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「お嬢様学校には違和感」 女子御三家、雙葉生の今 雙葉中学・高校の和田紀代子校長に聞く

2017/9/17

東京都千代田区にある雙葉学園

 

 「女子御三家」と呼ばれる名門私立女子校の雙葉学園(東京都千代田区)。カトリック系で、幼稚園から小学校、中学校、高校まである一貫女子校だ。東京大学と国公立大学医学部に全体の約2割が進学し、首都圏では「頭のいいお嬢様学校」というイメージで知られる。JR四ツ谷駅にほど近い雙葉を訪ねた。

■荘厳な新校舎

 四ツ谷駅から徒歩3分、上智大学と道路をへだてた所に雙葉学園はある。いかにもカトリックと思わせる荘厳な新校舎だ。都心だが、江戸城内にあった土手が校舎前にあり緑も豊かだ。2学期の始業日は9月9日と他の学校よりも遅めだが、訪れた6日は多くの生徒が文化祭の準備のため登校していた。上品なイメージの女子校だが、久しぶりに同級生に再会したためか、校内には和気あいあいとした雰囲気が漂う。

 現在、早稲田大学に通う雙葉OGは「中学に入学する時は、お嬢様学校なんだろうなと思っていましたが、全然違いました。『ごきげんよう』なんていう子はいません。中高はしつけも厳しくないし、かなり自由。ボーイフレンドのいる子もいて活発な学校でした」と話す。雙葉中学・高校の和田紀代子校長も「お嬢様学校といわれるのは違和感があります」という。

 雙葉は1909年にフランスの修道会「幼きイエス会」により設立されたカトリック系の女子校だ。姉妹校に田園調布雙葉学園など4校がある。お嬢様学校とされるのは、皇后・美智子さまが雙葉小学校、皇太子妃・雅子さまが田園調布雙葉出身であるのも一因といわれる。和田校長は「幼稚園や小学校から中高まで一貫の私立ですから、公立よりもお金がかかるのは事実です。しかし、うちの生徒はまじめだけど、物静かなお嬢様タイプではないでしょうね。明るく、元気で行動的な生徒が多く、文化祭などの行事で盛り上がります」と話す。

■対外試合OKは3部だけ

 雙葉の幼稚園の定員は1学年40人、小学校は80人。中学には外部から100人が入学して180人となり、中高6年間を過ごす。中学に4月に入学すると、6月に校内球技大会が控えている。バレーボールなどの球技を通して同級生のきずなが強くなり、友人の輪が広がる仕組みだ。続いて9月に文化祭、10月に体育祭がある。

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