検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

祝い事に赤飯、不祝儀には黒豆ご飯? 習俗に根ざす豆

枝豆そら豆お豆さん(3)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

グリーンピースご飯の存在感が西日本と東日本とで大きく違っていたり、そら豆の皮を食べるか食べないか、これまた人によって差があったりと、豆にもいろいろと「食の方言」があるようだ。

意外に気づかない豆の種類。

ご意見「豆」といえば、もやし。「もやし」といえば、大豆もやし! と疑わなかった私は緑豆やブラックマッペなどという、食べたことがあるのかも分からないような豆から作られていると聞いて、非常な驚愕を受けました。それ以来、中華丼を食べては「これは何?」。ナムルを食べては「これは何?」の連続。
 ある日、もやしの先に黒い異物(豆の皮)がついているのを見て、そのもやしが「ブラックマッペもやし」であることが判明!! うれしくてカミサンに説明したら、「フーン」のひと言で終わり。がっかり。
 ちなみに、もやしは英語でビーンスプラウト。
 ちなみにタイではもやしを生のまま焼きそば(パッタイといいます)にのせて食べます。
 豆の種類は、わかりません(カズボボ@栃木在住さん)

緑豆もやしと称して売っているものは見たことがあるが、ブラックなんとかは知らなかった。ブロッコリーの芽やそばの芽など各種スプラウトがスーパーに並んでいるのを見ると、なるほどもやしは元祖スプラウトであることよと思う。寿司ねたの「芽ねぎ」も葱のスプラウトですかいのう。

赤飯は祝儀に黒豆ご飯は不祝儀に登場する。

ご意見めでたいときに食べるのは小豆の赤飯ですが不幸ごとでは黒豆のご飯です。昔、祖父の葬式で出たのは覚えてるのですが、最近はお目にかかることがありません。廃れたのかなぁ。単に私が見落としてるのかもしれません。地方でも異なるのでしょうか? ちなみに私は愛媛の松山に住んでます(烏谷さん)

いや、このような習俗に関する食の文化はしぶといものなので、他地域にも残っていると思われる。

その黒豆であるが……。

ご意見黒豆のきなこを「作らせる」お店と言えば大阪、空中庭園地下の「芭蕉庵」さんです。写真の通り黒豆をゴリゴリ……隣の席では外国人観光客が子供たちと楽しそうにやってます。
 写真は左上からお臼様です。テーブルの中央に鎮座して御座います。はは~。
 そして、まな板の上の鯉ならず、臼の上の黒豆です。粉みじんにしてやる~!
 左下はきな粉がでてきたところ。照明が暗く、赤っぽく写っていますが実物はもっと黄色です。
 最後に茶こしでふるいにかけます(茶こしに残った粗い奴は……私はもう一度臼でひきました、貧乏性です)。
 まったりと、余裕を持って、食する時間。贅沢だなあ(大阪の原さん、写真も)

あのなんですか、この店では客に黒豆を渡してきなこを作らせるんですか? 金取って? セルフ? 作業? ボランティア?

それにしても原さんは大阪に引っ越してから快調ですね。水が合う?

久しぶりにフロリダ在住の「曲者」さんからメールが来たと思ったらこれだよ。

ご意見 野瀬さん、知ってた? ウーロンハイやカンチュウハイを飲みすぎるとアルチュウハイマーになっちゃうんだって。控えめにしようね、治療法まだないっていうし。

科学の進歩によって治療法はすでに、あるちゅう話である。

デスクん すでになっちゃってません?

しょうゆ豆は煮るのか漬けるのか。

ご意見生まれた時から高校の卒業式当日まで香川の某山のふもとで育ったうちのおかんに言わせると、しょうゆ豆は「炒ったそら豆が熱いうちにしょうゆベースのつけ汁に『漬け込んで』冷めるまでそのままおいとく」のだそうです。皮は「もちろん食べる」と言いきっております。
 いろんな会社がしょうゆ豆を販売してますが、おかんが一番おいしいと思うのはO西食品らしいです(両親は香川産・本人は大阪産 ぽん吉さん)

しょうゆうことですか。漬ける派ですね。煮る派はいますか?

同じ豆でも。

ご意見同じ名称でも実体は地域によって違う豆についてメールします。北海道は旭川市に旭豆というものが100年近く前からあります。これは炒った大豆に砂糖の衣を着せた豆菓子で、私は格別にうまいとは思いませんが、あるとなんとなくポリポリやってしまいます。
 この旭豆は旭川だけのものだろうと思っていましたが、佐賀県にも旭豆があるそうです。佐賀県版は炒ったエンドウ豆にショウガベースの甘い衣を着せているそうで、何だか「固体化冷やしあめ」みたいな気分になります(実物に出合ったことはないのですが)。
 かたや砂糖で甘く、かたやショウガで甘くと、同じ名前でこれだけ如実に地域差が出ている豆も珍しいのではないでしょうか(みなみ@神奈川さん)

佐賀県には肥前旭という鹿児島本線の駅がある。その旭と関係があるかも。ここは久留米の隣駅。そんなことで私も佐賀の旭豆を食べたような記憶がある。いまは目の前にあっても食べられない。理由は聞かないで。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_