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それじゃ残念な人 最低知っておくべきスーツのルール できる男のスーツスタイル(中)

プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

2017/11/2

 スーツスタイルが決まっていると、「仕事ができる男」に見えます。毎日か、年に一度か、頻度に差はあっても、ほとんどのビジネスマンは「スーツを着る場面」に臨むはず。「ちゃんと見られたい」「相手に敬意を表したい」――そんなときには、やはりスーツに勝る装いはありません。

 前回「明暗分けるスーツの着こなし 5つのポイントで決める」でご紹介したように、身だしなみにはルールがあります。にもかかわらず、スーツを着るときにルールを忘れ、おしゃれやファッションを第一に考えてしまう人が多いようです。その結果、「カラフル」「ミスマッチ」「ハイブリッド」といったさまざまな混合スタイルが、ビジネスシーンで見受けられます。

 後編「その髪形でスーツ? 「二流感」を拭う5つのポイント」もあわせてお読みください。

 ルールをよく理解したうえでの意図的なものなら、それでいいかもしれません。しかし、ルールも知らずに、ファッション誌の情報やショップの店員のアドバイスを「これも正しいスーツの着方」として、何でもうのみにしていると、思わぬマナー違反になるおそれもあるのです。

 以下、スーツを着る際、これだけは知っておいていただきたい5つのルールをご紹介します。

1. Vゾーン

 「一柄二無地」というルールがあります。スーツ、ネクタイ、シャツ、この3つのいずれかに柄物を選んだなら、ほかの2つは無地にする、というものです。例えば、ストライプ柄のシャツを選んだら、スーツ地とネクタイは無地にします。このルールを外したのが「柄 on 柄」。つまり、シャツがストライプであっても、柄物のネクタイを選ぶ、といったコーディネートです。

「柄 on 柄」は決まると格好良いが上級者向け。また、きちんとしたビジネスシーンには向かない

 確かにうまくいけば非常に感度が高いおしゃれな人に見えるでしょう。しかし、実際はほとんどの人が失敗しています。これは高等テクニックで、合わせ方にいくつものコツが必要だからです。

 たとえ、コーディネートとしては成功していたとしても、フォーマルなビジネスの場には、そうしたミスマッチなおしゃれ感は合いません。「一柄二無地」は基本として抑えておいてください。

2. 色・柄

 「一柄二無地」に加えて、きちんとした場であればあるだけ「柄」自体を抑えなければ、その場にふさわしい印象を演出することはできません。色もそうです。色と柄には場面によって「可」「不可」があります。きちんとしたビジネスシーンにふさわしい柄は限られます。

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