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神秘の国アイスランドへ 上手に旅する5つのヒント

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NIKKEI STYLE

火と氷の国、アイスランド。旅ライターの小野アムスデン道子さんが「一生に一度は行きたい旅先」と太鼓判を押す国です。火山と氷河が織りなす国土は、大地に露出した地殻の裂け目や、氷河が溶けて流れ落ちる滝などの「ゴールデンサークル」、世界最大の露天温泉「ブルーラグーン」など、息をのむ絶景の連続。しかし実際に訪れるとなると、旅行のための現地情報があまり知られていない神秘の国でもあります。アイスランドを旅するヒントを小野さんが紹介します。

日本からアイスランドへ 最速はヘルシンキ経由

ノルウェーとグリーンランドの間にあるアイスランドはヨーロッパの端っこだが、ニューヨークやボストンからは飛行機で5~6時間。実は米国東海岸からは割合近い。

日本からアイスランドへの直行便はないので、ヘルシンキ、コペンハーゲン、ロンドン、パリなどヨーロッパの都市を経由して行くことになる。経由地を単に乗り換え地点とするのではなく、滞在して周遊旅行にするのもいい。

いちばん時間的に早いのは、日本からフィンランドのヘルシンキに飛ぶフィンエアーを利用して行く方法。フィンエアーは成田のほか中部、関空、福岡(2017年10月28日まで)からもヘルシンキに飛んでいる。ヘルシンキからレイキャビクまでは、そのままフィンエアーを乗り継いで約3時間50分だ。

主要な見どころはレイキャビクから日帰り可能

アイスランドの雄大な自然の写真を見ると、ものすごく大きな国だと誤解してしまいそうだが、実は北海道と同じぐらいの大きさだ。

アイスランドの見どころの一つ「ゴールデンサークル」。ユーラシアプレートと北米プレートに引っ張られた大地の裂け目が見られる世界遺産の「シンクヴェトリル国立公園」、氷河が溶けて豪快に水が流れ落ちる「グトルフォスの滝」、約5分おきに20メートルもの熱湯が吹き上がる「ゲイシールの間欠泉」の3カ所が三角形の位置関係にあるのでこの名がついている。

それぞれの規模があまりにすごいので、これらを回るのはさぞかしたいへんだろうと思えるが、それぞれレイキャビクからさほど遠くはなく、車なら1日で(頑張れば半日で)回ることができる。アイスランドをぐるりと回る道路をはじめ、幹線道路の数は多くはないので非常にドライブもしやすい。レイキャビク発着のバスツアー(日本語ガイド付きもあり)を利用するのも効率的だ。

ブルーラグーンは事前予約をしないと入れない

アイスランドで必須の観光スポットといえる「ブルーラグーン」。ブルーを帯びた乳白色の広大な温泉はちょうどよい湯かげんで、泳いだり、温泉につかりながら美容によいという泥のパックをしたりと、他にはない体験ができる。

ブルーラグーンは世界中から観光客が訪れる人気スポットで、オンラインによる事前購入が必須になっている。その時間の入場枠が埋まってしまうと、それ以上の予約は受け付けない。いったん入場してしまえば何時間いてもいいのだが、1時間ごとに入場時間の設定がされていて、「Fully Booked」つまり予約で埋まってしまっている時間帯も多い。

料金は、入場だけか、タオルやドリンクなどが付いているかなどによって4種類のパッケージがあるが、同じパッケージでも混んでくると料金が上がってくる。例えば、いちばん安い「スタンダード」は「ISK(アイスランドクローナ) 6100~」という表示になっていて、時間帯によってこれがISK 8000に上がっていたりする(1アイスランドクローナ=1.05円、2017 年9月22日時点)。

ブルーラグーンに行くなら、旅程の中で早めに日時を決めて、まずは予約をすることだ。アイスランドの旅の基点になるレイキャビクとケプラヴィーク国際空港の間にあるので、旅程の最初か最後に入れると無駄がない。送迎も入場パッケージに付けて予約できる。

物価は驚きの高さ 宿泊施設の予約はここに注意

アイスランドの旅行でたいへんなのは、物価が高いことだ。ペットボトルの水が400ISK(約402円)。ランチは、定食のようなメニューでも着席だと2000ISKでありつくのが難しいほどだ。宿泊も、何万円もするラグジュアリーな宿はあまりないかわりに、2万ISK以下の宿を見つけるのは難しい。

宿泊はレイキャビクから離れて郊外に出たら安いかというと、実はそんなに変わらないので、利便性を考えてレイキャビクにずっと泊まるのもありだ。当然ながらリーズナブルな宿、安い部屋から埋まっていくので、宿の手配は早めに。

朝食も外で食べると高いので、朝食が付いているかどうか、宿の近くにスーパーマーケットがあるかどうかも宿選びのときにチェックしたい。レンタカーで回る人は、駐車場の有無やその料金も要チェックだ。

レイキャビクは歩いて回れる町 尖塔の教会がランドマーク

アイスランドの首都レイキャビクは歩いて回れ、治安もよいので、1日はレイキャビク散策にあてるのもいい。町中にはゴールデンサークルなどへの観光ツアーの受付を兼ねた案内所も多く、無料のマップを置いているので、まずこれを入手しよう。

町の中心、坂になったコーラボルズハイズの目抜き通りを上がったところに、一際目立つコンクリートの尖塔(せんとう)が見える。73メートルとアイスランドでいちばん高い建物でもあるハットルグルムス教会だ。

中はシンプルなつくりで、大型のパイプオルガンがあり、ミサや瞑想(めいそう)の時間にはすばらしい響きを聞かせる。開館時間は、10月~4月が午前9時~午後5時、5月~9月は午前9時~午後9時(無料)。町を一望できる塔に上る際は、大人1人につきISK 900、子ども1人につきISK 100が必要。

ハットルグルムス教会からは目抜き通りが続き、これに並行して店の並ぶ通りがある。

Tryggvatagataという通りにあり、アイスランド語で「町いちばんのホットドッグ」を意味する「Baejarins Beztu Pylsur」は、レイキャビクの名物。クリントン元大統領も食べたという。町いちばんどころか「宇宙一のホットドッグ」でよく検索に出てくるほどだ。ラム肉入りのソーセージに揚げタマネギが味のアクセントで、ケチャップやマスタードをかけて食べるシンプルなホットドッグだ。物価高のレイキャビクで、お手軽値段で食べられるストリートフードとあって、行列ができている。

[取材協力:フィンエアー]

小野アムスデン道子
 世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスに。東京と米国・ポートランドのデュアルライフを送りながら、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。

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