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貯蓄力を上げる方法は3つだけ 自分との相性で選ぶ

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NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン

「貯蓄を増やしたい!」と思ったとき、どんな方法を選んでいますか?実は、貯蓄力を上げる方法は、3つしかありません。

家計を改善し、貯蓄力を上げるコツは、この3つ。

1.支出を減らす

2.収入を増やす

3.お金を育てる

このうち、どれが合うのか、どれが嫌なのか、自分の生き方をしっかりと持って選択することがためる力を上げていくポイントです。

貯蓄力を上げる方法その1 誰もが挑戦したことがある「支出を減らす」

この3つの中で、取り組んだ経験がある人が多いのは「支出を減らす」ではないでしょうか。聞き慣れた言葉では、「節約」ですね。

例えば、次のような方法に興味を感じたことはありませんか?

・外食を自炊に替える

・外食ランチをお弁当に替える

・カフェに行く代わりにコンビニコーヒーや水筒を持参する

・チケットを買うときに、金券ショップを利用する

・本やCDを買わずに、図書館やレンタルショップを利用する

このように、普段の行動を別の行動に置き換えるような手軽に始められる方法もあれば、一歩、二歩、気合が必要な支出の見直し方法もあります。

・年会費が必要なクレジットカードやETCカードの解約

・電気、ガスの自由化に伴う供給会社の見直し

・携帯電話やプロバイダー契約の見直し

・保険料の月払いから年払いへの変更

・保険の保障内容の見直し

・家賃が安いところへの引っ越し

・住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済

これらは、手間がかかったり、時間がかかったり、自分一人だけではすぐに行動できなかったり……というハードルがあります。でも、一度頑張れば、その後は自動的に支出を節約することができるので、日々の節約疲れが少ないのが特徴です。

すぐにできるけれど継続的な努力が必要な支出の見直しと、一度頑張る必要があるけれど、自動でできる支出の見直し。

一度に両方取り組むもよし、まずは、興味のあることやできそうなことから取り組むもよし、自分にあった「支出の減らし方」を実践してみてください。

貯蓄力を上げる方法その2 夢見る「収入を増やす」方法

会社員にとって難関となるのが、この「収入を増やす」という方法です。自分で増やしたいと思っても、会社には会社の昇給ルールがあるため、希望通りに増えるものではありませんが、次のような方法がないか探ってみましょう。

・社内の資格手当などを目標にスキルアップ

・出世する

・転職する

・独立、起業する

こうして見ると、すぐに収入をアップできるものは少なく、収入アップのためには、長期戦になることが多いようです。

最近は「副業」や「ダブルワーク」という言葉の認知度が上がり、「副業といえば、会社に隠れてやるもの」というような暗いイメージが払しょくされてきたようです。その理由は、会社の働き方ルールとなる就業規則への記載が、「原則禁止」から「原則容認」になり、国が副業を原則容認したことが大きいと思われます。

そこで、今度は自分の意志でできる収入を増やす方法を考えてみました。

・時給や日給で、アルバイトをする

・ネットビジネスを行う

・趣味や特技を生かした副業を自分で行う

・趣味や特技を生かし、クラウドソーシングに登録する

ただし、副業が原則禁止の会社であったり、業種によっては法的な制限があったりして、副業ができないこともあります。そんなときは、次の方法を実践しましょう。

・不用品を店に持ち込んで買い取ってもらう(古本、古着など)

・自分でアプリなどを使って直接販売する

これらは身近な方法であるだけに、取り組みやすい半面、「時間ができたときにやろう」と思って先延ばしにするケースもあります。通常は、時間がたつほどモノの価値は下がるので、断捨離をしたときには、その勢いで行動しましょう。家の中の整理とともに、これからの働き方の整理ができるといいですね。

貯蓄力を上げる方法その3 興味はあっても抵抗も根強い「お金を育てる」

「お金を育てる」とは運用、つまり、投資のことです。

日々必要なお金は、いつでも引き出すことができ、元本が守られている預貯金で運用します。でも、お金を使うまでに時間的な余裕があったり、少しぐらい投資で減ったとしても、値段が回復するまで待つことができる資金的な余裕があったり、損したときも気持ちの切り替えができたり、未来のお金を増やしたいような場合は、投資が力を発揮します。

損得などの値動きの大きさは別として、必要なときにすぐに現金化できる投資がこちらです。

・株式

・投資信託

・FX

・金

・仮想通貨

そしてすぐに現金ができない可能性が高いのがこちらです。

・個人向け国債(購入から1年たてばOK)

・不動産投資

まずは、現金化のしやすさという点から「お金の育て方」を分けましたが、実は、「お金の育て方」にはもう一つ、「どこでお金を育てるか」という分け方があります。「どこ」とは、税制の優遇策が使えるかどうかということです。

税制優遇策が使えるお金の育て方とその対象商品は次の通りです。

・NISA(少額投資非課税制度)……主な対象商品は、株式、投資信託

・2018年から始まる積立NISA……対象商品は投資信託

・確定拠出年金(企業型・個人型)……主な対象商品は、投資信託、預貯金、保険

NISAは、値上がり益に対して税金がかからないというメリットがあり、確定拠出年金では、掛け金に対する所得控除があるため、所得税と住民税が安くなり、さらに運用中の値上がり益に対しても税金がかからないというメリットがあります。

お金の育て方を考えるときは、商品や制度を理解した上で始めることが重要なので、分からないときは、コールセンターなどを活用して、商品の取り扱い元に積極的に確認しましょう。

このように、貯蓄力を上げるためには、「支出を減らす」「収入を増やす」「お金を育てる」、という3つの方法がありますが、あなたはどれをやってみたいと思いましたか?

その反対に、苦手だな、面倒だなと感じたり、現実的ではないと感じたりしたものはどれでしたか?

3つ紹介しましたが、必ずしも一つを選ぶ必要はありません。いろんな方法を組み合わせて実践するほうが、効果は高まります。

例えば、支出カットで月1万円、収入アップで月1万円、投資のリターンで1%あったとすると、30歳から年金を受け取る65歳までの35年間で、なんと1005万円のお金がたまるのです。

日々の積み重ねが、未来のお金をつくります。今できること、そして、やってみようかなと思ったことから実践しましょう! それが、あなたの安心になり、自信になります。

前野彩
 Cras代表取締役。FPオフィス will代表。大阪在住のファイナンシャルプランナー。中学・高校の保健室の先生から、結婚、退職、住宅購入、加入保険会社の破たんを経て転身。働く女性や子育て世帯が、お金の安心と可能性を実感できる「知れば得トク、知らなきゃソンするお金の知恵」を伝える。講演やテレビでも活躍。新著に「本気で家計を変えたいあなたへ〈第2版〉 書き込む"お金のワークブック"」(日本経済新聞出版社)。

[nikkei WOMAN Online 2017年7月31日付記事を再構成]」

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