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値上がり投信ランキング テクノロジー関連がトップ

日経マネー

2017/9/13

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日経マネー

 今回は、2017年6月末における過去1年間の騰落率ランキングを取り上げる。首位は「JPMジャパン・テクノロジー・ファンド」。テクノロジー関連の割安成長株に投資する国内株式投信で、値上がり率は約90%。17年に入ってからの半年間でも同50%を超える。

 設定はIT(情報技術)バブルの最盛期である1999年5月。スタートダッシュには成功したものの、バブル崩壊で運用成績は急降下。その後、リーマン・ショックによる大きな値下がりも経験した(下グラフ参照)。保有期間によっては、資産価値が2割程度にまで目減りしたケースもあった浮き沈みの激しい同投信だが、足元の好成績もあり、設定来のリターンは200%超。18年間、無分配を貫いていることも注目される。

 最近、販売会社が長寿投信に再注目する動きがあるが、この投信はどうか。実は、同投信を取り扱う証券会社3社は全て、新規の購入申し込みを停止している。投資先に規模が比較的小さい銘柄が多いため、急激な資金流入で思い通りに運用できなくなることを避けるための措置とみられる。好成績の投信だけに販売再開を望む声も多そうだが、今のところその予定は示されていない。

 この他、ランキング上位には国内株式を原資産とする通貨選択型投信の新興国通貨コース、資源国通貨コースが目立った。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2017年10月号の記事を再構成]

日経マネー 2017年10月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 730円 (税込み)


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