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AVフラッシュ

スマートスピーカー戦国時代 勝負を分ける仲間づくり 西田宗千佳のデジタル未来図

2017/11/28

続々と登場しているスマートスピーカー

Amazonがスマートスピーカー「Echo」シリーズを日本でも発売した。日本では2017年10月からLINEとGoogleがスマートスピーカー市場に参入しており、Amazonは出遅れた格好だが、世界的には圧倒的なシェアを持つ企業だけに「本命があとからやってきた」という言い方もできる。

主要プラットフォーマーがそろったことで、市場の興味は「どのスマートスピーカーが売れるのか」という話になるだろう。だが、筆者は、最終的な勝負はそこにはない、と考えている。そして、海外で「Amazonがこのジャンルで有利」と伝えられる理由も、単にスマートスピーカーとしてのシェアの大きさだけにあるわけではない。

では、注目すべき点はどこにあるのか? それは「パートナー戦略」だ。

■海外から1年遅れ、理由は日本語対応に

この年末、スマートスピーカーは注目の製品になっている。LINE、Google、Amazonの3社がそれぞれ製品を出しており、価格面でもかなり積極的な展開をしている。スピーカーが小さな廉価モデルであれば5000円から6000円で、大きめのスピーカーを持つ主力製品でも、実売価格1万~1万5000円程度で手に入る。新しいジャンルのガジェットとしては、なかなかお買い得だ。

Amazon Echo Dot。定価は5980円

日本は、スマートスピーカー市場としては後発である。理由はもちろん、日本語への対応に時間がかかったからだ。Amazonは音声アシスタント機能「Alexa」の日本語対応の改善に「1年以上の時間をかけた」(米Amazon.com Alexa担当上級副社長のトム・テイラー氏)という。

日本での発売が遅れたことは残念だが、その分、海外とは異なる市場環境になった点もある。それは、「Alexa互換」や「Googleアシスタント互換[注1]」のサードパーティ製スマートスピーカーが、立ち上げの時期から存在することだ。

[注1]GoogleアシスタントはGoogle Homeが使用している音声アシスタント機能のこと

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