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ポイント賢者への道

税金、コンビニで賢く払う 電子マネーでマイル獲得も ポイント賢者への道(28)

NIKKEIプラス1

2017/9/13

PIXTA

 前回の「税金のクレジットカード払い 手数料と還元率の比較を」では、税金をインターネットを通じてクレジットカード払いすることで賢くポイントをためる方法を考えました。クレカ納税時には一定の手数料がかかるため、ポイント還元率が高めのクレカを使うことが大切ですが、それでも手数料負けすることはあります。そんなときに役立つワザを紹介しましょう。

 クレカ納税時の手数料は自治体によりますが、一般に「税額が1万1円から2万円までは157円」などと税額区分ごとに決まっています。手数料を率に換算してみると、税額が1万1円なら手数料率は約1.6%、2万円なら約0.8%になります。前者の場合、還元率1%のクレカでも手数料負けします。

 そんな場合にチェックしたいのが自治体から送られてくる納付書です。バーコードが印刷されていれば、金融機関の窓口だけでなく、コンビニエンスストア店頭での納付が可能です。

 金融機関と同様、コンビニでも通常は現金での納付を求められますが、例外があります。セブンイレブンやミニストップではそれぞれ特定の電子マネーを使うことができるからです。前者は「nanaco」、後者は「WAON」です。

 電子マネーは現金納付時と同様、手数料が不要なうえ、クレジットカードからチャージ(入金)することでポイントを獲得できる機会があります。nanacoの場合「セブンカード・プラス」からチャージすると0.5%分のnanacoポイントがたまります。

 WAONは通常クレカからはチャージできませんが、JALと提携した電子マネー「JMB WAON」なら一部のJALカードからチャージが可能で、マイルがたまります。コンビニ納付に対応する自治体は増えています。電子マネー払いでポイントを獲得できる場合は活用しましょう。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2017年9月9日付]

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