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欧米人も豆が好き フィッシュ&チップスやカレーにも

枝豆そら豆お豆さん(4)

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NIKKEI STYLE

前々回、そら豆の皮は食べるか食べないかで熱い議論がたたかわされた。その問題が、依然終わらない。

ご意見 私は親から「あれは食べないものである」と教わり、前歯で黒いところの反対側に傷をつけ、中の柔らかいとこだけを食べていました。母はちょっとカッコつけたいときには、その部分に包丁で切れ目を入れてからゆでていました。
 ところが居酒屋でそら豆の塩ゆでを頼んで皮を残しながら食べていたら、友人から「何カッコつけてんだよ」と怒られたとです。私はまちがっとるとですか(文守こまいぬさん)

ヒロシ風博多弁はOKよ。

ご意見 私もそら豆の皮は必ず食べちゃいます(地球にやさしいの)。そら豆って旬が短いでしょ。毎年少しでも冷凍してとっておくんですけど、解凍が意外と難しいものなのです。でも、私は発見しました。凍ったままフライパンで炒めるの。焦げ目が付くくらいしっかりと炒めます。そうすると香ばしい、水っぽくない、熱々、皮も最高! といいことだらけなのですよー。おうちに冷凍そら豆がある人は、即、フライパンにつっこむべし(新潟市 ちかぶーさん)

デスクがスーパーで売っているそら豆でさっそく挑戦した。マメな性格である。

ご意見 亡くなった私の祖父は常々「豆の皮(薄皮のこと)をむいて喰うやつは、死んでから鬼に石の皮をむいて喰えと責められて、爪から血を出すことになるのだ」と言い、そら豆は言うにおよばず南京豆(皮付ピーナツ)の渋皮をむくのも眉をひそめていました。
 幼いころに刷り込まれた私は、そら豆は皮ごと食べるものと確信していました。長じて居酒屋などに出入りするようになると、かなりの方がそら豆の薄皮をむいて食べ、またお店の方もむくのが当然とばかり殻入れの器を出されるのには少々仰天した記憶があります。やはり都会は地獄の1丁目なのでしょうか?(甘く煮た豆が大嫌いな、亡命名古屋人さん)

鬼? 石の皮? 爪? 血? 恐ろしかー。でも私はむかない派だからいいのだ。

むく、むかない問題ではないが……。

ご意見 ゆでて皮をむいたそら豆って、何だかインコに似てませんか? 芽のトコがくちばしみたい。野瀬さんもデスクも皮ごと食べてばかりいないで、たまにはむいてみて下さい。かわいーですよ!(中林20系中林52さん)

そら豆を「インコの顔みたい」と表現した人をほかに知らない。「ゴリラの鼻くそ」という名前の甘納豆を買ってきたとき、本気で逃げたのは確か末の娘であったが、関係ないことなのである。

デスクふうむ 奈良には「鹿のふん」というお菓子が…。

前回登場した枝豆の漬物であるが、デスクは日本橋三越で購入。この方は……。

ご意見 枝豆の漬物はうちの近所でもある市川駅隣接の漬物屋さんに初夏の時期ありました。枝豆、ナス、キュウリとある中で枝豆がおいしく、ビールのおつまみに最適でしたが、先週はなかったですね。ちなみにおつまみはこれと豆腐という、豆豆コンビが多かったような(ゆうかりんさん)

デスクびっくり し、知らなかったぁ。灯台もと暗し。

外国事情。

ご意見  イギリスではメインディッシュの付け合わせといえばジャガイモ、ニンジン、長ネギおよび豆(グリーンピース)のどれか(もしくは複数)がほぼ100%です。
 またフィッシュ&チップスに豆(ここでもグリーンピース)は付き物で、ほとんどの店で丸ごと(Garden-pea)と潰した(Mash-pea)が選択できます。Garden-peaは単にゆでてあるだけで、Mash-peaの方は甘くないうぐいすあんといった感じです。
 どちらもたっぷり盛り付けてくれます。またPeaボールと呼ばれるMash-peaをボール状にして天ぷらのように揚げたものも売っています。直径で5センチぐらいあるのでこれだけでもお腹一杯になります(gotsu@イギリスさん)

日本で食べるフィッシュ&チップスには豆がつかない。豆(とう)してだろう。

ご意見 スペイン留学中、下宿先ではレンズ豆(小指の爪くらいの凸レンズ状の豆)やガルバンソ(日本ではひよこ豆とかエジプト豆?とか言うらしい)、白インゲンのスープがよく出てきました。ポテトやチョリソ、その他いろいろと一緒に煮込むのですが、家庭やお店によって味の特色がよく出る庶民的なスープです。
 豆の量はドバッというか、豆だらけのド迫力で、深皿にあふれんばかりの状態で出てきます。これだけで胃袋が変形する程のボリュームでした。栄養満点、カロリーも高かったかも(グラナダ懐かしいわオバさん@倉敷さん)

かつて絵画に登場する食べ物を解釈するという美術企画を連載したことがある。そのときに知ったのだが中世ヨーロッパでは地中に生えるもの、地面に近い食べものほど庶民のものという考え方があった。英国ディナーの付け合わせに使われるというジャガイモや豆、ニンジン、ネギなどは地中や地表すれすれのところで採れるので庶民派の食材の名残をとどめているということになる。

懐かしのテレビ映画「ローハイド」でもカウボーイたちは毎晩豆の煮込みばっかり食べていた。もっとも当時の私は、とても羨ましかったが。

ご意見 近くのレストラン(食堂)に夕方どこからともなくスーパーの籠の中に各種おつまみ豆を入れて売りにくるインド人の豆売りがいます。ほぼ全員(店の人も)が無視していますが私はおもしろいので買います。
 欲しいと合図するとそのインド人は勝手に店のお皿を取って来て豆盛り合わせを作ります。刻みネギと刻み唐辛子もお好みで入れてくれます。20バーツ(60円くらい)で、ビールに合います。
 その豆の中でも一番のお気に入りはサフランライスみたいな黄色のお豆さんです。最初は豆と思わなかったら「これも豆だよ」とのこと。最近その豆の正体が解りました。グリーンピースだって? 知らなかったのは私だけですか? グリーンピースは緑の丸いのですよね。緑の丸いのを分解してもこのようにご飯の乾燥みたいにはなりません。明日からはもっとタイならではのお豆さんを探します。待っててください(バンコク在住 yumekoさん)

待っちょるよー。でも辛いのはだめよー。

デスク 辛いの大歓迎ー。

メロンパンとコッペパン、スカロップについては次回。「食べ物じゃないけど」の坂井さん、面白いです。もう少し詳しく教えてください。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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