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九州 味めぐり

カロリー抑えめ米粉パスタ 自前の野菜と共演 イタリアン「ジャルディーノ」

日本経済新聞西部夕刊

2017/11/7

 熊本の中心飲食街にある複合飲食店ビル「セカンドサイト」。中央が吹き抜けになっていて、人工池も配した個性的なビルの一角に、イタリア料理店の「ジャルディーノ」がある。

 売り物は、米粉で作った麺を使ったパスタだ。このようなパスタを出す飲食店は珍しいという。兵庫・淡路島の製麺会社に特注した麺を使っている。同店を運営しているサン・エンタープライズ(熊本市)の葉山栄司社長は「小麦粉を使っていないのに乾麺に負けない腰の強さがある」と説明する。

イラスト・広野司

 健康志向を背景にカロリーを抑えてダイエットを心掛ける人、小麦粉にアレルギーがある人らに向いているという。900円(税別)のローマ風カルボナーラといったパスタに150円を追加すると、小麦粉を使っていない麺に変えられる。試してみると、のどごしが一般のパスタよりも滑らか。それなのにスープの味がからむ。

 同社は春雨を使った熊本名物、太平燕(タイピーエン)を生み出したとされる紅蘭亭グループに属する。

 自然農法を取り入れた自家菜園を持っていて、ここで栽培しているジャガイモ、オクラ、ピーマン、ニンジンなどの野菜をメニューに使っている。野菜をソースに浸して食べるバーニャカウダ(1030円)は「熊本でいち早くメニューに加えた」と葉山社長は話す。

(佐藤敦)

〈じゃるでぃーの〉熊本市中央区花畑町13の10 電話096・322・3100

食べ歩きが大好きな地元在住のライターや日経記者が見つけた九州・沖縄のとっておきの味を紹介します。

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