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広瀬アリス 青年マンガに夢中、ロケには40冊持参

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NIKKEI STYLE

映画やドラマでの活躍が続く広瀬アリスさん。彼女が集め続けているのはマンガ、それも青年マンガ。愛読書を聞くと、彼女のイメージとは異なる作品名がずらりと並ぶ。彼女が青年マンガにはまる理由とは? さらに今、「最強の製品が欲しい」と探し続けているモノとは? 「興味を持ったものには猪突(ちょとつ)猛進」という22歳の新進女優が、好奇心を刺激されるモノについて熱く語る。

気がついたら青年マンガばかり

「私が好きでよく買うのは、青年マンガです。中学生の頃は周りの友達と一緒に少女マンガを読んでいたんですけど、だんだん自分の好みがわかってきて、気付いたら青年マンガばかり読むようになっていました。

ずっと好きなのは『東京喰種トーキョーグール』。『キングダム』も好きだし、『ギフト±』も面白いです。『ギフト±』は臓器売買を扱う裏社会の話で、主人公の女子高生が、普通に人体を解体しているんです。その心理がすごく気になります。

青年マンガの魅力は、非現実的なところです。現実味がまったくないので、どっぷり、その世界に入ることができる。『東京喰種』も、魅力はやっぱり非日常感。『亜人』もそうですね。『亜人』は、今は映画化されて有名になりましたけど、私はたぶん、この業界内で最初に読んだんじゃないかっていうくらい、最速で読んでいました。

マンガは、全部で何冊持っているのかな。……わからないです。マンガ部屋があるくらいなので、数え切れないくらいあります(笑)。ロケや旅先にも持っていきます。『キングダム』を全巻、40冊くらい持っていったりとか。それでバッグがいっぱいになっても、あんまり気にしたことはないです(笑)」

「グロ系が多い」と言われるけど

好きなマンガについてたずねると、『いぬやしき』『死刑所』『女子高生に殺されたい』『自殺サークル』『ヒトクイ-origin-』などなど、枚挙に暇(いとま)がないほどの作品名があがってきた。最近は『アメトーク』などのテレビ番組でも、そのマニアぶりが話題となった。

「好きなマンガの話をすると、『グロ系が多い』とか言われるんですけど、自分では一度もそう思ったことがなくて。単純に、面白いから読んでいるという感じです。

マンガを買うのは、本屋さん。ネットでも買えますけど、やっぱりお店に行って、帯やポップを見て決めたい。だから本屋さんにいる時間は、けっこう長いです。どれくらいいたのか、わからなくなるくらいに。

買うときは、よくまとめ買いをします。多いときで20~30冊くらい。新刊や、気になっていたものを買ったり、『この作品、知らないな』と思って手に取ったり。マンガには、そうやってコレクションしていく楽しみもありますね。本棚に『一軍』とか『二軍』とか決めて配置するのも好きなんです(笑)。

だから私、電子書籍にはあまり興味がないんです。小さい頃からずっとページをめくって読んできたので、絶対、紙で読みたい」

久しぶりにセーラー服で挑んだ主演映画

11月3日公開の主演映画は、米澤穂信氏の青春学園ミステリー小説を実写化した『氷菓』。広瀬さんは、天才的な推理力を持つ折木奉太郎(山崎賢人)ら古典部の仲間と学校の謎を解き明かしていくお嬢様の女子高生・千反田えるを演じている。

「『氷菓』はアニメが人気だったことは知っていました。でも、今回はもともとの小説の映画化。原作の世界観を大事にしようと、小説と台本を読み比べながら役作りをしました。

衣装で印象に残っているのはセーラー服。私、20歳を超えてからは、作品でも制服を着ていなかったんです。だから『ど、どうしよう、スカート短いな』みたいな(笑)。横に、作品で制服を着慣れている山崎賢人くんがいるからこそ、恥ずかしいものがありました。

難しかったのは、千反田えるのキャラクターが、自分とかけ離れていることです。えるはお嬢様で、フワフワしていて、全部がかわいい。でも私って中身が男だと思うんです(笑)。だから、クランクイン前にリハーサルを綿密にやって、同じシーンを何十回も繰り返しながら、なんとか、えるのキャラクターをつかんでいきました。

新境地は、『わたし、気になります』という決めぜりふのシーン。監督と話し合いながら、カメラ映りなども気にして、できる限り、かわいくしたつもりなので(笑)。そこはちょっと、注目していただけたらうれしいです」

家族に笑顔をもたらす、幼い頃の文集

映画で最も大きな謎の鍵を握るのが、学生運動華やかなりし時代に古典部で編まれた『氷菓』という文集。そこには「あまりにも人間味にあふれた」(広瀬さん)ドラマが潜んでいるのだが、広瀬さん自身の、文集にまつわる思い出は?

