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少しのご飯もおいしく炊ける 小型の高機能炊飯器3選

2017/10/7

上位機では採用している発熱性、蓄熱性が高い「ダイヤモンド竈(かまど)釜」を使用。吸水しやすいもち米に合わせて、ゆるやかに加熱して炊き上げる「おこわ」コースも用意

「Wおどり炊き」は従来、5.5合炊き以上の上位機を中心に搭載されていた機能だが、9月1日発売の可変圧力IHジャー炊飯器「SR-JW057」で初めて小容量タイプの3合炊きにも追加された。さらに、追い炊き工程時に釜内を加圧・高温化する「加圧追い炊き」機能も新たに搭載することで、同容量の従来機種「SR-JX056」に比べ、甘み成分が約10%、ねばり成分が約6%アップしたという。

> この炊飯器は、パナソニックが日本ならではの機能とデザインにこだわった製品を展開する「Jコンセプト」シリーズの1つ。明るく大きな液晶やわかりやすい操作方法に加え、赤飯を約50分で炊き上げる「おこわ」コース、じっくりとやわらかく炊き上げる「よりやわらかごはん」コースなど、多彩なごはんが炊けるメニューも新たに搭載している。

■伝統工芸の南部鉄器を搭載/象印マホービン

日本の伝統工芸である南部鉄器の内釜を小容量モデルにも搭載した「極め炊き NP-QT06」。新たに追加した「プレミアム対流」技術が、甘みとうまみを引き出す。実勢価格は11万550円

象印マホービンから7月に登場したのは、炊飯釜に羽釜形状の南部鉄器を使用した3.5合炊きの圧力IH炊飯ジャーの新モデル「極め炊き NP-QT06 南部鉄器 極め羽釜」。南部鉄器は、岩手県の伝統工芸品で、発熱効率や蓄熱性が高いため、熱をしっかり釜の中に閉じ込められるという特徴を持つ。釜の羽が外釜に密着して直接加熱するため、側面の加熱が促進され、かまどの炎のような大火力が米1粒1粒に熱を行き渡らせ、ふっくらと大粒のごはんを炊き上げる。

羽釜形状をした内釜。突起のある羽部分が外釜に密着しじかに熱を伝える「かまどヒーター」となる。より好みの味に近づくわが家炊き」機能もユニーク

新モデルでは新たに、大火力と高圧力による「プレミアム対流」を搭載。予熱を経て加熱が始まる、いわゆる「中パッパ」工程で強い火力を加えて激しい対流を起こすことで、甘み成分となるでんぷんの粒を引き出す。さらに沸騰維持工程の終盤に、「追い加圧」として1.3気圧をかけ、米にコーティングされた甘み成分を内部まで染み込ませる。従来機に比べて甘み成分が約62%、うまみ成分が約10%アップしたという。

象印マホービンならではの特徴として、「わが家炊き」機能がある。前回のごはんの炊きあがりの感想を入力すると、次の炊き方を自動で調節してくれるのだ。さらに、好みの食感に炊き分ける「7通りの炊き分け圧力」、おこげが炊ける「鉄器おこげ」「湯の子」メニューなども好評のようだ。

■炭を削り出した内釜で0.5合でもおいしく/三菱電機

1人分でもおいしく炊き上げてくれるので、単身者にも便利な「本炭釜 NJ-SW068」。実勢価格は7万7360円

5月に三菱電機から発売された3.5合炊き三菱IHジャー炊飯器「本炭釜 NJ-SW068」は、炊飯器の内釜に、純度99.9%の炭素材を採用しているのが特徴だ。

内釜となる本炭釜は、職人が1つ1つ手作業で炭を削り出して作る

炊飯方式に採用しているIHは、炊飯器内部にあるコイルに電流を流して磁力を発生させる。電流が磁力線とともに釜を通過する際、電気抵抗により発熱する仕組みだ。炭は磁力線が深く浸透しやすいため、熱効率が高い。業界最厚となる厚み10mmの釜底で、わずか0.5合でも粒立ちのよいごはんを炊き上げる。

炊飯メニューは、白米、玄米のほか、おかゆ、おこわなど10種類を搭載。本体カラーに、ごはんの甘み、温かみのある白をイメージした「白和三盆」と、蒔絵(まきえ)のような貝や箔のきらめき、深みのある黒をイメージした「黒銀蒔」の2色を採用するなど、見た目の高級感も意識している。

(家電ライター 田中真紀子)

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