スーツに「キティ」のかばん ミスマッチが対話を生むトーキョーオタクモード会長 亀井智英氏(上)

アニメやマンガなど日本の「オタク文化」に関連する商品の海外向けネット販売を手がけるトーキョーオタクモード(米オレゴン州)。2012年の設立ながら、フェイスブック上のファンは2000万人超、取引実績は130以上の国・地域にのぼり、16年の売上高は前年比20%増と急成長を遂げている。「日本のオタク文化を世界に広め、クリエーターと海外ファンの懸け橋になる」との目標を掲げ、世界を舞台に挑戦を続ける亀井智英会長に、装いに対する思いを聞いた。

後編「公の場でもロゴ入りTシャツ 社員と『夢』共有の証し」もあわせてお読みください。




――オフィスではラフな格好をしていることが多いようですね。

「本社は米国西海岸のポートランドにあって、1年のうち大半は米国を飛び回っています。オフィスでは皆Tシャツとかパーカーなど、カジュアルな格好です。僕もパーカーを着ていることが多い。基本は動きやすい服装です」

「実は昨日、髪を切ったんですよ。ボサボサだったんで、3カ月ぶりに(笑)。米国で2、3回髪を切ったことがありますが、散髪の技術は日本の方が洗練されています。東京支店を置いている渋谷に寄るときなどに行きつけの美容室で切ります」

「普段はパーカーを着ていることが多い」と話す亀井智英会長(東京・渋谷の東京支社)

■西海岸で見かけるスーツ姿は、ほぼ日本からの出張者

「西海岸にはテック系(情報技術系)の企業が多い。ポートランドに近いシアトルには、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトの本社があります。スマートフォン(スマホ)ゲーム『ポケモンGO』を開発したナイアンティックの開発部隊もあるようです。温暖な気候でもあり、人々はあまり格好を気にしない。エグゼクティブでもジーンズにポロシャツですよ。西海岸でスーツを着ていると、まず日本人に見られます。街で見かけるスーツにネクタイ姿の人は、ほぼ全員が日本からの出張者ですね」

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