検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

汁なし担々麺に悶絶 伏兵はカツオたたきの生ニンニク

辛いもん(5)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

前回は、メキシコやタイから、激辛という爆弾を積んだ爆撃機が何機も飛来した。そして今回は、米国からステルス戦闘機が急襲!

ご意見 当地アメリカにはBuffalo Wingsという食べ物があります。いわゆる手羽先を揚げて、辛いソースを絡めたものです。中西部には、その専門店もあるぐらい、代表的なバーフードです。
 家の近所のピザ屋にもこのBuffalo Wingsがあります。普通はマイルド、ミディアム、ホットという順番に辛くなるのですが、ここはさらにエクストラ・ホット、スイサイド(自殺的)、ホミサイド(殺人的)と続きます。
 主人(辛さに対しては凡人)はミディアムをオーダーします。シンガポールで辛い物には鍛えられている私は、常にスイサイドをオーダーするのですが、友人と一緒にホミサイドをトライしてみました。
 はっきり言って、人生でこれほど辛い物は食べたことがありません。口の中は一瞬にしてマヒし、何を飲んでもその辛さを抑えることはできませんでした。涙を流しながら一本食べ終えたら30分は休憩が必要。ただ30分ぐらいすると、またその刺激を求めて食べては休憩を繰り返し。1人4本食べたところでギブアップしました。次の日に全員お腹をくだしたことは言うまでもありません(お名前ありません)

攻撃態勢に入ったところで自爆。ふー。

国内にもオソルベキものが存在する。

ご意見 サスペンスホラーなどの領域において、最も恐ろしいサイコは「殺意や悪意を微塵も感じさせない能力を持つ」存在です。今回ご紹介する「ソイツ」は清楚で芳しい仮面の下に、恐ろしいほどの殺意と能力を秘めている!
「ヤツ」の名は「アサリ麺」! 先週、このサイトで報告された元祖台湾ラーメンを謳う名古屋の某店で、ヤツは沈黙を守りながらブレイクの時を待っている!!!
 ヤツは名古屋の地で知る人ぞ知る存在である…4年前、「ぜひ食べさせたいものがある」という妹の謀略に乗せられた私の面前に、ヤツはやって来た。湯麺の上のアサリ炒めの芳香が食欲を刺激し、私はヤツの罠に簡単に落ちてしまった。「まずはアサリの旨みをたっぷりと含んでいるであろうスープから…」と一口スープを飲んだ瞬間、鶏ガラスープのコクとアサリの旨みを閉じ込めたスープの味を一蹴してしまうほどの強烈な「辛味」が炸裂! その辛味ですべての味覚は吹き飛んだ。そして、のどを通る瞬間に粘膜をけいれんさせるハイパーパワー。飲み込もうとしてもヤツの攻撃は緩められることはなく、炸裂の度合いを増していた。結果「むせた」…。
「男は辛口!」を旨としていた当時の連合いを伴って再度この店に行き、同様に「すっごぉ~く食べさせたい裏メニューがあるのぉ~♪」と言って「ヤツ」をオーダーしてみた。結果、0.3秒で「むせた」…(西荻の怒髪天娘さん)

実は近々名古屋に行く予定がある。そしてこれを食べることになっているのである。自傷行為であることはわかっているが、シゴトなのである。くーっ。

デスク うらやましい。素敵なお仕事。

ご意見
 尾道には「激辛かき氷」というシュールでナイスなメニューを持った甘味処があったはずなのですが…ありません。閉店か? 移転か? ありませんでした。悔しい! こんな所にまで野瀬首領率いる「辛い物追放同盟」の魔手が延びていたのか。
 こんなことで挫けるわけにはいきません。魔手の届かぬ海の向こう、四国松山へ懲りずに遠征しました。そこで、以前遭遇した経験のあるユニークな「清まる」さんで「激辛花火カツ定食」の画像をゲットしてまいりました。
 ぱっと見は普通のカツレツですが、二つに切った間を見ると豚肉とソーセージと…七味唐辛子に彩られたタップリのソースが姿を現します。パクっと食べるとまろやかなソースにほどよい辛さが絡んでいい感じ。
 ところでこのお店、辛い物だけではありません。メニューに書かれたような…まあ、色々あります。私が行った時も、学生さんのグループが「かつパフェ」という豪傑メニューを注文し、数人でトライしておりました(大阪の原さん)

