よくわかる

ランニング靴、軽量に 安定性、耐久性も向上 よくわかる スポーツシューズ(1)

2017/10/25

スポーツシューズを巡る技術や商品戦略が進化している。ランニングブームに続き、2020年の東京五輪に向けたスポーツ熱、スポーツ用品を身につける「アスレジャー」の流行といった追い風が吹く。消費者の求める水準も高くなる一方だ。最先端の軽量シューズにファッションスニーカー、マイナースポーツ専用シューズなど商品の裾野が広がっている。

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最近のシューズ需要の火付け役となったのはランニングブームだ。2年に1回ランナー人口を調査している笹川スポーツ財団の推計よると、ランナー人口はこの10年で約1.5倍に増えた。

ここ数年はブーム自体は静まっているとの見方も多い。16年は893万人とピークの12年から約12%減っている。理由にはケガや飽きたことなどが挙げられる。

■ランナー減少もシューズ市場は堅調

ランナー人口の減少が指摘される一方、シューズ市場はなお堅調との調査もある。矢野経済研究所によると、16年のランニングシューズの国内市場規模(予測)は約707億円と13年から約25%増加する。あるスポーツメーカー関係者は「中距離用と長距離用など1人で複数のシューズを購入するお客が増えている」とみる。

メーカーは今後さらに、東京五輪が再びランニングなどのスポーツ熱を高めると期待する。

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