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乃木坂46  3期生の単独活動、グループを活気づける

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NIKKEI STYLE

乃木坂46の活性化に3期生が果たした役割は大きい。約3年ぶりの新メンバーとして加入した3期生の12人。2016年12月のイベント「お見立て会」以降、舞台、ライブと単独での活動を重ね、この1年で急成長。個性豊かな3期生が、グループに新たな活気をもたらしている。

16年9月4日の3期生最終オーディションでは選考に残っていた全員が合格となった。2期生が同期だけで活動することがほとんどなかったのとは異なり、3期生は加入直後から単独の活動が多かった。合格発表と同時にLINE LIVEでお披露目、16年12月には初めてファンと接するイベント「3期生お見立て会」を日本武道館で開催した。

17年に入ると、2月2日から3期生による「3人のプリンシパル」がスタート。1~2期生の先輩メンバーが12~14年に挑んだ、毎日異なる1幕での様々なオーディションを通じて、観客の投票によって選ばれたメンバーだけが2幕に出演できる演劇公演「16人のプリンシパル」と同様のスタイル。それを3期生だけで開催した。

脚本・演出を手掛けたのは、欅坂46が主演したドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の脚本にも参加した徳尾浩司氏。3期生1人ひとりの個性を知るために、16年の年末にワークショップを実施したという。徳尾氏は「みんな最初から1、2期生への憧れを口にしていた。目標とする先輩たちの活動をしっかり見てきているので、ワークショップで好きな曲を歌ってもらった時点で、みんな歌唱力は高かったですね。また、プロの役者さんたちのお手本の演技を見てうまくまねるという力に優れていると感じました。3期生の加入で、乃木坂46は3つの学年が存在する女子校的な雰囲気になったのでは」と3期生への印象を語る。

先輩に刺激を与える3期生

「3人のプリンシパル」の本番で抜群の演技力を見せたのが、15公演中、最多の2幕出演11回を果たした久保史緒里と、主役のジョバンニに4度選ばれた山下美月(2幕出演は10回)だ。2幕に「かおる子の母」役で出演した女優の柿丸美智恵は、13年に開催された『16人のプリンシパルdeux』や『すべての犬は天国へ行く』『墓場、女子高生』などで乃木坂46の1期生とも共演している。柿丸は「久保さんは、将来ミュージカルに出演しそうだな、というレベルの芝居を見せていた。稽古のときは、ノートにびっしりとメモをとっていて勉強熱心でしたね」と言う。

一方で徳尾氏が注目したのは山下。「彼女は、演技のバランスが良くて、欠点が少ない。でも、何度選ばれても着替えには一番時間がかかるなど、マイペースなところがステージの上とギャップがあって面白かったですね。久保さんと山下さんは、お互い2幕によく選ばれることで、自然と切磋琢磨する関係になっていた」(徳尾氏)

乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』(テレ東系)でも、2月から3期生メンバーが1人ずつ先輩メンバーと組んで紹介され、スポットライトが当たる機会が増えた。番組を手掛けるケイマックスの塚田正道ディレクターは、「当初は憧れの先輩と一緒に慣れていないテレビに出るということで、興奮していっぱいしゃべるけれども、カメラに背中を向けていて、どのカットも使えなかったということも。ランダムに組んだ1期生にも変化があり、これまでは妹キャラだった齋藤飛鳥さんは、向井葉月さんに楽屋でも『分からないことがあれば何でも聞いて』と話しかけて、頼れる先輩を感じさせた」と、3期生の加入が乃木坂46全体に与えている影響を指摘する。

3月発売のシングル『インフルエンサー』のカップリングには、3期生の初オリジナル楽曲『三番目の風』を収録。まだ3期生のオリジナル曲は少ないが、5月にはAiiA 2.5 Theater Tokyoで全8回の単独公演を開催した。乃木坂46のシングル曲を12人の3期生バージョンのフォーメーションで歌い、曲ごとにセンターポジションに立つメンバーを変えることで、彼女たちに経験を積ませた。

3期生単独での活動が続いたなかで、先輩との融合を図ったのが、7月からスタートした真夏の全国ツアー。コンサートの幕開けから3期生が計8曲を歌い、その後に2期生、1期生の出演パートが続く。最後に全メンバーがともにパフォーマンスするセットリストにより、乃木坂46ファン全体に3期生の存在を広くアピールする機会となった。

大園と与田は異なるタイプ

そして8月発売の最新シングル『逃げ水』では、3期生から大園桃子と与田祐希の2人が初選抜入りして、Wセンターを務める。2期生加入直後にもシングル『バレッタ』(13年11月発売)で堀未央奈がセンターに抜てきされたが、2人の新加入メンバーがセンターポジションに同時に選ばれたのは、乃木坂46史上初めてだ。

2人を近くで見ている『乃木坂工事中』プロデューサーのケイマックス・小谷中真実氏は「素朴さという点では似ていますが、大園さんは、徐々に度胸がついてきましたが、緊張ですぐに泣いてしまうタイプ。一方で、与田さんは何ごとも器用にこなして弱音を吐かない。そんな2人が『逃げ水』のヒット祈願で、ダイビングをしてウミガメとの出合いに挑戦したときに、お互い支え合っている姿が印象的でした」と語る。

『乃木坂工事中』の収録を通して垣間見える3期生の個性は豊かだという。「伊藤理々杏さんはとにかく元気で、どんな振りにも反射的にハキハキ答える。つらいことも楽しく変えていく前向きな性格」(塚田氏)。「梅澤美波さんはしっかり者で、その場の状況をすぐに把握できるのでレポーター役に適任」(小谷中氏)など、そのキャラクターは色とりどり。まずは大園と与田がけん引役となりそうだが、他のメンバーたちも個性を発揮する機会を増やし、個々の知名度を伸ばすことで、3期生はさらに飛躍していくだろう。

(日経エンタテインメント! 伊藤哲郎、ライター 高倉文紀) 

[日経エンタテインメント! 2017年10月号の記事を再構成]

トップアイドルへと飛躍した乃木坂46の2017年を、3つの視点から解説します
10月10日(火)メンバーが5つの分野で活躍
10月11日(水)汗と涙のアンダーライブ
10月12日(木)3期生がグループを活性化

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