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「おつり」をアプリが無理なく貯金 自動で別口座に フィンビー、しらたまが代表格

2017/11/12

PIXTA

買い物をすると貯金ができるスマートフォン(スマホ)のアプリが相次ぎ登場している。所定のカードで買い物をすると「おつり」に相当する端数が自動的に貯金用口座に入るので、貯金下手な人でも自然と一定額をためることができる。サービスの詳しい仕組みを見てみよう。

「なかなか貯金ができなかったが、このアプリなら簡単」。都内在住の会社員Aさん(42)が使っているのはネストエッグ(東京・千代田)が2016年12月に始めた貯金アプリ「フィンビー」。利用を始めてから月平均1万円を安定して貯金できているという。17年9月には家計簿アプリのマネーフォワードも「しらたま」を始めた。

■所定カード使用

両アプリとも仕組みはほぼ同じ。スマホにアプリをダウンロードし、事前にネットバンキングの利用登録をした対応銀行と連携させる設定をする。買い物をする際には所定のクレジットカードやデビットカードを使う必要がある。

おつりの設定は100円、500円、千円の3つから1つを選び、選んだ額と支払った額の差が貯金に回る。100円を選んだときに、支払額が100円を上回っても貯金はゼロにはならない。例えば支払額が220円なら支払額より大きい100の倍数、つまり300円と220円の差額が貯金される。500円と千円も同じだ。

貯金に回ったお金は銀行内の別の貯金用口座へと移動する。利息は原則、普通預金と同じだ。住信SBIネット銀行の場合、貯金用口座にたまったお金はいったん普通預金口座に移さない限り、直接引き出すことができないため、この一手間が貯金に手を付けないための「壁」となる。

おつり以外にも様々な貯金のメニューがある。例えば、フィンビーは1日の歩数に応じて貯金できたり、位置情報を使って特定の場所に近づくだけで貯金できたりする。「毎週日曜日に千円貯金」などという設定も可能だ。

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