対応する。

特徴は軽さで、店頭販売モデル3モデルのうち、最軽量モデルは769g、バッテリー駆動時間が6.5時間となっている(そのほかの2モデルは831gで10時間駆動)。FMV LIFEBOOK UHシリーズにはやや及ばないが、13.3型の2in1パソコンとしては抜群の軽さだ。

狭額縁デザインを取り入れていて、13.3型モバイルノートの中ではコンパクトなのも特徴。拡張性は標準サイズのUSBポート×2、HDMI出力、メモリーカードスロットなど。有線LAN端子と生体認証機能は搭載しない。

店頭販売モデルは3モデルあるが、おすすめは8GBメモリーと256GBのSSD、Core i7を搭載する最上位モデルのHZ750/GA(実売価格21万5000円前後)。軽量コンパクトな2in1パソコンが欲しい人や、タッチ操作が使えるモバイルノートが欲しい人に向いている。

光学ドライブ搭載の超定番「レッツノートSZ」

ビジネス向けモバイルノートで長く定番となっているのが、パナソニックのレッツノートシリーズだ。その中でも、DVDスーパーマルチドライブ搭載モデル中心のラインアップで軽量・長時間駆動ができる「レッツノートSZ」は人気が高い。

ディスプレーは12.1型で、現在主流の13.3型に比べるとひとまわり小さい。その分だけ小型軽量で、5モデルある店頭販売モデルは849g~1125gとなっている。拡張性は高く、標準サイズのUSBポート×3、HDMI出力、アナログRGB出力、有線LAN、メモリーカードスロットを備える。VAIO Sシリーズとほぼ同等だ。

ビジネスで使うなら、自分が必要とするスペックに合わせ、直販モデルでパーツを選択して購入するのがいちばん。もし店頭販売モデルから選ぶのなら、256GBのSSDとLTE通信機能を搭載し、22時間駆動できる最上位モデルのCF-SZ6QFMQR(実売価格28万円前後)か、光学ドライブ非搭載で849gに軽量化したCF-SZ6PDYQR(実売価格25万円前後)がお薦めだ。

スペックを選べる直販モデルにも注目

この記事で紹介しているのは、主に家電量販店などで店頭販売されているモデルだが、多くのメーカーでは店頭販売モデルをベースにして、メモリーなどのスペックを変更して購入できる直販モデルを用意している。

「CPUや駆動時間はちょうどいいのに、メモリーが4GBしかない」といった場合、モデルをベースにした直販モデルならメモリーを8GBにして購入できることがある。スペックの一部が物足りないと思ったら、直販モデルをチェックしてみよう。直販サイトでは割引きキャンペーンなどを実施していることが多いので、実際に購入する際は見逃さないようにしたい

特集 2017年冬、本当に使えるパソコンの選び方
第1回 新CPUや狭額縁 17年型冬パソコン6つのトレンド
第2回 例年にない盛り上がり スタンダードノートお薦め5種
第3回 チェックポイントは6項目 お薦めモバイルノート5選
第4回 快適な操作性 大画面デスクトップ&ゲーミングノート

(IT・家電ライター 湯浅英夫)

[日経トレンディネット 2017年11月15日付の記事を再構成]

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