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簡単抽出でも味がぶれない 新コーヒーメーカー6選

日経トレンディ

2017/8/29

日経トレンディ

カフェカルモ代表 関口恭一氏

コーヒー人気を受け、新タイプの抽出グッズが増えている。コーヒーマイスター資格を持つ自家焙煎コーヒー専門店店主・関口恭一氏が「テクいらずで味がぶれない」という視点で6商品を試した。グランプリはアイスコーヒーメーカー(サーモス)。「指定の量の氷を保冷ポットに入れ、粉と水をセットすれば専門店並みの味になる」。濃くいれて氷で薄めるアイスコーヒーは味が安定しにくいが、これがあれば確実においしくいれられる。

■ゆっっくり落ちるお湯で安定した味に

オートドリップコーヒーメーカー(オクソー)
実勢価格3240円(税込み)
ドリッパーと給湯タンクのみのシンプルな構造。マグカップに直接抽出する仕組み

ドリッパーに粉を入れ、上にタンクを載せて湯を注ぐ仕組みの抽出器具。タンクの底にある8つの小穴から、抽出に適した量の湯が粉に満遍なく落ちる。「粉の量と湯の温度をそろえるだけで、付きっきりで湯を注がなくても毎回同じ味を再現できる。慌しい朝は便利」(関口氏)。

■空気の圧力で一気に抽出、失敗なし

エアロプレスコーヒーメーカー(Aerobie/小川珈琲)
実勢価格4320円(税込み)
粉と湯を入れた器具をカップに載せ、片手で支えてプレスする。力はいらない

空気圧をかけて、コーヒー粉からうまみや香りを素早く引き出す抽出器具。粉と湯を外筒に入れ、10秒混ぜたら内筒を差し込み、30秒かけてプレスする。「工程が非常にシンプル。トレンドの浅煎りコーヒーにぴったりの抽出法。片づけは粉を捨てるだけなのもいい」(関口氏)。

■タンクが回転、技術なしで本格派の味わい

ドリップマイスター(アピックスインターナショナル)
実勢価格4680円(税込み)
通常のコーヒーメーカーに付いている湯沸かし機能はなく、湯を注ぐ仕組み

底に3つの小穴が開いた給湯タンクが、360度自動回転。少量の湯を渦巻き状に粉に注ぐハンドドリップの動きを再現する。抽出時間は4分と長いが、タンクが二重構造で湯が冷めにくく、抽出中に適温を保つ。「豆のうまみが引き出された、ハンドドリップに近い味」(関口氏)。

■本格派サイフォン、香りと濃厚な味が際立つ

サイフォン式コーヒーメーカー(ツインバード工業)
実勢価格8530円(税込み)
湯が上がってきたら、きちんと粉と混ざるようヘラでかくはんするのがポイント

上のじょうごと下のフラスコからなる抽出器具。フラスコ内で沸騰した湯は圧力を受けてじょうごに移り、そこで粉と混じり合い、フラスコに戻る。熱湯で豆の香りや油脂を引き出すので、味わいが濃厚。「電気式は加熱が安定するため初心者も使いやすい」(関口氏)。

■水出しコーヒーが1時間で完成

スロードリップブリューワー ハリオ雫(ハリオ)
実勢価格3890円(税込み)

水出しコーヒー専用器具。網目状のストレーナーに粉を入れ、上の容器に水を注ぐと滴下が始まり、600mLが約1時間で抽出される。「この量を落とすには通常5、6時間かかる。これだけ短時間で抽出できるのは画期的。味わいはさっぱり」。手早く作り、何杯も飲みたい人に向く。

ストレーナーはステンレス製で豆の油脂を適度に抽出。使用後はさっと洗えて衛生的

■手間いらずでプロのアイスコーヒーの味

アイスコーヒーメーカー(サーモス)
実勢価格6980円(税込み)
抽出後、コーヒーは氷詰めのポットに注がれ急冷。ポットは保冷機能もある

粉と水をセットすると、通常のコーヒーの2.5倍の濃さで自動抽出し、氷入り保冷ポットで一気に冷やすアイスコーヒー専用機。おいしいアイスコーヒー作りの肝である「濃くいれて急冷する」という鉄則を踏まえており、「苦みと香りが立ったお店並みの味になる」(関口氏)。

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ2017年9月号の記事を再構成]

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