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デジタル・フラッシュ

iPhone新機種のびっくりとがっかり 識者3人に聞く

2017/9/22

iPhone X(左)とiPhone 8(右)(写真:磯修、以下同)

スマートフォン(スマホ)市場が成熟に向かう中、米アップルが発表したiPhoneの新機種を専門家たちはどう見ているのだろうか。今回の発表の第一印象としては「新鮮味に欠けた」との声も聞かれた新型iPhoneだが、モバイル機器やデジタル機器に詳しい識者3人に改めて「びっくり」と「がっかり」のポイントを挙げてもらった。

発表会のティム・クックCEO

■佐野氏:まとめる力はさすが、目新しさには欠ける

有機ELディスプレーや顔認証、ワイヤレス給電など、新型iPhoneに搭載された機能は、そのほとんどが事前に予想された通りだった。だが実際に登場したiPhone Xを見ると、それを一つにまとめあげる力はさすがだなと感じた。それぞれの要素がとてもスマートに製品化されている。これはアップルが持つ、変わらないアドバンテージだ。

機能的に注目は、やはりAI(人工知能)専用ユニットの「ニューラルエンジン」だろう。今回は顔認証に用いられるだけだというが、チップセットにAIを搭載することでさまざまな可能性が広がると感じた。これまでモバイル端末でAI機能を提供する場合、クラウド上で処理をしていた。しかし、クラウドにあげるのに抵抗を感じる情報もある。たとえば顔認証の情報をクラウドで処理することに不安を感じる人もいるだろう。こういった傾向はますます強くなっていくはず。そういったデータをクライアント側で処理できるのは大きい。

顔認証の設定をしているところ。ニューラルエンジンを使用している

もちろんクラウドのAIもますます発展していくだろう。クラウドとクライアントという2つの軸で対応できるようになったというのは、スマホのAI化にとって大きなポイントになるはずだ。

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