イタリアの高級メンズファッションブランド「エルメネジルド・ゼニア」が日本上陸50周年を迎えた。1910年に北イタリアのトリヴェロで創業した同社は毛織物工場としてスタート、現在は高級紳士服ブランドとして、100カ国以上に500を超える販売拠点を展開している。日本へ進出したのは1967年。生地の輸出から始まり、10年後の77年には日本での最初のストアをオープンした。現在は日本国内に19店舗を構える。
23日に都内で開いたレセプションで、ジルド・ゼニア最高経営責任者（CEO）は「日本は個人的にも特別な思いのある国。50年という月日をともにすごしてきた。新たなアーティスティックディレクターを迎え、ゼニアとしても新たな扉を開くタイミングでこの場に立てたことを光栄に思う」とあいさつ。
2016年、5年ぶりにゼニアに復帰、アーティスティックディレクターに就任したアレッサンドロ・サルトリ氏は「長いゼニアの歴史に加わることができて感謝している。さらにこれからの新しい歴史をともに歩めることができ、非常にうれしい」と述べた。
