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目玉焼きには何をかけますか 千差万別、譲れぬ作法

中濃ソース派のベーコンエッグ たっぷりソース

グラフには現れていないが、ソースはウスターと中濃の激しい戦い。それをそっと物陰から見ているとんかつ派、という内部分裂であった。塩派の言い分は「なんでも合う。何も邪魔しない」。またケチャップ派からは「ケチャップがなかったらどうやって絵や字を書けばいいのか」という切実な回答もいただいた。

そして今回も「選択肢を飛び越えた、自分だけの冴えたやり方」が実に面白い。

まず「どうして選択肢にマヨネーズがないのか」という、マヨ派からの指摘が相次いだ。申し訳ない。ゆで卵にはマヨネーズ必須の私ですら、こんなにマヨ派が多いとは思いもしなかったのだ。

黄身をつぶしてとろ~り

「卵に合うのは、卵でできたマヨネーズしかない」「卵オンザ卵の美学」「黄身に火が通り過ぎてもマヨネーズをかければOK」など、とかくマヨ派は熱い。中には「しょうゆ、塩コショウ、ソース、ケチャップ、すべてやります。ただし全部マヨネーズと混ぜてからですけどね」とすべてをマヨネーズ色に染め上げる、マヨナイズ党も存在する。

油とのコラボを重視する一派も少なくない。「ご飯のときは胡麻油、パンのときはオリーブオイル」「バターで両面焼きが最高」「ピーナッツ油を使ってみて下さい。目から鱗が落ちますよ」「胡麻油で揚げるように焼いて胡麻ネギショウガ+たまりじょうゆ」と、それぞれ工夫をこらす。

ご飯に目玉焼きを乗せて、ラー油かければ簡単朝ごはん

さらに少数意見ではあるが「塩とラー油」「ゆかり」「ごまドレッシング」など、明日にも試してみたい味がある一方、「俺は調味料を食いたいわけじゃねえ」という、まさかのノー調味料派も。そしてもっとも衝撃だったのは「目玉焼きは味噌汁に入れるもの。単体でおかずにはならない」という人だった。本当に世の中は広い。

かけるものだけではない。目玉焼きといえば「黄身の固さをどうするか」問題も重要である。とろとろと流れる「ほぼ生」から、中は黄色を保っている半熟、完全に火を通したカッチカチまで、すべての状態に「これでなくては」というファンがいる。

黄身の固さをどうするか?

焼き方にも譲れないものがある。弱火でじっくり焼くか。途中で水を差しフタをして蒸し焼きにするか。ひっくり返すか、返さないか。白身の周囲がチリチリと焦げることに執着する向きもある。

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