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フード・フラッシュ

コンビニ・スーパーで入門 クラフトビール最初の5本

2017/9/24

スーパーやコンビニで買えるクラフトビールは入門に最適だ

ここ数年、クラフトビールの人気が非常に高くなっている。東京商工リサーチによると、日本の小規模醸造所は、2010年以来、毎年、前年比で出荷量を増やしている。また、クラフトビールの本場アメリカからの輸入量も、16年は前年比22.6%増となった。人気の背景は、なんといっても味わいが多彩で、かつ品質が高いことだ。

クラフトビール人気の盛り上がりを受けて、今ではコンビニやスーパーでも高品質なクラフトビールが気軽に買えるようになった。

ただ、「クラフトビールってよく分からないし、本当に美味しいの?」と思っている人もいるだろう。そこで今回は、クラフトビールのサイトを運営する筆者が、コンビニやスーパーで購入可能な23種類のクラフトビールから、これぞクラフトビールというビールを5種類紹介する。まずは、ここで紹介する5種類のビールを飲んでクラフトビールの世界を味わってほしい。

個別のビールを紹介する前に、少しだけ基礎知識を説明しておこう。

ビールには細かく分けると約100種類ほどもある。ビールの種類のことを「ビアスタイル」という。例えば、日本の大手メーカーが造っているビールの多くのビアスタイルは、「ピルスナー」だ。今回は5つのビアスタイルごとに1つのビールを紹介する。こういったビアスタイル名を覚えるのが、クラフトビールを理解する近道だ。

■おなじみの「ピルスナー」も一味違う

最初に紹介するビアスタイルは「ピルスナー」。ピルスナーは、チェコ生まれで低温で発酵するラガー酵母を使う。大手ビールメーカーのビールに代表される透明感のある黄金色で、真っ白な泡と爽快な苦み、そして喉越しの良さが特徴のビールだ。しかし、ビアスタイルこそ大手メーカーと同じであっても、クラフトビールのピルスナーの味わいはかなり違う。その代表が、Mikkeller(ミッケラー)のMikkel’s Dream(ミッケルズドリーム)だ。

Mikkeller(ミッケラー)の「Mikkel’s Dream(ミッケルズドリーム)」

ミッケルズドリームは、大量のホップが詰まった米国流のピルスナー。香りをかいでみると、ホップ由来のグレープフルーツやオレンジを思わせるかんきつ香が、まるでボクシングの連打のように襲いかかる。口に含むと、シャープな苦みがボディーブローのように効き、苦みが引いた後には爽快感がやってくる。喉越しの良さ、飲んだあとのキレの良さはピルスナーならでは。ミッケルズドリームを飲むと、いままでのピルスナーとはまったく違っていて、クラフトビールの醍醐味が実感できる。

ビールデータ
ビール名:Mikkel’s Dream(ミッケルズドリーム)
ブルワリー名:Mikkeller(ミッケラー)
アルコール分:4.6%
原材料:麦芽・ホップ
ビアスタイル:アメリカンピルスナー
購入場所できるコンビニ、スーパーの例:成城石井

■ホップの爽やかな香り豊かな「ペールエール」

ペールエールはイギリス生まれ。赤銅色で、ホップの爽やかな香りとエール酵母が作り出すフルーティーなアロマが楽しめるビールだ。ピルスナーが好きな人なら、次のステップとして、ペールエールを飲んでみるのが、クラフトビールへの入門として王道かもしれない。

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