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投資情報、AIで効率収集 プロ用を個人にも開放 SNS投稿、決算、株価変動などを分析

2017/10/7

PIXTA

 AI(人工知能)が収集・分析した情報を、個人投資家が資産運用に活用できる機会が広がっている。今春以降、証券会社が相次いで個人向け情報サービスを始めた。多くは口座開設者向けなので、証券会社選びのポイントの一つにもなりそうだ。各社のサービスの特徴をまとめた。

 「SNS(交流サイト)の投稿が株価を左右することがあるので使ってみたい」「情報を簡単に探せる」――。岡三オンライン証券が6月に始めた「#カブトレンド」。個人投資家にセミナーで紹介したところ、こんな感想が寄せられた。

■SNS投稿カバー

 ツイッターなど特定のSNSに流れた投稿をAIが分析し、社名などが話題になった頻度を基にポイントを付ける。例えばトヨタ自動車なら「新車」「水素自動車」など、あらかじめ関連付けた単語もポイントに加算。さらに株価の動きも解析してスコアを付け、ランキングにまとめる。

 ポジティブな話題だけでなく、ネガティブな話題で盛り上がった場合もスコアは上がる。ランキングは1分ごとに更新するため、常に「旬な銘柄」を知ることができる。

 4月以降、証券会社がAIで分析した情報を個人に提供する動きが相次いでいる。これまで機関投資家向けシステムや投信運用などに活用していたAIを個人向けに“開放”することにより、サービス強化につなげたい考えだ。

 マネックス証券は4月、「AIレポート」の配信を始めた。日米欧と新興国の株式、債券、不動産投資信託(REIT)の今後1カ月の見通しを3段階で評価。各国の経済指標や指数、金利動向などをAIが分析し、世界の景況感を地図で表現する。

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