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本当に「就活生が社員に会いたい」企業ランキング

2017/10/15

あなたが社員に会ってみたい会社は(PIXTA)

現在の採用市場では、インターネットを通じて手軽に企業の情報を手に入れられるようになった。一方で、インターンシップ、OB・OG訪問などを通じて「実際に社員に会わなければわからない」という声は少なくない。限られた採用シーズンのなかで、学生が実際にあってみたい、と思う企業はどこなのだろうか。人材サービスのビズリーチ(東京・渋谷)は、2019年卒業予定の大学生・大学院生260人に「社員に会ってみたい企業ランキング」を実施。意外にも通常の「就職人気企業ランキング」からは異なる姿が浮かび上がった。

1位 三菱商事、2位マッキンゼー

「社員に会ってみたい企業」ランキングでは、1位に三菱商事、2位にマッキンゼー・アンド・カンパニー、3位に伊藤忠商事とならんだ。総合商社は全体的に人気が高く、10位にも三井物産がランクインしている。首位の三菱商事を選んだ理由として、「魅力的な先輩社員が多いイメージがあるから」(同志社大3年)といった声があがった。

このランキングは、一般的な学生対象の人気企業ランキングとは異なる。就職情報大手のマイナビ(東京・千代田)が日本経済新聞社と共同で2017年4月に発表したランキングでは、文系総合の1位が全日本空輸(ANA)、2位がJTB、3位が日本航空(JAL)という結果だった。比較すると、ともにトップ10に入っているのは伊藤忠商事のみだ。

注)「社員に会ってみたい企業ランキング」(ビズリーチ調べ)の資生堂は、三菱地所と同率8位

「社員に会ってみたいランキング」に並んだ会社は、どういった企業なのだろうか。ビズリーチの新卒事業部・マーケティング企画部長の小川晋一郎氏は、「人気の割に情報が少ないと学生が感じていたり、仕事内容が想像しにくかったりする会社が並んでいる」と話す。

このランキングは、難関大学の学生たちが第1志望として入社を希望する企業群でもある。外資系企業への就活情報サイトを運営するワンキャリア(東京・渋谷)が今年5月に東大・京大生450人を対象に実施した人気企業ランキングと比べてみると、1位がマッキンゼー・アンド・カンパニー、4位にアクセンチュア、5位に三菱商事とならび、今回のランキングでベスト10に入った企業に近くなる。「実際に会いたい」の意味は、いいかえると現時点で、「就職の難易度が高く、学生の本気度が試される企業群」ともいえそうだ。

東大生、京大生が就職したい企業ランキング(ワンキャリア調べ)

■会いにくそうな企業という声が多かったが…

今回、「会いたい会社」1位に選ばれたことを三菱商事の人事部にぶつけてみた。採用グループリーダーの中川剛之氏は、「現場で活躍する社員に会うことで、三菱商事の仕事や社風をより深く感じ取ってもらえると思う。積極的に機会を提供していきたい」という。会社側は様々なタイプの学生に会いたい、という気持ちは強いようだ。

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