マネー研究所

ポイント賢者への道

格安スマホでもポイントためる カード決済で二重取り ポイント賢者への道(37)

NIKKEIプラス1

2017/11/15

量販店では格安スマホや格安SIMの売り場が増えにぎわっている(ビックロ ビックカメラ新宿東口店)

 前回紹介した携帯電話大手に続いて今回は、格安スマートフォン(スマホ)事業者によるポイントプログラムを取りあげます。格安スマホは大手の半分以下ともされる通信料金の安さから契約者を増やし、最近では楽天が「フリーテル」を買収すると発表して話題になりました。ポイント制度を導入する会社も増えているので、契約を考える際は参考にしましょう。

■通信費の支払いに充てる

 「楽天モバイル」の場合、毎月の基本料金などの1%に当たる楽天スーパーポイントを獲得できます。ネット通販の利用などで、この楽天スーパーポイントをためている人は多いでしょう。保有するポイントの一部か全てを、毎月の通信費の支払いに充てられる機能が楽天モバイルにはあります。事前に設定しておけば、自動的に保有ポイントが消費され、期限切れを心配する必要がなくなります。

 LINEモバイルでも基本料金の1%相当のポイントがたまります。ポイントは1ポイント単位で決済サービス(LINE Pay)にチャージして残高として使えます。以前紹介したように、JCBブランド付きのプリペイドカード(LINE Payカード)を通じて残高を決済に充てると、その額に応じてさらに2%分のポイントが付きます。

■Tポイント獲得

 「Tポイント」を獲得できる格安スマホ会社もあります。トーンモバイル(東京・渋谷)の場合、たまるのは基本料金などの0.5%分です。Tポイントには175社が加盟(7月末時点)し、全国約70万のお店で使うことができます。

 格安スマホは大手から回線を借りています。通信エリアは大手と同じですが、通勤時間や昼休みの時間帯に混み合って通信速度が急低下することがある点は留意しましょう。次回はスマホ契約者向けにポイント付与を優遇するネット通販サービスを紹介します。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年11月11日付]

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