「実家に帰ると、時々、保育園の時に書いた文集が出てくるんですよ。でも字がヘタくそで、何を書いているのか全然わからない(笑)。しかも大きな紙に、めっちゃ小さい、ミジンコみたいな絵を描いていたりするんですよ。それを見ながら、家族でケラケラ笑い合ったりしています。ほんと、何を考えていたんだろうな、私って。

小学生の時の文集には、将来の夢は『看護師』と書いていました。うちの家系に、看護師が多かったからです。でもそこから夢がどんどん変わっていって、今となっては全然違う職業を(笑)。

女優のお仕事は、以前は1人で台本を読んで考えて、ガチガチにお芝居を作ってから、現場に入っていました。でも『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(15年)というドラマに参加したら、台本を7割くらい無視する方が2人もいた(笑)。濱田(岳)さんと西田(敏行)さんが『その場で出てくるものが大事。だから、台本をしっかり覚えてこなくていいんだよ』と言ってくださったので、そこからある意味、フリーになりました(笑)。考えすぎてヘンに小さくならないで、大きく考えられるようになった気がします」

最強のフィルムがないか、気になります!

今年は映画『新宿スワンII』や、連続ドラマ『釣バカ日誌 season2~新米社員 浜崎伝助~』、NHK連続テレビ小説『わろてんか』などに出演。さらに舞台やバラエティー番組のMCなどにも挑戦し、忙しい日々を送っている広瀬さん。体調管理では、どんなことに気をつけているのか。

「とにかく寝ることと、運動すること。寝る時は、めっちゃ寝ます。気がついたら夕方とか……信じられないくらい寝ます(笑)。

運動は、キックボクシングやヨガをしたり、ジムに行ったり。体を動かすことに集中すると、心も体もラクになってリフレッシュできます。

最近、買って良かったのは、トレーニングウェア。今は素材もデザインもいろいろあるので選ぶのも楽しいんですけど、私は黒が好きなので、黒にしました。

モノを買うときは、直感で『好きだ』と思ったら買います。ちょっとでも迷ったら買わない。でもなかなか直感でピンとくるものがないので、きたときは絶対に買っています。そして一度買ったら、それを長く使う。

今、欲しいのは、スマホの液晶保護フィルムです。いろいろな種類を試しているんですけど、どれも、すぐに割れるんですよ。私がよく、スマホを落とすので(笑)。最強のフィルムがないか、気になります(笑)。

あと欲しいのは、やっぱり、マンガです。家に、マンガがいっぱいあったらいいな。いっぱいありますけど、もっと欲しいです(笑)」

広瀬アリス
 1994年生まれ、静岡県出身。2008年に映画『死にぞこないの青』でデビュー。09年には雑誌『セブンティーン』の専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、モデルとしても活躍。主な出演映画に『銀の匙Silver Spoon』『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』『L-エル-』『新宿スワンII』など。ドラマには『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』シリーズ、NHK連続テレビ小説『わろてんか』などがある。主演映画『巫女っちゃけん。』が18年2月3日公開予定。

『氷菓』

卓越した推理力を持つ高校生・折木奉太郎が、姉の命を受け、廃部寸前の古典部に入ることに。そこで出会ったのは、学園一のお嬢様・千反田える。好奇心の塊のようなえるは「わたし、気になります」と言い出したら聞かない。奉太郎は仕方なく、学園の謎を次々と解いていく……。監督+脚本・安里麻里 原作・米澤穂信『氷菓』(角川文庫刊) 出演・山崎賢人、広瀬アリス、小島藤子、岡山天音、本郷奏多、斉藤由貴 11月3日(金)全国ロードショー

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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