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ポイント賢者への道

マイル、買い物でもためる 提携クレカ利用、特典多彩 ポイント賢者への道(31)

NIKKEIプラス1

2017/10/4

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「陸(おか)マイラー」という言葉があります。航空会社が提供する特典「マイレージ(マイル)」を飛行機に搭乗する以外の方法でためている人のことです。マイルを獲得するには、前回説明した飛行機に乗る方法の他に、航空会社の提携クレジットカードを活用する方法があります。買い物の決済でたまるため「ショッピングマイル」といいます。飛行機にはたまにしか乗らないという人もこれを組みわせることでマイルを積み上げられます。

JALマイレージバンクに登録したうえで、「JALカード」(年会費は普通カードで原則2160円)を決済に使う場合で考えてみましょう。ショッピング時には通常「支払額200円につき1マイル」が付きます。年会費3240円を払えば「支払額100円につき1マイル」に増量されるサービスもあります。支払額が100万円なら1万マイルです。

提携カードでマイルを上乗せする方法は他にもあります。買い物は、通常の2倍のマイルが付く特約店(約5万2千店)でするのがお得です。ネット通販なら、マイルが追加で得られるJALマイレージモールを経由して注文します。

カード会員には他にも特典があります。年1回でもJALグループの航空機に搭乗すれば自動的に1000マイルが付加されます。このほか、搭乗する度に付与されるマイル(フライトマイル)自体も、カード会員の場合は10%増量されてお得です。ANAのサービスも仕組みは似ています。

飛行機搭乗と提携カードの活用を組み合わせれば1年に1万5000マイルくらいためることが可能です。マイルの有効期限である3年続ければ合計4万5000マイル。これだけあれば、夫婦2人で香港まで往復する特典航空券(成田発、エコノミークラス)に交換してなお5000マイルが残ります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年9月30日付]

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