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九州の高菜油炒め 白いご飯にぴったり、絶妙の辛み

辛いもん(3)

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NIKKEI STYLE

これから辛いモンのオンパレード。

ご意見 大阪≧焼肉≧韓国名物ビビンメン。その名の通り辛さでビビッ!とくる麺!
 夏はこれ! 秋もこれ! 冬もこれ! 春もこれ!
 でもね、路地裏の小店では食べられることを拒否するような「残さず食べられるか?」と挑発するような刺激的な店もあるんです。また攻めに行かないと(大阪の原さん)

九州にも辛いものはあるが、これに限ってはOK。むしろ好きかも。

ご意見 佐賀県は川副町の名物「ガニ漬け」。画像のそれは唐辛子入りです。コレがまた隠し味に色々使えます。今時分は季節柄、そうめんやうどんの盛りを食べる時につゆの薬味に使うと味にコクが出て、さらに唐辛子のピリッとした刺激で気合いが入ります。冷たいモノを食べながら、何だかホットな気分!
 あとはご飯とか冷や奴とか…白いモノに合いますね? コレをなめながらお酒をパイイチ…なんて思ったコトもありましたが、チョイと塩辛過ぎて儂(わし)にはキツいかな?と。料理の隠し味が妥当かな?と(中林20系中林52さん)

ガニ漬けというのはシオマネキの塩漬けのことである。爪や甲羅も細かく砕いて入れてある。子供のころ、よく食べた。記憶ではがりがりと食べたのだが、このメールを読むと漬け汁を利用するみたい。ということは私は間違った摂取の仕方をしていたのであろうか。不安になってきた。

ご意見 我が家では「高菜油炒め」が定番です。最近の豚骨ラーメン屋さんの「辛子高菜」とはちょっと違います。高菜の古漬けを、唐辛子エキスをたっぷり抽出した油で炒めます。チャーハンや焼きうどん、お茶漬けなんかに最高です。写真は茶漬けです(久留米やきとり学会 豆津橋渡さん)

ふっふっふ。私はこれを常備しているのよ。スーパーで高菜の漬物を買ってくる。それを細かく刻んでちょっと絞る。フライパンに油を敷いて高菜を投入。そこに刻み唐辛子少々と砂糖少々を加えて軽く炒めればできあがり。唐辛子は香りづけ程度に入れるのがこつ。

豆津橋さんちとは少し作り方が違うようだが、私の場合はこれさえあれば朝から丼飯。今朝もこれでご飯をお代わりしたのだ。

炎の大作戦。

ご意見 自衛隊の駐屯地でしか買えない限定土産は幾つかありますが、その1つである「炎の大作戦」が、陸上自衛隊立川駐屯地で人気を博しているそうです。
 まんじゅう12個の詰め合わせなのですが、その中の2個に唐辛子のあんこ「激辛弾」が隠れており、外見からは全く見分けがつかないとのこと。
 駐屯地の受付で「買いたい」といえば、隊員が迎えにきてくれるそうなので、是非一度、買いに行ってみたいと思っているのですが、デスクが代わりに突撃してくれないかなあ…どのくらいの"衝撃"なのでしょうか?
 むかし、カラオケボックスのメニューに「ロシアンルーレットコロッケ」というのがありました。大皿の中に、確か1個だけタバスコがたっぷり入ったコロッケが出てきて、順番に食べながら誰が「当り」だったかを当てるという古典的なゲームをやっていたのを思い出しました(ミルフォードさん)

立川在住の同人の方、どなたかご協力を。でも陸上自衛隊がこんな兵器を装備しているとは知らなかった。ゴジラ対策?

デスクん 野瀬対策?

野瀬 たしかに私は辛いモンを食べると火を噴くが…。

デスクしゅわっち よしっ、辛いモンを不当に攻撃する悪い怪獣は地球防衛軍に退治してもらいましょう。

中林20系中林52さんからは毎週何通ものメールをいただくが、さきほど紹介した以外にこんなものもあった。ひょっとして曲名やなんかを織り込んだ労作?

