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5万円切る激安機も スタンダードノートお薦め5種 特集 2017年冬、本当に使えるパソコンの選び方 第2回

日経トレンディネット

2017/12/6

各社がそろってスタンダードノートに力を入れてきた
日経トレンディネット

 この秋冬のパソコン新製品では、各社とも「スタンダードノート」に最も力を入れている(記事「新CPUや狭額縁 冬パソコン、6つの最新トレンド」参照)。例年、保守的なデザインや機能のものが多く、新製品が登場してもあまり代わり映えしないこの分野では、とても珍しいこと。自宅やオフィスで日常的に使うノートパソコンの買い替えを検討している人には、チャンスのときと言っていい。この記事では、今期のスタンダードノートの選び方とお薦めのモデルを紹介する。

■メインパソコン買い替えのチャンス

 スタンダードノートとは、大型の液晶ディスプレーを搭載し、光学ドライブを内蔵したノートパソコンのこと。重さは2.5kg前後で、自宅やオフィスで据え置きで使うのに向いている。液晶のサイズは15.6型が多い(14型や17型ディスプレーを搭載する製品も一部ある)。

 各メーカーの主力モデルの中から、厳選したお薦め機種を紹介していこう。

この記事で取り上げるスタンダードノート
・トレンド山盛りの「LAVIE Note NEXT」
・日本語入力重視の「FMV LIFEBOOK AH」
・コスパ抜群の「New Inspiron 15 5000」
・グラフィックスに優れる「HP Pavilion Power 15」
・激安パソコンなら「New Inspiron 15 3000」

■トレンド山盛りの「LAVIE Note NEXT」

 最新トレンドを盛り込んだ注目機種の代表ともいえる存在が、NECの新シリーズ「LAVIE Note NEXT」だ。

 第8世代Coreプロセッサー、狭額縁デザインによるコンパクトさ、指紋認証機能、静音キーボード、動画や音楽をいい音で楽しめるヤマハ製オーディオエンジンなどを搭載する。ボタン類を減らしたシンプルなデザインも魅力だ。

 3モデルあるが、8GBのメモリーを搭載しSSDとHDDを搭載する最上位モデルの「NX850/JA」(実売価格20万円強)か、その下のグレードの「NX750/JA」(実売価格18万円強)がお薦めだ。どちらもWindows Mixed Reality(Windows MR)に対応できるスペックを持っている。

SSDとHDDの両方を搭載するNX850/JAは、Windowsのレスポンスがよく快適に使える

■日本語入力重視の「FMV LIFEBOOK AH」

 富士通もNEC同様に新トレンドを数多く盛り込んだ「FMV LIFEBOOK AH」シリーズを発売している。

 上位モデルは第8世代Coreプロセッサー、狭額縁デザイン、指紋認証機能、オンキヨー製ハイレゾスピーカーを搭載。キーボードは打ちやすいように場所によってタッチの重さを3段階で変えてあり、日本語入力アプリにATOKが付属するなど、日本語入力を重視しているのも特徴だ。

 3モデルあるが、8GBのメモリーを搭載してWindows MRに対応する、「AH77/B3」(実売価格22万円強)か「AH53/B3」(実売価格20万円強)がお薦めだ。

Core i7を搭載する最上位モデルAH77/B3。SSDとHDDの両方を搭載する

■コスパ抜群の「New Inspiron 15 5000」

 デルはスタンダードノートを数多くラインアップしている。

 お薦めは「New Inspiron 15 5000」シリーズと、その上位シリーズの「New Inspiron 15 7000」シリーズ。どちらも第8世代Core i5/i7プロセッサーと8GB以上のメモリーを搭載し、5000シリーズは9万5000円を切る価格が魅力。7000シリーズは12万円を切る価格でさらにSSDとHDDを搭載するモデルが買える。どちらも非常にお買い得で、処理性能の高いパソコンをなるべく安く手に入れたい人に向いている。

 デルには15.6型より一回りコンパクトな14型や、一回り大きい17.3型モデルもあるので、そうしたサイズのスタンダードノートを探している人にも向いている。

New Inspiron 15 5000は、Core i5、8GBメモリー搭載で10万円を切るコスパの高さが魅力

■グラフィックスに優れる「HP Pavilion Power 15」

 日本HPもデルと同様に製品数が多いが、スタンダードノートのお薦めは「HP Pavilion Power 15」だ。CPUは第7世代Core i5/i7だが、グラフィックスチップとしてNVIDIA GeForce GTX 1050を搭載し、グラフィックス性能が高いのが特徴。快適に動画編集したい人に特に向いている。

 直販モデルは3モデルある。Core i5.8GBメモリー搭載のベーシックモデル(直販価格9万9800円)もいいが、本当にお買い得なのはCore i7.16GBのメモリー・SSDとHDDを搭載するスタンダードモデル(直販価格12万9800円)だ。

HP Pavilion Power 15はグラフィックス性能の高さが魅力。マイクロソフトオフィスは注文時に追加できる。光学ドライブは搭載しない

■激安パソコンなら「New Inspiron 15 3000」

 ネットの利用が中心で、出費をできるだけ抑えたい人には、デルの「New Inspiron 15 3000」のスタンダードモデルがお薦め。直販価格は4万5980円と激安だが、CPUにはCeleronより処理性能の高いCore i3を搭載し、HDDも容量が1TBと大きく、デジカメ写真や動画を大量に保存できる。

New Inspiron 15 3000。NewがつかないInspiron 15 3000もあるが、そちらはCeleron搭載でHDD容量が500GBと半減する

 海外メーカーのパソコンを選ぶときに注意したいのは、マイクロソフトオフィスの有無。あとからオフィスを別途購入するより、付属パソコンを選ぶ方が得だ。NEC、富士通、東芝など国内大手メーカー製パソコンの多くに付属しているが、デル、HPなど海外メーカーでは選択式になっていることが多いので、必要な人は必ず確認しよう。

特集 2017年冬、本当に使えるパソコンの選び方
第1回 新CPUや狭額縁 冬パソコン、6つの最新トレンド
第2回 5万円切る激安機も スタンダードノートお薦め5種
第3回 チェックポイントは6項目 お薦めモバイルノート5選
第4回 快適な操作性 大画面デスクトップ&ゲーミングノート

(IT・家電ライター 湯浅英夫)

[日経トレンディネット 2017年11月9日付の記事を再構成]

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