知ってるよー、松山のその店。前を通ったが入らなかった。あのときは今治の土井中さんに銘店居酒屋に連れていってもらってご機嫌だったんだな。

んっ、どうしたのチューバッカ? ああ、ファルコン号からウーロンハイ持ってきてくれたの? ありがとね。

同じく四国の話。

ご意見 高知も暑いので香辛料の利いた料理は欠かせません。その中で特徴的な使われ方をしているのはニンニクではないでしょうか。最も一般的なのは「カツオのタタキ」の生ニンニクでしょう。高知市は全国でも最も「ニンニク臭い」のに寛容な県庁所在地では…。
 高知名物「カツオのタタキ」の薬味は、おろしショウガではなくスライスしたニンニクが普通です。生のニンニクは結構辛くて子供はほとんど食べません。しかし大人はカツオの刺身やタタキ1切れにつき1片のニンニクを添えて食べるのが一般的です。
 高知では営業職や接客業の従事者でも「翌日のニンニク臭い!」を深く考えずカツオのタタキや焼肉を平然と平らげるのが当たり前の光景です(高知の恒石さん)

小6のとき、戦友を訪ねる父に連れられて高知に行った。ペギー葉山の「南国土佐を後にして」が流れていた。戦友が庭で藁を燃やしてカツオのタタキを作ってくれた。ニンニクが添えられていたかどうかは覚えていないが、添えられていたとしても口にしなかったと思う。なぜなら父はニンニクが大嫌いだったからである。

デスク 焼肉屋さんでよく見かけますよね。生ニンニクのスライス。あれ、加熱しないで食べるとキョーレツに辛いですよね。火を通すとあんなに甘くなるのに…。

C-3PO、ウーロンハイお代わり! ファルコン号にはモツ煮込みはないの?

デスク真っ黒な顔(これは本当!)で C-3PO、「スパイス」をたっぷり効かせてお出しして。

デスクへの招待状。

ご意見 デスクは辛みの暗黒面に落ちてしまったようですが、横浜に辛み好き、肉好き、大盛り大好きのデスクにお勧めのカレーチェーンがあります。普通でも辛口ですが、さらに辛さを増すことができます。量に関しましては写真をご覧ください。これが普通盛りです。横浜へ取材にこられた時にこそっとよってください。
 最初は「スタミナカレー、生、5辛」がお勧めです。店名は「横浜」「スタミナカレー」で検索すればすぐに出てくる「○ーグ」です(久保さん)

デスクにっこり うーん、そそられますねぇ。横浜に行った際にはぜひ挑戦しようと思います。

これもデスク宛。

ご意見 「なんばん」とは、道産子のウチのカミさんがよく口にする言葉です。尋ねてみたところ青トウガラシ=なんばんであると。では成長して赤くなったらなんというのか聞いてみたら「それは唐辛子という」と明確な答えでした。
 正月には北海道(函館)からイカ製品をお取り寄せするのですが、毎年購入するのが「三升」漬け。しょうゆを1升、米麹を1升、なんばんを1升合わせたタレでつけ込んだイカが「三升漬け」です。カミさんは自家製の三升漬けをいつも食べていたばかりか、最後に残った辛いタレを、あつあつの白飯にかけて喰らっていた(今も好き)と申しております。
 ぜひ、辛味党の広報であるデスク殿にはご賞味いただき悶絶していただきたいと存じます。私も三升漬けは好きですがタレかけご飯は悶絶します。
 写真は「中国家庭料理 楊 池袋店」にて採取しました本格四川の汁なし担々麺、まぜた担々麺、麻婆豆腐(激辛。激震級)の写真です。激辛日本振興会筆頭与力のデスクにおかれましては「仕事は放棄して池袋に走れ!」でございます(ぎずもさん)

デスク 神田にも汁なし担々麺の人気店ができました。きょうの仕事はこれでおしまい! レッツ悶絶!

(特別編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_