ご意見 近所のQイーンズ伊勢Tで売ってるのでお世話になってるのが、インド料理/カレーの名店「Dリー」のインドカレーソース各種。特に辛さ五つ星STRONG HOT極辛の「カシミールカレー」は素ン晴らしいコトこの上ない! 色もウスターソースみたいで黒系です。
「カシミール」といえばレッド・ツェッペリン。でもこのカレーソース、インパクトからすれば「アキレス最後の戦い」か? 最初は普通に香り高く深い味わいながら、食べ進むにつれ顔面や頭皮は白糸の滝と化し「ウィアー・ゴナ・グルーヴ」、次第に頭はクラクラ…意識は朦朧…まさに「幻惑されて」!
 食べ終わるころ「死にかけて」しまったり「天国への階段」を探したりするコトはなく、軽い疲労と心地好い脱力感、そしてある種の達成感と何とも言えない多幸感! しばらくは何も考えたくはありません。
 って言うか考えるなんて無理! 嗚呼もう!「君から離れられない」! 皆様にもこの「胸いっぱいの愛を」!
 確かに辛いンです。野瀬さんなら「痛い」かも? でもイタズラに辛さを増幅したブツと違って、豊かな香りや深い味わいの方が先に立ちます。だからリピートしてしまうンでしょうね?
 問題は…安易に他人に勧めると「コミュニケーション・ブレイクダウン」してしまうかも?
 あと、食後に誰かから「お金貸して」って言われたら財布ごと渡してしまいそうな…。あと無理な仕事依頼とかバンバン受けたりして。気付けばトリプルブッキングが月に10日とか。コレ食べるなら、電話に出ちゃダメです!

デスク補足 口の中に残った辛さを収めようと、ウオッカをがぶ飲みしてはいけません。ましてや飲み過ぎで寝込んでしまってはいけません。命に関わります(って、ツェッペリン知らない人はわかんねぇだろうなぁ)。

再び北海道。

ご意見 辛味って痛点の味覚なんですね。唐辛子、コショウ、ワサビ、辛子、ショウガ、生ニンニクや生タマネギが、辛味食品の代表でしょうか?
 この日曜日に、北海道としては珍しい辛いラーメンに出合いました。カレー皿に盛られたストレート麺と、トッピングの鶏チャーシュー・メンマ・煮玉子・刻み海苔に水菜と白ゴマ。漬け鉢にはネギ・ゴマ・木耳が入り、たっぷりの粗挽き黒胡椒を入れた白湯スープをベースにしたしょうゆダレ。添えられたミルクポットにはショウガの利いた白湯スープ。
 漬けダレは思ったほどに辛くなく、野瀬さんでも2口くらいは食べられそう。そうとうなボリュームがあるのに、最後まで飽きずに食べられました。
 仕上げに、そば湯よろしく塩気のない白湯スープをタレに注いで飲むのですが、驚きました。コショウとショウガが相まって辛味が数倍に増幅されたのです。
 野瀬さんなら殺意しか感じない辛さでしょうね。デスクになら、もっともっとのおねだりモード的愛すべき辛さ。面白い辛旨体験でした(豊下製菓の豊下さん)

これまでのところは辛いモンに好意的な、いわば帝国軍のメールを中心に紹介した。が、私の手元には辛いモンに関する被害届けが山のように集まっている。次回はそれらをもって我々反乱軍は逆襲に転じるであろう。

R2D2じゃなかったデスクは、いつの間にか真っ赤なシャツを脱ぎ捨て全身黒づくめに変身した。そしてどこで買ってきたのかダース・ベイダーのお面までかぶって、すっかり暗黒面のヒトになっているではないか。

デスク、次回はフォースの軟弱な力を見せつけてやっかんね!

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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