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芸能プロ13社の男優比較 年齢別、次のエースは誰?

日経エンタテインメント!

2017/9/19

各年代に幅広く主演級がいるのは、アミューズ、LDH、ジャニーズ事務所、トライストーン・エンタテイメント、スターダストプロモーションだ。

アミューズは、数年前までは20代と比べて、30代の男優にアピール力のある存在が少なかったが、現在は海外での活躍を経て、「逆輸入」の形で脚光を浴びたディーン・フジオカと大谷亮平が所属する。

ジャニーズ事務所は、20代半ばの年代でSexy Zoneの中島健人がドラマ/映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』、映画『心が叫びたがってるんだ。』などで活躍して、主演男優の座を固めている。中島に続く世代では、『ごちそうさん』『あさが来た』の2本の朝ドラに出演した関西ジャニーズJr.の西畑大吾が、演技におけるジャニーズ事務所の次世代を担う存在として期待される。

■少数精鋭の注目事務所は?

綾野剛・小栗旬・田中圭の30代トリオが活躍するトライストーン・エンタテイメントは、20代後半で坂口健太郎、20代半ばでは間宮祥太朗が人気俳優に浮上。もともと少数精鋭の事務所であり、業界関係者は「次は、誰がこの事務所から出てくるのか」と若手の所属俳優に注目している。

同じく少数精鋭で知られるのが、東出昌大・満島真之介が所属しているユマニテ。女優では満島ひかり・門脇麦・岸井ゆきのが所属しており、顔ぶれを見ても分かるように個性的な演技派がそろっている。25歳以下世代の所属男優は2名だけだが、岡山天音は映画『帝一の國』や朝ドラ『ひよっこ』の漫画家志望役で注目を集め、井之脇海は『ひよっこ』で小島藤子が演じた幸子の婚約者を演じたのに加えて大河ドラマ『おんな城主直虎』にも登場。ともに個性派の新星として注目を集めている。

ホリプロは、鈴木亮平・妻夫木聡・藤原竜也・松山ケンイチと30代男優の層が厚く、20代後半には実力派の池松壮亮・中尾明慶がいる。25歳以下の成長が待たれていたが、竹内涼真が『ひよっこ』に出演して知名度を伸ばし、事務所の看板となる若手男優に浮上した。

女優は10代後半から20代前半にブレイクするケースが圧倒的に多い。だが、男優の場合は、20代前半、20代半ば、20代後半、30代、それぞれの時点で人気に火がつく可能性があり得る。各事務所は単に10代の若手をスカウトやオーディションで発掘するというだけではなく、幅広い年齢層に目を配って、新人を探すことが求められていると言っていいだろう。

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2017年9月号の記事を再構成]

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