GPSウオッチ、主流は心拍計測 ランも健康管理も特集 スポーツ&アウトドアをスマートに楽しむ最新アイテム 後編

17年5月に発売された本モデルは、光学式心拍計を搭載。気圧高度計やコンパス機能も搭載しているため、トレイルランニングや登山にも対応する。

写真上:ForeAthleteシリーズは、光学式心拍計を搭載。写真中:GPSと心拍計により、タイムやペース、距離などを計測できるのはもちろん、気圧高度計やコンパス機能まで搭載している。写真下:付属のRunning Dynamics Podを装着することで、自分の動きを詳しく測定できる

本体の特徴は、スポーツの妨げにならない49gという軽さ、42mmのケース径、そして長時間バッテリー駆動(時計モードで最大2週間/GPSモードでは最大21時間)を実現した。ウルトラマラソンやトライアスロンなど長時間の使用と体力が要求されるスポーツで真価を発揮する。

さらに、付属のRunning Dynamics Podを腰の中央部にベルトなどで装着することで、ピッチ、ストライド幅、接地時間バランス、上下動、上下動比などを計測可能。自分のフォームを把握するのに大いに役立つ。

また、簡単に交換できるQuickFitバンドを採用しており、スポーティーなシリコンバンドからクラシックなレザーバンド、ハイエンドなメタルバンドへ気分に合わせて簡単に付け替えられるのもうれしい。このほかBluetoothでスマホに接続すれば、音楽再生操作などさまざまな機能が使え、Wi-Fi接続によりクラウドデータを取得するためにWi-Fi接続も可能になっている。

「前モデル(FA920XTJ)と比較すると、発売から3カ月の出荷台数は約2倍と好調です。ウルトラマラソンやトライアスロンなど本格的にスポーツに取り組む層に支持されています。軽量、長時間バッテリー、トレーニング記録機能などが競技力アップを目指す人から高い評価を得ています」(ガーミンジャパン コンスーマーデビジョン 熊山康夫氏)

ポラール/トレーニングメニューを自動生成

ポラールの「Polar M430」(2万9800円)

1982年に世界初のワイヤレス式ハートレイトモニターを発売したポラール。リストバンド型の心拍計は、現在、世界中のトップアスリートからスポーツを楽しむ一般ユーザーまで愛用され、世界80カ国以上で販売されている。

この手首型心拍計の需要に合わせて、GPS内蔵型のランニングウオッチを開発。17年7月に、ケース裏に6LED光学式心拍計を搭載した本モデルを発売した。

写真上:6LED光学式心拍計を搭載。写真中:心拍計とGPSを併用することで、ペースや距離などを計測。これらのデータを分析し、トレーニングメニューを自動で作成する機能を備える 写真下:活動量計としても使用可能。重さは約51gと軽く、長時間着けていても気にならない

心拍数計測については40年にわたる研究を行ってきたポラール。業界最高峰の心拍アルゴリズム、独自の6LED化した光学心拍ソリューションを搭載し、手首型光学式でも精度を高く維持できるように設計とテストを繰り返したという。

心拍計とGPSを併用することで、ペース、距離、高度、走力、有酸素能力などを記録でき、屋内でのランニングにおいても手首の動きからペースと距離を計測可能。

さらにデータを分析したコーチング機能を備えているのも特徴で、例えば「ランニングプログラム」機能では、レースの日程を登録すると今まで測定したトレーニングの実績や最近の運動量に基づいたトレーニングメニューを自動で生成してくれる。メニューの詳細は専用アプリからも確認できる。

また、24時間心拍計測や睡眠分析も可能で、活動量計として日常の健康管理にも活躍する。

「秋のランニングシーズン、売り上げは好調に推移しています。購買層は30~50代で、新6LED光学式により心拍数が正確に表示される点や、活動量計としてスポーツ時以外でも活用できる点が支持されています」(ポラール・エレクトロ・ジャパン マーケティング・マネージャー 齊藤陽一郎氏)

特集 スポーツ&アウトドアをスマートに楽しむ最新アイテム
前編 スポーツにも出張にも シューズ収納付きバッグ3選
中編 アウトドアブランドのアパレルライン続々
後編 最新GPSウオッチ 心拍計測でランにも健康管理にも

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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